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プレスリリース
■大阪樟蔭女子大学 化粧ファッション学科と東大阪市消防局が協働■ 廃棄予定の防火服・救助服・活動服のアップサイクルに挑戦、HANAZONO EXPOにて制作ドレスを披露、体験ワークも。
大阪樟蔭女子大学(大阪府東大阪市)化粧ファッション学科と東大阪消防局が協働、被服構成学研究室・ファッション科学研究室のゼミ生が教員(杉田 慶子教授、谷 明日香准教授)と共に、廃棄予定の防火服・救助服・活動服のアップサイクルに取り組み、11月3 日(金)・4日(土)に東大阪市で開催される「HANAZONO EXPO」にて制作ドレスを披露するファッションショーを行うと共に、体験ワークショップを出展。現在、開催に向けて消防局との打ち合わせや作品の内覧会などさまざまな活動を行っています。
【本件のポイント】
●廃棄予定の消防服の古着を、学生自らが新しい発想をもとにさまざまな可能性を探る。
●2025年大阪・関西万博に向けて機運を高める目的で開催される「HANAZONO EXPO」にて披露。
●サスティナブル(持続可能)なものづくりに取り組むことにより新しい知識や考え方を身につけることが期待される。
■廃棄予定の消防服の古着を、新しい発想をもとにさまざまな可能性を探る。
東大阪市消防局と協働し、廃棄予定の防火服・救助服・活動服をアップサイクルすることに挑戦します。アップサイクルとは、リサイクルと違って、廃棄されるものを別の用途のものに作り替え、なおかつ付加価値を与えることです。学生のみなさんはまず、東大阪消防局の皆様にヒヤリングを行い、古着保管の現状やその後の行方などを確認、実際に今回アップサイクルに挑戦する予定の防火服・救助服・活動服を手に取り、さまざまな可能性を探りました。
消防服は機能性に優れ、さまざまな工夫が施されているものの、アップサイクルに挑戦するのは新品の服ではなく、あくまでも廃棄予定のものです。そのためどの服も損傷箇所が多く、衣装にするために必要な布の量を確保するため、1着ずつ点検することが重要です。時には服地を繋ぎ合わせることもあり、補強されている部分などは特に普段通りの裁断とはいかず非常に苦戦しています。また、損傷の激しい防火服は、比較的に内側のインナー生地は綺麗に残っており、活用することができたようです。ストライプやチェックなど普段使いにも十分かわいい柄が多いのが印象的です。
■2025年大阪・関西万博に向けて機運を高める目的で開催される「HANAZONO EXPO」にて披露。
ドレスの制作は5月の連休明けからスタートし、夏休み中も作業を進め、全く違ったデザインのドレス3着を制作しました。ショーでは、アップサイクル前の防火服・救助服・活動服を着用した消防士3名もモデルとして登場しますので、当日はそれぞれの服がどのようにアップサイクルされたかをBefore Afterでご覧いただけます。消防士の災害現場などでの活動の様子が想像できる劣化した布地をつなぎ合わせたスカート、消防服とは真逆のイメージのエレガントなドレス、廃棄される消防用ホースを活用したコルセットなど、学生たちは活発にディスカッションし、互いにフォローしながら協力しあうことによって、斬新なアイディアを生み出しています。
また、ワークショップでは、消防服を活用したアップサイクル体験を実施します。実際の消防服を手に取り、自分だけのロゼットを制作しながら、家庭でできる衣服のリサイクル手段を身につける機会にしていただけたらと思います。
■「HANAZONO EXPO」開催に向けた大阪樟蔭女子大学×東大阪消防局の今後の取り組み。
11月3日(金)・4日(土)、東大阪市で開催される「HANAZONO EXPO」に向けて、学内ではさまざまなスケジュールが組まれています。ぜひこの機会に取材・撮影のご検討をお願いします。
【制作ドレス内覧会】※東大阪市消防局の方もお招きし、打ち合わせとリハーサルを行う予定です。
10月13日(金)・20日(金) 午後1時〜 大阪樟蔭女子大学(大阪府東大阪市)
※本取り組みは、長期にわたりますので、インタビューなど随時ご相談ください。
▼本件に関する問い合わせ先
学園広報課
梶田・井上・江田
住所:大阪府東大阪市菱屋西4-2-26
TEL:06-6723-8152(平日9時〜17時)
FAX:06-6723-8263
メール:gakuen-pr@osaka-shoin.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/