プレスリリース
【東芝/東芝インフラシステムズ】「2023年度グッドデザイン賞」において、『グッドデザイン・ベスト100』および『グッドフォーカス賞[新ビジネスデザイン]』を受賞
2023−10−25
株式会社 東芝
東芝インフラシステムズ株式会社
「2023年度グッドデザイン賞」において、『グッドデザイン・ベスト100』
および『グッドフォーカス賞[新ビジネスデザイン]』を受賞
株式会社東芝と東芝インフラシステムズ株式会社は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する総合的なデザインの推奨制度「2023年度グッドデザイン賞」において、交通部台湾鉄路管理局(Taiwan Railways Administration, MOTC)と共同で応募した「新型電気機関車 E500」が、「グッドデザイン・ベスト100」および「グッドフォーカス賞[新ビジネスデザイン](経済産業省 商務・サービス審議官賞)」を受賞したことをお知らせします。
新型電気機関車 E500は、台湾全土で運行される旅客・貨物列車双方をけん引可能な電気機関車で、東芝インフラシステムズ株式会社が2019年10月に68両を受注後、順次納入を進めています。(*1)
「グッドデザイン・ベスト100」は、その年のすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、審美性、提案性、可能性などにおいて総合的に優れているとして高い評価を受けた100点です。新型電気機関車 E500は、今日におけるデザインの水準を高めるに相応しい、これからのモデルとなりうるデザインとして選出されました。
グッドフォーカス賞[新ビジネスデザイン]は、「グッドデザイン・ベスト100」から特別審査会により選定されます。新たなビジネスモデルや新産業の創出、イノベーションの促進に寄与する特に優れたデザインとして表彰される、大賞・金賞に続く特別賞です。今般、新型電気機関車 E500は地域に合わせたカスタマイズ性・長期運用を想定したメンテナンス性・地域連携のプロセスなどが高く評価されました。
グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
交通部台湾鉄路管理局 新型電気機関車 E500
モジュール構造の機関車プラットフォームを開発することにより、地域にあわせたカスタマイズ性と、30年以上にわたる長期運用を想定したメンテナンス性の両立を実現したことを高く評価した。車両の印象を決める先頭部形状は、独立した構造となっており、乗員の安全を確保すると共に、用途に応じた柔軟な変更が可能となっている。また、本車両が運用される台湾の美学専門家と協力して、地域になじみ愛されるデザインを創出するに至ったプロセスも高く評価したい。
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グッドデザイン賞受賞対象アイテムは、本日から10月29日まで東京ミッドタウンにて開催されるグッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2023」にて紹介されます。
グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/
(*1)台湾鉄路管理局向け電気機関車68両の受注について
https://www.global.toshiba/jp/news/infrastructure/2019/10/news-20191017-01.html