プレスリリース
東京薬科大学(学長:三巻祥浩、所在地:東京都八王子市)は「人の命と健康に貢献する」を目標に、医療、創薬、地球環境の課題解決に取り組んでいます。この度、その成果を通じて社会に貢献することを使命とする「3つの研究拠点」、すなわち、臨床薬学研究センター、未来創薬研究所、及びプラネタリーヘルス研究コアを研究推進機構の下に立ち上げました。本学の理念に基づき、学内外の叡智を繋ぐ「研究ハブ」として機能させたいと考えています。
■ 臨床薬学研究センター
臨床薬学研究を推進し、薬物療法の開発及び適性化を通じて医療の進歩に貢献します。臨床現場に山積する課題・問題に対して、様々な医療機関と協働体制を構築し、連携して総力戦で臨みます。質の高い臨床薬学研究を目指すとともに、地域の病院・薬局における研究活動を支援します。
■ 未来創薬研究所
世界中の人々の健康と病からの解放を実現するために、アンメット・メディカル・ニーズを充たす画期的な医薬品の創出に貢献します。アカデミアだからこそできる学問的な自由と探求心を基盤とした長期的な視点で研究に取り組み、医療の未来を支える創薬イノベーションを推進します。
■ プラネタリーヘルス研究コア
人類と地球の持続的共生を可能にするため、環境・食・エネルギーを対象として生命科学・薬学研究を推し進め、プラネタリーヘルス(地球の健康)に貢献します。地球環境の悪化は、生態系の破壊、自然災害、食料問題などを引き起こし、あらゆる方面から人々の生活と健康を危うくします。本研究を通じて地球規模での社会的課題の解決と人類の健康増進に貢献します。
研究拠点設置に合わせ、「気候変動と健康」ならびに「創薬スタートアップ」をテーマとしてキックオフ・シンポジウムを開催しました。
東京薬科大学 研究推進機構 第1回シンポジウム 2024年9月25日、於 東京薬科大学八王子キャンパス
演題1 「プラネタリーヘルスのリテラシー」
長崎大学大学院プラネタリーヘルス学環 教授 渡辺 知保 先生
演題2 「東京薬科大学におけるビジネスチャンスを考える:
社会課題へのアプローチ」
元 武田薬品工業株式会社 代表取締役 日本管掌 岩ア 真人 先生
また、薬学部・生命科学部博士課程学生の研究支援を強化し、次世代医療・共生社会を創造する人財の育成を目的とした大学院プログラムを実施しています。
東京薬科大学 BUTTOBE-NEXT 東薬から世界にはばたく若き研究者を養成
科学技術振興機構 (JST)「次世代研究者挑戦的研究プログラム」東京薬科大学未来医療・共生社会創造人育成プロジェクト
▼本件に関する問い合わせ先
東京薬科大学 教学IR研究推進課
住所:東京都八王子市堀之内1432-1
TEL:042-676-5349
メール:gakumu@toyaku.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/