プレスリリース
【甲南大学】神戸情報大学院大学と包括連携協定を締結 -- 教育研究・学生交流を通じ、両校の教育の質向上、双方がキャンパスを置く神戸市の発展への貢献も目指す --
甲南大学(兵庫県神戸市/学長:中井伊都子)は、4月5日、岡本キャンパス(神戸市東灘区)で調印式を開催し、神戸情報大学院大学(兵庫県神戸市/学長:炭谷俊樹)と教育研究・学生交流を盛り込んだ包括連携協定を締結しました。
2024年4月5日(金)午後、甲南大学は、同じ兵庫県神戸市にキャンパスを置く神戸情報大学院大学と教育研究・学生交流等を盛り込んだ包括連携協定を締結しました。甲南大学岡本キャンパス(神戸市東灘区)で開催された調印式には、神戸情報大学院大学から福岡賢二常務理事・学長代理、土田雅之情報技術研究科長ら6名が、甲南大学からは、中井伊都子学長、野村和宏グローバル教養学環長ら6名が参加しました。また、調印式後には、2024年4月に開設した「グローバル教養学環(STAGE)」の学びを支える新施設「Global Connecting Passage」や「STAGE LOUNGE」を見学いただきました。
今後、同協定のもとで、神戸情報大学院大学の高度ICT人材教育プログラム及びアフリカを中心とする外国人留学生の受入実績(2024年3月末時点99ヵ国、内アフリカからの留学生受入実績38カ国263名)、甲南大学の有する日本語教育プログラム(日本語教員養成課程、日本語科目の提供等)やグローバル教養学環STAGE及び充実した正課外活動など、双方が特徴をもつ分野を有機的に結びつけることにより、双方の教育研究の質向上と国際都市神戸の発展への貢献を目指します。
▼神戸情報大学院大学
2005年に設立。神戸電子専門学校を運営する「学校法人コンピュータ総合学園」が母体の専門職大学院。日本政府奨学制度「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ」等を通して、これまで世界から99ヵ国、特にアフリカからは38ヶ国から263名の留学生(2024年3月現在)を受け入れ。修了生は神戸、日本、アフリカ、及び世界各地で活躍。近年、「日本/世界銀行共同大学院奨学金制度(JJ/WBGSP)」採択校(2020〜2021年度)、独立行政法人国際協力機構(JICA)理事長賞(2019)受賞他実績多数。
(神戸情報大学院大学ホームページ) https://www.kic.ac.jp/
▼これまでの連携活動
@本学日本語教員養成課程在籍学生による、神戸情報大学院大学外国人留学生向けの教壇実習
本学の日本語教員養成課程で学ぶ学生が、神戸情報大学院大学の外国人留学生向けに教壇実習を実施しています。日本にいながら、外国人留学生(主にアフリカ出身、日本語初学者)に対して日本語を指導できる機会を設けることで、学生の学びの質向上につなげています。
A神戸情報大学院大学外国人留学生(中上級日本語学修者)の本学日本語科目への参加
日本・神戸市での就職希望等の理由で、中上級レベルの日本語の学修を希望する神戸情報大学院大学外国人留学生が、本学日本語科目を聴講生として受講し、日本語を学修しています。日本での就職・定住を希望する外国人留学生にとって課題となる日本語教育を連携しながら支えることで、日本、特に神戸市への優秀な人材の定着への貢献を目指しています。
B本学正課外活動への神戸情報大学院大学外国人留学生の参加
日本の文化に興味をもつ神戸情報大学院大学外国人留学生が、甲南大学課外活動団体の活動に参加し、現在は正式な部員として活動しています。本学学生にとっても正課外活動での国際交流の貴重な経験となっています。
Cグローバル教養学環STAGEでの連携
2024年4月に開設したグローバル教養学環STAGEにおけるAI・データサイエンス教育や地域課題解決PBLでの連携について検討しています。
▼本件に関する問い合わせ先
広報部
若狭敦嗣
住所:神戸市東灘区岡本8-9-1
TEL:078-435-2308
FAX:078-435-2546
メール:kouhou@adm.konan-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/