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プレスリリース
東京都市大学がオリジナルグッズ「合格祈願箸」を製作 ― 横浜キャンパス保全林で学生が伐採した竹を使った「すべりにくい」箸を9月・11月の学園祭にて設置される「個別進学相談コーナー」の来場者に配付
東京都市大学(東京都世田谷区、学長:野城智也)では、同大横浜キャンパス保全林(横浜市都筑区)で環境学部の学生が伐採した竹を材料に含む「合格祈願箸」を製作。9月と11月に行われる学園祭(9月15日(日)・16日(月・祝) 横浜祭/ 11月2日(土)・3日(日・祝) 世田谷祭)にて設置される「個別進学相談コーナー」の来場者にノベルティグッズとして配付する。''すべりにくい''という特徴を持つこの箸は受験生に縁起が良く、大学合格への橋渡し(箸渡し)ともなるよう、プロジェクト名は「Hashi-Watashi Project」と命名。学生らは竹の伐採を行ったほか、「合格祈願箸」のラベル制作、貼り付け作業も予定している。また、学園祭では箸の配付とともにポスター発表も実施する。
横浜キャンパス保全林での伐採作業を行ったのは、環境学部(環境創生学科学生会、環境経営システム学科学生会)の学生たち。伐採した竹は材料の一部として、植物配合樹脂を使った製品を製造している株式会社ユニオン産業(川崎市中原区)に供給され、学生らは製造過程の見学も行った。
製品の箸は9月に納品され、「合格祈願箸」のラベル制作、貼り付け作業も学生らが担当。また、横浜祭および世田谷祭においては、来場者への配付とともにポスター発表(展示)も実施する。
実用性に優れるとともにゲン担ぎを兼ね、環境教育効果やSDGs教育効果も備えた「合格祈願箸」。自キャンパスの竹が材料に含まれたオリジナルグッズを展開している大学は例が少なく、東京都市大学の教育研究活動の一端を伝える役割もはたす。
未利用資源問題の専門家である同大環境学部環境経営システム学科の古川柳蔵教授は、「この箸のように未利用資源の中にある新価値こそ、未来の豊かさの基盤となっていく」とコメントしている。
今後、保全林の竹を利用したイベントで不要となり廃棄していた竹を箸の材料として再利用することで、学生の手による「未利用資源の循環」が生まれる。さらに、同プロジェクトのみならず学内での竹を利用したさまざまなイベントが、SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」に対応した取り組みとなっていくことが期待される。
■「Hashi-Watashi Project」
【配付日程・場所】
《横浜祭》 9月15日(日)、16日(月・祝)
・横浜キャンパス (神奈川県横浜市都筑区牛久保西3-3-1)
《世田谷祭》 11月2日(土)、3日(日・祝)
・世田谷キャンパス (東京都世田谷区玉堤1-28-1)
【主催】 東京都市大学環境学部 環境創生学科学生会(学生団体)/環境経営システム学科学生会(学生団体)
【協力】 学生支援課/施設課/総務課
【箸の特徴】
・簡単にしっかりつかめる → 箸の先端に「抱きかかえ構造」を採用
・滑りにくい → 箸表面の竹粉のミクロ多孔質効果(30〜70%耐久性アップ)
・環境にやさしい → 植物原料成分の高比率(可燃ゴミの対象。燃やしてもCO2削減-46.9%)
【数量】 500膳
※横浜キャンパス保全林で伐採した竹約20kgを使用
【製作】 株式会社ユニオン産業(URL: https://uni-project.co.jp/index.html
)
▼本件に関する問い合わせ先
企画・広報課
住所:東京都世田谷区玉堤1-28-1
メール:toshidai-pr@tcu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/