プレスリリース
青山学院大学 地球社会共生学部の古橋大地教授が2024年8月の「今月の国連マッパー」(The UN Mapper of the month)に日本人として初めて選出された。国連マッパーとは、国連職員専用の地図アプリケーション「UN Maps」の基盤データとして用いられるオープンデータを収集、検証、普及するために協力しているマッピング貢献者のコミュニティ。「UN Maps」は国連業務において利用されており、国連が現地活動を行う地域で、より正確な位置情報データを提供することによって意思決定プロセスを支援することを目的としている。
古橋教授は、地図作成を通じて、さまざまなコミュニティの支援を続けており、2011年の東日本大震災以来、災害への対応にも積極的に取り組んでいる。2020年から国連OpenGIS Initiativeのパートナーとして、国連業務に資する最先端の地理空間情報技術の実装に取り組んでおり、2024年からは国連UN Mappersのデータ検証チームにも参画し、世界各国の国連マッパーらとともに、そのデータ整備を牽引している。そのような取り組みが評価され、「今月の国連マッパー」の選出につながった。古橋ゼミナールでは、「最先端技術を用いた空間情報の利活用と社会実装」をテーマに、地理空間情報について研究しており、同ゼミに所属する学生たちも、国連マッパーの研修に参加し、さらなるスキルアップを図っている。
■古橋大地教授からのコメント
日本人で初めて「今月の国連マッパー」に選出いただけたこと、大変嬉しく思っています。私のマッピングに対する動機は、世界中の友人と多くの美しい風景、多様な文化、おいしい食べ物や飲み物を共に楽しむことです。さらに、世界は常に変化しています。これらのダイナミックに変化する都市をデジタル空間にアーカイブし、私の子ども、孫、そして彼らの子孫が都市の変遷をたどることのできる世界を創ることです。
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