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伊藤園と日清食品は持続可能な物流連携を強化。茶葉と即席麺の「ラウンド輸送」(毎日運行)を7月22日(月)より開始

(Digital PR Platform) 2024年07月22日(月)14時30分配信 Digital PR Platform

株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区、以下 伊藤園)と日清食品株式会社 (社長:安藤徳隆 本社:大阪府大阪市、以下 日清食品)は、持続可能なサプライチェーンの構築を目指し、往路だけでなく復路の車両活用にも着目した“循環型”の物流連携を強化しており、その一環として「往路に茶葉、復路に即席麺」を運ぶ「ラウンド輸送」(※1)の毎日運行を、7月22日(月)から開始します。


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2571/92045/654_433_20240722120001669dcb3101fa3.JPG


(左) 伊藤園 遠藤執行役員、(右) 日清食品 深井常務取締役


伊藤園と日清食品は、往路に伊藤園の茶葉、復路に日清食品の即席麺を運ぶ「ラウンド輸送」を毎日運行するスキームを確立しました。共同輸送の毎日運行は、両社ともに初となる取組みで、本取組みを実施することで従来の輸送と比べてトラックの使用台数が約19%減少し、またCO2排出量も約17%削減できる見込みです。

加えて両社は、これまでも「空きパレットの共同返却輸送」や「即席麺と茶葉の混載輸送」といったトラック台数の抑制やCO2排出量の削減に繋がる取組みを実施してきました。今後はさらに連携を強化し、両社の最終製品である「カップヌードル」などの即席麺と「お〜いお茶」などの飲料製品を混載して輸送するなど、より幅広い領域での物流連携も検討しています。

伊藤園では、環境負荷の低減を通じて持続可能な社会を実現するために、物流の効率化と環境配慮の取組みを推進しており、他企業との連携強化により物流ネットワークの最適化を図っています。今回の日清食品との持続可能な物流連携を行うパートナーシップをはじめ、今後もお客様に安全・安心な製品を持続的にお届けするため、業界や業種を横断して効率的な物流体制を構築し、持続可能なサプライチェーンの構築を目指してまいります。


「往路に茶葉、復路に即席麺」を運ぶ「ラウンド輸送」のスキームについて

往路は伊藤園の生産委託工場 (愛知県江南市) から伊藤園の管理倉庫 (静岡県牧之原市) へ茶葉を輸送し、復路は日清食品の静岡工場 (静岡県焼津市) から日清食品の在庫拠点 (愛知県春日井市) へ即席麺を輸送する“循環型”の物流連携です。往路、復路ともに2024年7月22日(月)から毎日運行を開始します。空車で運行していた区間を短くできることから、トラックの使用台数を従来に比べ約19%削減し、CO2排出量も約17%削減できる見込みです。


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2571/92045/700_225_20240722120001669dcb31ed7be.PNG


参考:これまでの伊藤園と日清食品の物流連携の取組みについて

空きパレットの共同返却輸送について (2023年8月〜)

日清食品が資材輸送で用いたパレットと伊藤園が原料輸送で用いたパレットを、関西エリアから静岡県の各工場に共同で返却輸送しています。モノを送り届けるだけでなく、戻すことにも着目した“循環型”の物流連携です。積載率が向上することで、トラックの使用台数を従来に比べ約9%削減し、CO2排出量も約31%削減しています。


[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2571/92045/700_162_20240722120004669dcb347d26b.PNG


■即席麺と茶葉の混載輸送について (2024年4月〜)
日清食品の静岡工場 (静岡県焼津市) で生産した即席麺と、伊藤園の静岡相良工場 (静岡県牧之原市)など で生産した茶葉を同一のトラックに混載し、関東エリアへ共同輸送しています。軽い即席麺と重い茶葉の混載により複合積載率*2が改善することで、トラックの使用台数を従来に比べ約38%削減し、CO2排出量も約23%削減しています。


[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2571/92045/700_171_20240722120007669dcb3743ea1.PNG



(※1)トラックに積み込んだ貨物を目的地で降ろした後、別の貨物を積み込んで出発地まで帰ってくることによって、空車回送区間をなくし、車両の配送効率を高める輸送形態のこと。
(※2)重量積載率と容積積載率を乗じた値のこと。

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