プレスリリース

２０２４−６−２７

東芝エネルギーシステムズ株式会社



当社が納入したサウジアラビア・メッカ向けガス絶縁変圧器7台が運転開始
〜電力供給の信頼性と安全性を向上〜



　当社がサウジアラビア王国電力会社（Saudi Electricity Company）より受注、納入したメッカのハラム2変電所及びハラム3変電所向け計7台のガス絶縁変圧器について、このたび現地工事が完了し、運転を開始しました。本件は既存の油入変圧器からの更新案件で、納入したガス絶縁変圧器は110kVクラスの変電所向けの変圧器7台となります。

　メッカには毎年数百万人もの巡礼者が訪れています。この多くの人々に年間を通じて安定的な電力供給を実現するには、安全で信頼性の高い電力インフラが必要です。このような背景の中、サウジアラビア王国電力会社は、メッカ中心部に位置するハラム2及びハラム3変電所にとって特に重要となる不燃性・防爆性という高い安全性を特長とするガス絶縁変圧器の導入を決定しました。当社製品の技術力と信頼性が高く評価され2020年に受注に至りました。

　ガス絶縁変圧器は日本をはじめ、東アジア・北米・欧州地域に広く納入実績をもつ製品ですが、サウジアラビアを含む中東の湾岸諸国においては今回の案件が当社にとって初めての受注となります。今般の納入を通じ、当該変電所の安全性向上に寄与します。

　今後当社は東アジア、北米、欧州、中東などにおいてガス絶縁変圧器のグローバルな展開をさらに加速していきます。



ハラム2変電所に納入したガス絶縁変圧器の写真

[画像1]https://digitalpr.jp/simg/1398/90611/350_263_20240626162811667bc30b749c2.jpg






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