プレスリリース
札幌大学英語教育セミナー「『北海道500万人英会話』と『アメーバ音読トーク』英語力向上の秘訣紹介」を開催 ― 道内27校の高等学校の英語教諭を中心に総勢90名が参加
札幌大学(札幌市豊平区)が8月6日(火)、2024年度札幌大学英語教育セミナー「英語力向上の秘訣紹介」を開催した。本セミナーは、国内第一線で活躍中の著名な英語教育者を招き、参加者の英語力・指導力向上を図ることを目的に札幌大学英語教育研究センターが企画。
本セミナーは同大のプレアホールを会場に開催され、ラジオ「百万人の英語」「英会話入門」講師として有名な遠山顕氏と、同大客員教授でジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長である浦島久氏が登壇した。遠山氏は、英語特有の音、リズム、抑揚の大切さについて、自身の若いころからの経験談を語ったほか、会場全体での速読のワークセッションを交え、具体的なエピソードや事例とともに楽しくエネルギッシュに講演した。
また、浦島氏からは、これからの日本の英語教育に大きな影響を与えるほどインパクトのある「アメーバ音読トーク」メソッドについて、参加者同士の英会話トークを通じて、観て聴いて、実践してみるワークセッションを指導した。
当日は、道内27校の高等学校の英語教諭を中心に、遠くは九州から総勢90名が参加し、各講演に熱心に耳を傾けた。参加者からは「今後の英語指導に活かしたい」「とても有意義なセミナーでもっと幅広い方々に聞いてもらいたいと思いました」などの感想があり、参加者にとって実りある学習機会となった。
<登壇者プロフィール>
●遠山 顕(とおやま けん)氏
北海道出身。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業。テンプル大学ジャパンキャンパス教育学英語教授法修士課程修了。神田外語学院英語科主任、ラジオ「百万人の英語」「英会話入門」「英語リスニング入門」講師、東洋英和女学院大学助教授、テンプル大学ジャパンキャンパス客員教授(異文化交流コース)などを経て、現在、COMUNICA,Inc.(コミュニカ)代表、東京大学EMP(エグゼクティブ・マネジメント・プログラム)講師、ポッドキャスト「英検と遠山顕のKen's Caf」講師。
●浦島 久(うらしま ひさし)
1952年豊頃町生まれ。小樽商科大学卒業後にパナソニックへ入社するが、1977年に北海道・帯広にUターン。現在は、ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長、小樽商科大学特認教授、札幌大学客員教授。著書に『音読JAPAN』(IBCパブリッシング)、『自分のことを1分間英語で話してみる』(KADOKAWA)など52冊。
●今井 康人(いまい やすひと)
札幌大学教授。北海道公立高等学校や立命館高校(京都府)などで38年にわたり高等学校の英語教育に携わった。2020年から札幌大学にて現職。英語科教授法などを教えている。ゼミナールから優秀な英語教員を輩出している。著書は『英文読解Gトレ標準レベル・応用レベル』(アルク)、『英語力が飛躍するレッスン』(青灯社)、『ZESTAR総合英語』(Z会出版)監修・執筆、『Hokkaido-a wonderful world-』(文英堂)共著など多数。
■札幌大学英語教育研究センター
2022年に先進的な英語教授法や学習上の課題解決法の開発および普及に取り組み、北海道の英語教育における研究拠点となることを目的として、「札幌大学英語教育研究センター」を発足。道内で英語を学んでいる人を支援する「北海道500万人英会話プロジェクト」を展開している。
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