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プレスリリース

【東芝エネルギーシステムズ】インドネシアの地熱発電所向け発電設備を受注

(Digital PR Platform) 2024年10月24日(木)15時18分配信 Digital PR Platform

2024−10−24
東芝エネルギーシステムズ株式会社


インドネシアの地熱発電所向け発電設備を受注
〜インドネシア最大の地熱発電事業者スターエナジーグループ向け

設備として初の受注〜


当社はこのたび、インドネシア最大の地熱発電事業者であるスターエナジーグループ傘下のStar Energy Geothermal (Wayang Windu) Limited(スターエナジー・ジオサーマル(ワヤン・ウィンドゥ)社)が拡張を計画するジャワ島西部のワヤン・ウィンドゥ地熱発電所の3号機向けの蒸気タービン・発電機1セットについて、本拡張工事のEPC注契約者である、東洋エンジニアリング株式会社の子会社のPT Inti Karya Persada Tehnik(イカぺテ)から受注しました。当社は同国の地熱発電所においてこれまで多くの発電設備を納入しており、その実績と当社製機器の性能が評価され、今般の受注に至りました。当社が、スターエナジーグループが運営する地熱発電所向け機器を受注するのは初めてとなります。

インドネシアは約30GW相当の地熱資源量を有する世界第2位の地熱資源国です。近年インドネシアでは、経済成長に伴い電力需要が増加しています。同時に、世界的な環境意識の高まりを受け、同国政府は発電容量を増やしつつ、2060年までにカーボンニュートラルを実現することを目指しています。同国の最新の「電力供給事業計画(RUPTL 2021〜2030年)」によると、2030年までに発電量を約40.6GW増加させる計画となっており、そのうち約8%(約3.35GW)を地熱発電で賄う予定とされています。ワヤン・ウィンドゥ地熱発電所の拡張工事はこの計画の一環として決定され、2026年中に運転が開始される予定です。

当社はこれまで、インドネシアにおいて、同国最大級の地熱発電所であるサルーラ地熱発電所や、パトハ地熱発電所1号機向けに大型の地熱発電設備を納入しています。累計では同国の地熱発電所向けに、蒸気タービン6台、合計311MW相当の発電設備を納入しており、同国の電力の安定供給に貢献してきました。
当社は、1MWから200MWまで、地熱発電設備に関し小型から大型までの幅広い製品ラインアップを有しており、顧客ニーズに応じた最適な製品・ソリューションを提供できることを強みに、持続可能な社会の実現に不可欠なクリーンエネルギーのさらなる普及に向けて国内外で地熱発電事業を展開してまいります。


プロジェクト概要
発電所名:ワヤン・ウィンドゥ地熱発電所
オーナー名: スターエナジー・ジオサーマル(ワヤン・ウィンドゥ)社
当社供給範囲:3号機向け蒸気タービン・発電機(発電容量30MW)
運転開始時期:2026年予定



注: EPC: Engineering Procurement and Construction:設計(Engineering)、調達(Procurement)、据付工事(Construction)





以上


*東芝エネルギーシステムズ株式会社は株式会社東芝の100%子会社です。


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