プレスリリース

独立行政法人 国際協力機構 東京センター

開発途上国の観光行政官が南三陸・気仙沼の産業振興学ぶ

(Digital PR Platform) 2024年07月02日(火)14時15分配信 Digital PR Platform

12 か国 13 名が復興祈念公園や魚市場を視察

 JICA東京では、開発途上国から観光行政官を受け入れ、日本で観 光マーケティングや観光客誘致の手法を学ぶことを目的とした研修 を実施しています。開発途上国では、外貨獲得や雇用創出、地域開 発の観点から観光客の誘致に取り組む国が多くあります。当研修で は、日本での観光を使った地域振興の事例、特に観光セクターのSDGs への貢献事例(サステイナブルツーリズムなど)を中心に視察し、 帰国後に彼らの国での観光開発に活かすことを目指したプログラム となっています。
 南三陸町では産業復興に焦点を当てて、外の地域から人を呼び込むアイディアを学びます。南三陸町の先 進事例から学ぶことで、異常気象による災害が多く発生する開発途上国においてもその知見を活かすことが 期待されます。気仙沼市では魚市場を見学し、地域行政と産業が一体となった地域戦略のあり方を学びます。 また両地域において復興祈念公園に訪問し復興の祈りを捧げます。世界各国からの観光行政官の目には、南 三陸町や気仙沼市の復興がどのように映るのでしょうか。是非取材をご検討ください。

【取材可能な研修日程】
※当日は研修監理員が同行し、通訳(日本語-英語)を行います。
※一部日程では2グループに分かれて研修を行います。2グループとも取材可能です。

7 月 3 日(水)
14:00 - 15:30 【講義】
「震災が教えてくれた、森・里・海・人の つながり」講師:佐藤太一氏
「オクトパス君誕生の秘密。ヒラメキのア イディアが人を呼ぶ」講師:阿部忠義氏
南三陸町観光協会 (宮城県本吉郡南三陸町志津川字五日町 200-1)

15:30 - 17:00 【視察】
南三陸町震災復興祈念公園
南三陸町震災復興祈念公園 (宮城県本吉郡南三陸町志津川塩入)

7 月 4 日(木)
07:00 - 08:00 【視察】
気仙沼市魚市場
気仙沼市魚市場 (宮城県気仙沼市魚市場前 8-25)

08:15 - 08:45 【視察】
気仙沼市復興祈念公園
復興記念公園 (宮城県気仙沼市陣山)

09:15 - 10:00 【訪問】
気仙沼市役所 菅原 茂市長を表敬訪問
気仙沼市役所 (宮城県気仙沼市八日町 1 丁目 1-1)

10:15 - 12:00 【講義】
「気仙沼市の地域戦略」 講師:(一社)気仙沼地域戦略
気仙沼 海の市 (宮城県気仙沼市魚市場前 7-13)

13:30 - 15:30 【視察】
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 (宮城県気仙沼市波路上瀬向 9-1)

<研修概要>
研修コース名:観光マーケティング・プロモーション(A)(B)
研修期間:2024 年 6 月 11 日〜2024 年 7 月13 日(33 日間)
研修参加国:モンゴル、ネパール、ペルー、ソロモン諸島、東ティモール、アルメニア、エジプト、エチオピア、 ヨルダン、コソボ、マラウイ、ザンビアの観光行政関係者 合計 13 名


本件に関するお問合わせ先
JICA 東京 産業開発・公共政策課 香川、水野
TEL 03-3485-7630 E-mail:Kagawa.Maki@jica.go.jp、Mizuno.Haruka@jica.go.jp

このページの先頭へ戻る