プレスリリース
ブロックチェーンの仕組みや活用事例だけでなく、スマートコントラクトやトークンの作り方などweb3のプログラミングを学ぶ全13回の講座を今年も千葉工大にてオンラインで開講したします。今年はプログラミングの授業時間を大幅に増やし、理論だけでなく実践でweb3を学ぶことができるよう体制を強化いたしました。
<概要>
千葉工業大学(千葉県習志野市 学長:伊藤穰一)は、株式会社PitPa(本社:東京都渋谷区 代表取締役:石部達也、以下「PitPa」)と共同で開発したweb3人材輩出を目指す教育プログラムの4月開講クラスの募集を開始いたしました。
本プログラムのポイント
実践に即した教育プログラムを提供し、web3におけるエンジニアやビジネスリーダーを育成することで、イノベーティブな人材輩出を目指すトークンや投票システム、discordなどのツールや、web3の理念でもある「分散型」の考え方を導入し、だれもが教え合い、学び合う環境を整備本講座を履修した学生には学修歴証明書を書面だけでなくNFTで発行し、履修内容をそのまま就職活動時に活用できるよう支援履修生にはインターンシップなどの就業体験機会を提供し、受講生のキャリア形成の機会も創出
本講座は、千葉工業大学の学長で変革センターのセンター長である伊藤穰一をはじめ、ブロックチェーンや仮想通貨などのテクノロジーを支える専門家が登壇し、基礎知識から応用までを網羅するプログラムとなっております。
昨年同様、大学・大学院の正規課程の科目を正規入学せず科目単位で履修できる科目等履修生制度の枠組みを活用し、高校生や社会人も現役の千葉工業大学の学生と共に授業を受け課題をこなす体制を設けます。単位を修得した履修生には、単位認定証としてNFT/VCであるデジタル学修歴証明書が発行されます。本プログラム概要・講座タイトル:総合科学特論(web3概論)
・開講期間:2024年4月10日(水)〜7月10日(水)
・開講日時:毎週水曜日 11時〜13時まで
・受講料(2単位分):¥40,000
受講申込料:¥10,000
合計:¥50,000(非課税)
※プログラムの内容、受講料等の詳細につきましては後日お知らせいたします。
今後公開する詳細情報の連絡をご希望の方は下記URLの申込サイトでメールアドレスをご登録ください。
受講のお申し込みは下記リンクより受け付けております。
(申込期日は3月25日23時59分までとなりますので、ご注意ください。)
URL: https://conveni.is.it-chiba.ac.jp/cert/i/i_consent.html
※ご登録については、「お名前」「ご所属」「電話番号」を入力の後、「所管部署」は必ずプルダウンで「教務」を選択してください。本サイトでお申込みを頂きました皆さまに対し、後日メールにて詳細情報をお知らせいたします。
プログラミング学習を強化し、実際にコードを書ける人材の輩出へ
2023年度の授業からプログラミングに関連する授業時間を大幅にアップし、理論だけでなく「書ける」人材の輩出を目指します。講師としては昨年同様、同大学変革センター客員研究員のTim Mansfieldが担当。Googleや各種スタートアップなどで開発経験のあるMansfieldのコーディングの模様を生で見ながら、実践的なプログラミングを学んでいきます。
また、授業ではGPTなどを活用することでAI時代のプログラマーの育成を目指します。
講師略歴:Tim Mansfield
GoogleとYouTubeで技術リードを務め、それ以来、エドテック、グリーンテック、フィンテック、Eコマース、暗号資産関連のさまざまなスタートアップでシニアエンジニアからCTOまでの職務を長く経験。また、教育分野でのキャリアも並行して追求し、チャータースクールや教育NPOの立ち上げ(カリフォルニア州)、Hack Reactor(サンフランシスコ)やTech Play Academy(東京)でのカリキュラム設計を支援。DeNAやトヨタ自動車など、多くの企業でエンジニアの育成に携わる。)現在、スタートアップParasol.xyzで主に日本向けのプロジェクトを進めている。
2023年度の受講生も授業サポーターとして参加!
2023年度は全国から300名以上の社会人・学生が受講。オンライン講座中やdiscord(テキスト&ボイスチャットサービス)での自主的な勉強会の開催などを通じて、web3に関する知識をオンライン上で深めました。2024年度はこの受講生たちが今度はTAとして授業をサポートし、移り変わりの激しいweb3の最新情報を皆でアップデートしていく学びの場を作ります。
トークンや投票などのツールを導入し分散型の学びを実践
本コースでは、履修者に対しNFTやトークンを発行するほか、discordやcharmverseなどweb3に関するさまざまなツールを活用しながら授業を進めて参ります。オリジナルのトークンは小テストや提出物などの結果に応じて受講者に付与するほか、様々な授業の側面で活用していく予定です。また、授業外での活動の場としてdiscordを活用し、学生同士が教え合えるような場づくりを設けるほか、トークンを使って投票を行うなど、授業運営自体にもweb3ツールを盛り込み、実際に手を動かしてweb3の全体像を学べる仕組みを作っていく予定です。
昨年度は、「大学の他の授業と比べ、エンゲージメントや知識習得が高まった」と60%近くが回答するなど、ゲーミフィケーションやトークンの仕組みがうまく学びにつながる結果となりました。今後は、本講座で学んだ知識を実社会で活用できる機会を創出しながら、さらなる人材育成を支援するため拡充していきます。
履修生にはインターンシップの機会を提供
2023年度の授業では、単位取得者を対象に、web3関連のインターンシップをご紹介しています。セプテーニやCode for Japanなどのweb3プロジェクトに3人を送り込み、web3開発の最前線に触れる機会を提供しました。
インターンを体験した学生の中には、その実績を活かし就職内定に繋げた受講生もいることから、2024年度についても引き続き、受講生のキャリア形成を応援していきたいと考えています。
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/