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プレスリリース

成城大学 <文芸学部創設70周年記念イベント>成城学園砧移転100周年事業―これからも街とともにー

(Digital PR Platform) 2024年10月08日(火)14時05分配信 Digital PR Platform



「デジタル・ミュージアムの可能性」体験&シンポジウム開催
〜デジタル技術は、美術作品の研究・鑑賞をどう変えるのだろうか?〜
【日時】 2024年11月30日(土)12時〜16時(体験)/14時〜16時(シンポジウム)
【会場】 成城大学3号館





成城大学(東京都世田谷区 学長:杉本 義行)は、「成城学園砧移転100周年事業 -これからも街とともに-」の 一環として、文芸学部創設70周年記念「デジタル・ミュージアムの可能性―新しい管理・研究・鑑賞に向けてー」と題したデジ タル技術の体験会とシンポジウムを、2024年11月30日(土)に成城大学3号館にて開催いたします。
本シンポジウムでは、デジタル技術により生み出された新たな鑑賞ツールを大学内に展示し、「デジタル・ミュージアム」を学生や一般の方々へ実際に体験していただきます。
その上で、美術史研究者やデジタル系開発者、美術館学芸員などによる発表と討議を行うことで、デジタル・ミュージアムが持つ現在の問題点と将来の可能性について知っていただくことを目的としています。
なお今回の企画は、美術品のデジタル化に関して大きな実績のある DNP(大日本印刷)の協力を得て実施します。

■デジタル技術が美術にもたらす変化について
今日デジタル技術のめざましい向上によって、美術作品の鑑賞の場に、高精細画像による拡大、360度から鑑賞できる3DCG、バーチャル・リアリティの空間などさまざまな新しい試みが導入されています。
美術館におけるデジタル化は、所蔵品のデータベースという管理業務から、インターネットによる画像や情報の公開、さらには 館内における様々な鑑賞ツールへと展開を遂げており、今後AI などとのリンクによってますますその可能性は広がっていくことでしょう。芸術作品の中でも特に美術作品は実物に接することが重要だと考えられてきましたし、今でもそれは基本的には変わらないと思いますが、その一方でデジタル化が、実物以上の細部の観察を可能にしたり、物理的・空間的制限を乗り越えたりするばかりではなく、実物を体験するのとは異なる、新しい研究や鑑賞の可能性を持っていることも否めません。



◆概  要◆
【日時】     2024年11月30日(土)
【プログラム】
12:00〜16:00  「みどころシリーズ」体験 会場:成城大学 3号館 学生ホール
         1.みどころキューブ:テーマや関係性などから作品をつなげるキューブ型のインターフェイス
         2.みどころギャラリー:バーチャル空間でのミュージアム体験
         3.みどころウォーク:ヘッドマウントディスプレイを装着し、移動しながら鑑賞するVR 空間
         4.みどころビューア:高精細3DCGビューア
         5.みどころグラス:スマートグラスを用いたバーチャル作品展示
※各ブースは自由な順序で体験いただけます。お一人ずつ体験いただくため、お申込多数の場合は全ての作品を体験いただけない可能性がございます。

14:00〜16:00 シンポジウム「デジタル・ミュージアムの可能性」 会場:成城大学3号館003教室
        研究・教育の立場から  喜多崎 親 (成城大学文芸学部 教授)
        開発の立場から     田井 慎太郎(大日本印刷株式会社)
        美術館の立場から   鴨木 年泰(東京富士美術館学芸課長)
【お申込み】 下記事前申請フォームよりお申込みください。 ※締切:11/22(金) まで
         https://forms.gle/iRT6o13y8RsfGAM57
 
【参加費】 無料 ※お申込み多数の場合は、学生を優先のうえ抽選となる場合がございます。
        ※未就学児の入場はご遠慮ください。
【お問い合わせ】 成城大学文芸学部 TEL:03-3482-9412 



<パネリスト・プロフィール>
田井 慎太郎 (たい・しんたろう)
2009年3月、成城大学大学院文学研究科 美学・美術史専攻 博士課程前期 修了。
2009年4月、大日本印刷株式会社に入社。以来、ミュージアム施設を中心とする鑑賞システム・スペースデザインの企画 開発に従事。2019-2022年にフランス国立図書館リシュリュー館のプロジェクトを担当し、鑑賞システム「みどころシリーズ」を開発。現在は、2025年大阪・関西万博におけるシグネチャーパビリオンの体験展示の企画・開発を担当。

鴨木 年泰 (かもぎ・としやす)
東京富士美術館 学芸課長(学芸員)、全国美術館会議 情報・資料研究部会 幹事、東京造形大学・中央大学
非常勤講師(博物館情報・メディア論)。専門は日本美術史、刀剣、美術情報資料・収蔵品データベース。
最近の論文等に「美術館の収蔵作品における情報管理の現場からオンライン・ミュージアムまで」(『東京富士美術館研究誌ミューズ』7、東京富士美術館、2023年3月)、「デジタルアーカイブ」「ミュージアムDX」のゴールの先にあるもの―ミュージアムの活動領域の拡張を目指して」(アートスケープ https://artscape.jp/article/9738/
、2024年4月)など。

喜多崎 親 (きたざき・ちかし)
成城大学文芸学部教授。国立西洋美術館主任研究官、一橋大学大学院教授などを経て、現職。
博士(文学)。19世紀後半のフランス美術史が専門。主著『聖性の転移 ― 19世紀フランスにおける宗教画の変
貌』(三元社)、『甦る詩人の竪琴 ― ギュスターヴ・モロー作品に於ける詩人イメージの変遷』(羽鳥書店)など。











成城学園砧移転事業 −これからも街とともにー
成城学園は、現在の地・成城に移転して2025年で100周年を迎えます。
移転100周年を記念し、「成城学園砧移転100周年特設サイト」を開設しました。
成城学園の施設を活用した様々な記念行事を行う「成城学園砧移転100周年事業 -これからも街とともに-」をスタート しています。
特設サイトは、成城学園と街に関するトリビアを楽しみながらご覧いただけるよう作成しました。移転100周年関連ニュースもこちらのサイトで発信していきます。

1917年に東京市牛込区(現在の東京都新宿区)で創設された成城学園の前身である「成城小学校」は、1924(大正13)年、当時「東京府下北多摩郡砧村」と呼ばれた現"成城"の土地を購入・分譲し、街づくりが進められ、翌1925年に成城学園を移転、校舎が完成いたしました。街の発展とともに"成城"という名が浸透し、1936年には「砧村」から「成城町」へと地名が変更されました。以来、成城学園を中心に、緑豊かで整備された美しい住宅街や、イチョウの並木道は、"成城"を
象徴する風景として親しまれています。
本事業は、成城学園とともに歴史を重ね、見守り続けていただいている地域住民の方々への感謝の気持ちを込めて実施いたします。学園と街が育んできた文化・歴史に触れていただく機会となれば幸いです。



▼本件に関する問い合わせ先
成城学園企画広報部 企画広報課
住所:東京都世田谷区成城6-1-20
TEL:03-3482-1092
メール:kikaku@seijo.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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