プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4

日本製鉄株式会社

日本製鉄 第34回日本製鉄音楽賞 受賞者について

(Digital PR Platform) 2024年02月20日(火)11時20分配信 Digital PR Platform

第34回日本製鉄音楽賞の受賞者は、選考委員会による選考の結果、以下の通り決定しましたので、お知らせいたします。

《フレッシュアーティスト賞》副賞300万円
金川 真弓 かながわ まゆみ(ヴァイオリン)
【贈賞理由】
昨今のコンクール志向で技術の誇示や効果を先行させた演奏が多い中、正統的なスタイルを踏まえつつ、曲の本質を理解し自分の感性をしっかりと通した説得力ある演奏を聴かせる注目すべきヴァイオリニストである。また柔軟にアンサンブルを作り上げる対応力と包容力も彼女の素晴らしい才能である。今後の更なる成長と活躍に期待する。(山崎伸子選考委員)

《特別賞》副賞100 万円
平井 滿 ひらい みつる(音楽プロデューサー)
【贈賞理由】
数十年にわたり地道に手作りで演奏会制作を続け、商業主義に染まらない市民レベルの視点で内外のベテランから若手までの優れた演奏家による室内楽演奏会を企画・運営、その質の高い内容は愛好家から大きな支持を得るとともに、裾野から広く室内楽ファン増加に寄与した。室内楽振興に果たしてきたその功績は高く評価されるべきである。(寺西基之選考委員)

なお、第34回日本製鉄音楽賞の贈呈は、2024 年3 月18 日(月)に日本製鉄株式会社本社において行います。
また、受賞記念コンサートを、2024 年7 月11 日(木)に紀尾井ホールにて開催(18:30 開演)いたします。


第34回日本製鉄音楽賞 フレッシュアーティスト賞
金川 真弓 かながわ まゆみ(ヴァイオリン)
生年月日:1994 年8 月31 日(29 歳) 出身:ドイツ・フランクフルト

[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/84/83575/300_400_2024022011051465d408da25e09.jpg


音楽への専心と、豊潤かつ深い音色で奏でられる音楽性が聴衆を魅了している。2019 年チャイコフスキー国際コンクール第4位、2018 年ロン=ティボー国際音楽コンクール(*)第2位入賞および最優秀協奏曲賞を受賞し、一躍注目を集める。
これまでに、プラハ放送交響楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団、フィンランド放送交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、フランス国立ロワール管弦楽団、モスクワ・フィル
ハーモニー管弦楽団等と、日本では、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、京都市交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、山形交響楽団、広島交響楽団、NHK交響楽団、九州交響楽団、群馬交響楽団に客演し、ハンヌ・リントゥ、セバスティアン・ヴァイグレ、ユーリ・シモノフ、パスカル・ロフェ、アレクサンダー・シェリー、ヒュー・ウルフ、モデスタス・ピトレナス、尾高忠明、小林研一郎、井上道義、沼尻竜典、広上淳一、小泉和裕、秋山和慶、飯森範親、川瀬賢太郎等の指揮者と共演している。2020/21 シーズンにはウィグモア・ホールへのデビューも果たした。
室内楽やアウトリーチでは、トランス=シベリア芸術祭やヴェルビエ音楽祭等に出演するほか、トナリ・ツアーズのドイツ・ツアーに出演した。日本では、シャネル・ピグマリオン・デイズでの公演も好評を得る。ドイツ生まれ。4歳から日本でヴァイオリンを始め、その後ニューヨークを経て、12 歳でロサンゼルスに移る。現在はベルリンを拠点に演奏活動を展開させている。ハンス・アイスラー音楽大学でコリヤ・ブラッハーに、また名倉淑子、川崎雅夫、ロバート・リプセットの各氏に師事。
使用楽器は、ドイツ演奏家財団のドイツ国家楽器基金から貸与されたペトラス・グァルネリウス(マントヴァ、17 世紀後半製作)を経て、2022 年より日本音楽財団よりストラディヴァリウス1725 年製ヴァイオリ
ン「ウィルへルミ」を貸与されている。
オフィシャル・ウェブサイト https://www.mayumikanagawa.com/
*:ロン=ティボー国際コンクール 1943 年発足。フランス・パリで4年ごとに開催。

第34回日本製鉄音楽賞 特別賞
平井 滿 ひらい みつる(音楽プロデューサー)
生年月日:1949 年4 月11 日(74 歳) 出身:神奈川県横浜市

[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/84/83575/300_400_2024022011052265d408e27ffe2.jpg


東洋大学文学部卒業、同大学院修士課程修了(専門は日本近世史)。1975〜2010 年湘南学園中学高等学校教諭、その後2014 年まで講師。この間の1990 年鵠沼室内楽愛好会の結成に参加、企画担当、2009 年よりは代表として「鵠沼サロンコンサート」の企画・運営に当たり、2010 年には会として神奈川地域社会事業賞を受賞した。2022 年4 月には第400 回を迎え、現在では日本を代表するサロンコンサートとして、全国紙やNHKでも紹介されている。その経験を活かし、2008 年には横浜楽友会を設立し2010 年より代表、また2011 年には海老名楽友協会の設立にも参加するなど、神奈川県内の公共ホールでのコンサートの企画・運営にも当たっており、年間30 公演を超えるコンサートの開催に携わっている。著書に「クラシック・コンサートをつくる。つづける。〜地域主催者はかく語りき」(2017 渡辺和氏との共著、水曜社)、2019 年第6回「JASRAC 音楽文化賞」受賞。横浜楽友会代表、鵠沼室内楽愛好会代表、海老名楽友協会代表代行、音楽プロデューサー協会幹事。


日本製鉄音楽賞 Nippon Steel Music Awards
日本製鉄音楽賞(旧称・新日鉄音楽賞、2012(平成24)年10 月より新日鉄住金音楽賞、2019 年4 月1 日より現行に改称)は、1990(平成2)年に旧新日鉄創立20 周年と、同社が提供してきた「新日鉄コンサート」放送35 周年を記念して設けられた音楽賞です。
この賞を通して、日本の音楽文化の発展と、将来を期待される音楽家の方々の一層の活躍を支援することを目的としています。

【賞の概要】
フレッシュアーティスト賞[賞状/副賞300 万円]
将来を期待される優れたアーティストを対象とした賞。
選考方針としては、技術のみにかたよらず、音楽性、将来性を重視し、広い範囲から選出。その年の最優秀者を決定し、賞を贈る。

特別賞[賞状/副賞100 万円]
クラシック音楽をベースにした活動を行っている個人を対象とした賞。
幅広いジャンルのなかから、演奏会を支えるなど音楽文化の発展に大きな貢献を果たした方に対して、賞を贈る。

【選考委員】
寺西基之 (音楽評論家)
上田弘子 (音楽評論家)
山野雄大 (音楽評論家)
江口 玲 (ピアニスト・東京藝術大学教授)
山崎伸子 (チェリスト・桐朋学園大学特任教授・東京藝術大学名誉教授)


主催   :日本製鉄株式会社
      〒100-8071 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号

運営事務局:公益財団法人 日本製鉄文化財団
      〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町6番5号
      電話 03-5276-4500(代表) FAX 03-5276-4527




[画像3]https://user.pr-automation.jp/simg/84/83575/400_51_2024022011042765d408ab7382c.JPG


このページの先頭へ戻る