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Tourism Administration, M.O.T.C. Republic of China

台日同名駅を巡る旅企画が5年ぶりに再開

(Digital PR Platform) 2024年09月11日(水)15時02分配信 Digital PR Platform

台湾・台北 -Media OutReach Newswire- 2024年9月10日 - 台湾交通部観光署は8月21日、台北駅で記者会見を行い、半年の準備期間を要した台湾にある32の台日同名駅を巡る青春・若旅2024の再始動を発表しました。記者会見に引き続き、参加者は2泊3日の鉄道の旅に出発し、駅でのベルや笛による出発号令といった駅長業務を体験しました。台湾の都市部や田園風景などを楽しみ、地域の文化を肌で感じ、様々なグルメに舌鼓を打つなど、参加者にとって心に残る貴重な体験をしました。


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出発式に臨む台湾と日本の参加者、林國顯交通部次長(副大臣に相当)、周永暉観光署長(台湾観光庁長官)




今回の5年ぶりの開催となる、32の台日同名駅を巡る募集対象を新たに日本の学生や社会人に拡大しました。大学生、鉄道会社の社員、県職員、テレビ局関係者など2,600名からの応募があり、狭き門をくぐり抜け当選した幸運な参加者が、台湾の大学生や鉄道旅行ファンと共にチームを組み、8ルートに分かれ、日本にも存在する同名の32駅を巡りながら、周辺の観光スポットを訪れました。

今回参加者が巡った各ルートにおける台湾各地の同名駅は、中里、大里、桃園、富貴、富岡、板橋、松山、亀山、竹中、横山、大山、豊富、日南、清水、追分、豊原、大村、田中、水上、新市、大橋、岡山、竹田、東海、関山、池上、瑞穂、大富、南平、豊田、平和、新城の32駅です。参加者は台湾の多彩な風景、豊かな歴史、温かいもてなしを心行くまで体験していました。さらに各グループ内での交流をとおして、日本からの参加者は3日間という短期間ながら、台湾の文化や社会的背景に対する理解を深めました。こうして新たに末永い台日友好関係が構築されました。



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台湾鉄路の駅長や担当者が参加者を温かく出迎えた




また同イベントでは、台湾鉄路会社が各駅でサポートや案内を行うなど、重要な役割を担いました。参加者は駅長業務を経験し、各駅の特徴や役割・ストーリーを興味津々に学びました。駅に到着すると、駅長の歓待とともに、酷暑の中、喉を潤す爽やかなタピオカティーがふるまわれました。また、国家風景区管理所の担当者による詳しい紹介のほか、地元住民からは、海外からの旅行客と知ると、地元のお勧めスッポトを紹介する一幕もありました。台湾の美しい景観やグルメに加え、台湾の人々の気さくな人柄もあり、初めて台湾を訪れた参加者の中には、もう台湾再訪を考えているようです。

台湾の東ルートを巡った大学生からは、この地域の美しい自然に触れる喜びを語りました。先日大地震に見舞われた花蓮市を実際に訪れることで、支援の気持ちを示すことができ、大変嬉しいと話しました。目玉の一つであるホエールウォッチングツアーでは、海上から壮大な山々を眺めながら、海の上を跳ねるイルカの姿を見ることが出来て、帰国後の友人に語る土産話となったようです。観光署はこの企画を通して、参加者自身が台湾の鉄道の旅を計画し、周囲の友人や親戚らにも勧めてもらえる台湾新満喫の旅へのきっかけづくりになればと考えています。また同イベントは知名度の低い駅への観光客の誘致や地域の観光振興にも役立てたいとしています。特に、台湾東部の観光復興につながることも期待されています。今回の参加者の皆さんには、花蓮と台東の同名駅を巡ってもらった現状や、現在の活気あふれる地域の魅力をぜひ日本の皆さんに伝えてもらいたいとしました。実際に現地を訪れた彼らの言葉は、観光プロモーションにとどまらない、真実味を伴う説得力のある貴重なものとなるでしょう。

日本の各参加者には記念品として、旅行をスケッチや文章、写真で綴ることのできる旅行冊子が贈られました。また、今回のイベントに合わせて訪れた駅を記録できる記念スタンプも各駅に用意され、参加者は思い思いに、オリジナルの旅行鉄道冊子を作成していました。

同イベントの様子はこちらからご覧いただけます。
https://www.statravel.co.jp/tour/wakatabi.htm



本件に関するお問合わせ先
洪 維良 (Kou)
コウ イ リョウ
Mail: kou@go-taiwan.net

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