プレスリリース
志摩スペイン村で回収したペットボトルを水平リサイクルする「ボトルtoボトル資源循環型リサイクル」の取組みを開始
株式会社伊藤園(代表取締役社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)は、協栄J&T環境株式会社(代表取締役社長:古澤栄一 本社:三重県津市)と協同して、株式会社志摩スペイン村(代表取締役社長:影山豊 本社:三重県志摩市)が運営する複合リゾート施設「志摩スペイン村」内の各施設や事務所で回収した使用済みペットボトルの水平リサイクルを行う「ボトルtoボトル資源循環型リサイクル」の取組みを本年7月より開始しました。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2571/91464/300_300_20240710182333668e5315a6381.jpg
本取組みは、内で回収された使用済みペットボトルを協栄J&T環境の工場で再原料化し、伊藤園が再原料化したペットボトル原料を用いて生産した飲料製品を販売する「ボトルtoボトル資源循環型リサイクル」です。
当社は、「伊藤園グループプラスチックに関する方針」(※1)を制定しており、2030年までにペットボトルに使用するリサイクル素材等(※2)の割合を100%にすることを目指しています。今回の取組みを開始することで、高度なリサイクルである水平リサイクル(ボトルtoボトル)を通じてペットボトルの国内資源循環への貢献を実現してまいります。
(※1)2020年9月制定 https://www.itoen.co.jp/company/policy/package/
(※2)生物由来素材を含む
<ご参考 日本におけるペットボトルのリサイクル率>
日本におけるペットボトルのリサイクル率は86.0%と世界最高水準にあるものの、回収された使用済みペットボトルが国内で再びボトルtoボトルに水平リサイクルされている割合は20.3%に留まります(PETボトル推進協議会 年次報告2022より)。ボトルtoボトルリサイクルは、繰り返しペットボトルにリサイクルすることができるため、新たな化石由来資源の使用量および廃棄物の削減につながり、国内での資源循環が可能となります。