プレスリリース
航空理工学専攻から日本航空株式会社(JAL)に初の内定者誕生〜エアラインパイロット指定校推薦コースから日本航空(株)JAL自社養成パイロット訓練生が誕生〜
工学院大学(学長:今村保忠、所在地:東京都新宿区/八王子市) の先進工学部機械理工学科に設置されている高度な工学知識と操縦技術を修得した「エンジニア・パイロット」を養成する航空理工学専攻から、日本航空株式会社(以下、JAL)の自社養成パイロット訓練生として、内定者が初めて誕生しました。
パイロット養成を行う先進工学部機械理工学科航空理工学専攻において、JAL監修のもと設立した本学独自の「エアラインパイロット指定校推薦コース」で訓練を修了した学生が、同社実施の自社養成パイロット採用選考を受験、本専攻で初めて、運航乗務員訓練生(自社養成パイロット)として、内定を獲得しました。
「エアラインパイロット指定校推薦コース」は、高度な工学知識を兼ね備えたエンジニア・パイロットの養成を目的に本学・航空理工学専攻に設置されている操縦訓練コースの一つで、JALと連携した高品質な養成課程で訓練を積み、同社のパイロットをめざすコースです。
当該学生は2021年4月の入学時から、コロナ禍でもエアラインパイロットになるという強い志を持ち続け、操縦訓練を開始するために要求される様々なハードルを乗り越えて、2022年6〜8月にかけて米国で行われた訓練に参加し、FAA自家用操縦士ライセンスを取得し帰国しました。その後、国内で行われた適性確認に合格し、本コースのカリキュラムをすべて修了しました。その後、本学からの推薦によりJALが実施する自社養成パイロット採用選考に挑み、2024年10月に同社より、運航乗務員訓練生(自社養成パイロット)として内定を獲得しました。
【内定学生からのメッセージ】
中野 愛斗さん(先進工学部 機械理工学科 航空理工学専攻 4年)
在学中は操縦訓練をはじめ、JAL現役機長による特別授業聴講や同社の羽田空港施設を見学する機会があり、これらの経験が様々なハードルをクリアするための意欲になりました。また、同じ夢を追う仲間たちと飛行操縦訓練という貴重な経験をともにできたことで、大変有意義な学生生活を送ることができました。本学での学びを忘れずに、入社後の訓練にも励んでいきたいと思います。
■航空理工学専攻の特徴
航空理工学専攻には、工学院大学と日本航空(株)(JAL)との推薦制度により、同社の自社養成パイロット採用選考への推薦資格取得を目指す「エアラインパイロット指定校推薦コース」を設置しています。本コースの学生は、まず本学が提携する米国フライトスクールで米国の自家用操縦士ライセンスを取得します。その後、適性確認フライト(適性確認)に合格すれば、本学からの推薦により、日本航空(株)(JAL)が実施する自社養成パイロット採用選考に挑戦することが可能となります。日本航空(株)(JAL)監修のもと設立した同コースは、学生の経済的負担が大幅に軽減され、低廉な訓練費でエアラインパイロットを目指すことができます。
本専攻では、国内訓練のみで日本の事業用資格取得を目指すJCAB事業用国内ライセンサーコースをはじめ、多彩な訓練コースを開設しています。エンジニア・パイロットを目指す一人でも多くの若者が夢を実現できるよう、取得するライセンスの種類や訓練期間など、学生の希望に沿った多様な選択肢を用意し、本学独自のカリキュラムで最大限支援します。
■工学院大学 航空理工学専攻特設サイト
https://www.kogakuin.ac.jp/engineerpilot/index.html
▼本件に関する問い合わせ先
総合企画部広報課
廣田・後藤
住所:東京都新宿区西新宿1-24-2
TEL:03-3340-1498
メール:gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/