プレスリリース
〜自主企画で女性社員と社長がジェンダー平等について直接ディスカッション〜
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食堂でのブーケの配布。「国際女性デー? 知らなかった」という人が大半ながら、笑顔でミモザを受け取る社員の皆さん
社員食堂でミモザのブーケを手渡し
3月8日は国際女性デー。女性のエンパワーメントや、ジェンダー平等社会の実現について考える日です。写真は、その日の当社社員食堂の様子。別名「ミモザの日」とも呼ばれる国際女性デーについて理解や関心を高めてもらおうと、昼食を終えて職場に戻る人々に手づくりのブーケが手渡されました。
「まず、国際女性デーについて認知していただくこと。そして、あらためてジェンダーギャップ等について一人ひとりが考え、気づく、そんなきっかけになってほしいという願いを込めて実施しました」と、グローバル人事部の安藤桃子さん。ともに準備を進めてきたリセイライさん(同部)も、「『感謝を伝えたい人に贈ってください』と、ひと言添えてお渡ししました。そこで会話が生まれて、国際女性デーや、それに伴う取り組みの趣旨について理解を深めてもらえたという実感があります」と、初めての試みにも手応えをつかみました。同僚や奥様、娘さんに渡したいという社員もいれば、「懐かしく感じる。3月8日に女性にミモザを贈る慣習を思い出した」というイタリア駐在経験のある社員もいたそうです。
トライアルとして本社で始まったこの試みは、来年以降、全国の拠点にも順次拡大を検討中。やがて社内の文化として根付き、毎年3月には黄色い花がオフィスを彩るようになるかもしれません。
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カフェで開かれた対話会。
「仕事をしてきた中で、『女性っていいな』と感じたことは?」という質問に、日社長が困惑の表情を浮かべる場面も
女性社員と社長による対話会も実施
さて、今年の国際女性デーにはもう一つ、新たな取り組みも行われました。「よりインクルーシブな職場づくり」をテーマにした、女性社員と日祥博社長による対話会です。
「これまでも国際女性デーに合わせてさまざまな行事がありましたが、振り返れば、“女性による女性のためのイベント”という色が強かったかもしれません」と、安藤さん。課題として感じていたのは、「女性活躍という言葉から受ける“やっている感”や“利用されている感”。一度立ち止まって考える機会として、この対話会を企画しました」(安藤さん)
社内各部門から集まった女性たちの参加動機はさまざまです。「これまでジェンダー・バイアスを感じたことはなかった。でも、感じるべきシーンもあったかもしれない。自分自身の気づきを得たかった」という人もいれば、「家庭と仕事の両立に悩む同僚のために、その支援につながるヒントが欲しかった」という参加者もいました。
「和やかな雰囲気の中で、これまで問われたことのない、しかも正解のない質問や議論に対して日社長も真摯に向き合ってくれました」と、安藤さん。また、理解を深め合う過程で新たな問いが生まれるなど、参加した女性たちにとっても有意義な時間になったようです。
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対話会の最後には、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)について、それぞれの思いを宣言として記入
■広報担当者より
国際女性デーに合わせて、当社ではこれまでも講演会などさまざまな行事を開いてきました。そうした中、「今年はちょっと違うな」と感じたのは、男性の関わりが増えたせいかもしれません。「感謝を伝えたい人」にミモザを贈り、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)ついて立ち止まって考える。この素敵な取り組みが来年以降も拡がっていくことを願っています。
本件に関するお問合わせ先
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
本社:0538-32-1145 / 東京:03-5220-7211