プレスリリース
〜 参加した子どもたちに、動物の手話をレクチャー 〜
湯まわり設備メーカーの潟mーリツ(本社:神戸市、代表取締役社長:腹巻知、資本金201億円、東証プライム市場)は、2023年9月23日(土)・24日(日)に、神戸市立王子動物園(神戸市灘区)で行われた「王子動物園で学ぶSDGzoo(毎日新聞社主催、神戸市立王子動物園共催)」に協賛しイベントブースを出展しました。
「王子動物園で学ぶSDGzoo」は、「SDGs」と「ZOO」を絡め、動物を通じて子どもたちに環境問題や持続可能な社会などをより身近に考えてもらうことを目的にしたイベントです。
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ノーリツグループは、障がい者の社会参画に向けた自立支援活動と国内資源循環を両立した「人に笑顔プロジェクト」を実行しており、同イベントの趣旨に共感・賛同し、神戸の企業が取り組んでいる「SDGs」実現に向けた活動をより多くの方に知っていただきたいという思いから出展しました。
ノーリツのブースへは、2日間で約700名の子どもとその親御様が訪れました。そして、ノーリツの特例子会社であるエスコアハーツの聴覚障がいのある従業員を中心に、動物の名前の「手話」をレクチャーするなど来場者とコミュニケーションを図りました。
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また、動物園にちなみ、当社製給湯器の専用スマートフォンアプリ「わかすアプリ」の音声着せ替えサービス「おふろのずかん」の特設コンテンツ【無限∞湯沸かしボタン】を活用したゲームを実施し、ノーリツの給湯器リモコンでおなじみのお湯はり完了メロディーが会場に響き渡りました。
■エスコアハーツ 管理統括部 PCシステム部 末吉 卓也のコメント
お客さまの前に立つのは初めてでしたのでとても緊張しました。しかし、子どもたちに手話に触れあってもらう機会となり嬉しかったです。恥ずかしがったり、熱心に覚えてくれたり、喜んでくれたりといろいろな子供たちのリアクションを感じながら私自身も楽しいイベントとなりました。このような取り組みを通じて、職場、地域の方々、日本中に手話や障がい者への理解が広がり、コミュニケーションの機会が増えれば良いなと思いました。
障がいの有無に関わらず社会参画する様子を知っていただく機会になり、自身の良い経験になりました。
■障がい者自立支援に関する取り組み
ノーリツの特例子会社である潟Gスコアハーツを中心とするエスコアハーツグループでは、給湯器の部品組立や事務代行業務のほか、2011年より障がい者の就労機会創出を目的に給湯器リサイクル事業を行っています。
ノーリツグループは、障がい者の法定雇用率を上回る雇用を常に維持し、障がい者の活躍の場の創出に努めるとともに、2021年に障がい者の活躍推進に取り組む国際イニシアチブ「The Valuable 500」に加盟しており、今後も″1.障がい者の雇用と活躍の促進" "2.障がいのあるお客さまに寄り添った商品・サービスの提供"という2点にコミットメントし続けます。
■ユニバーサルデザインの考えから生まれたお湯はり完了メロディー
ノーリツの家庭用給湯器のリモコンから、自動のお湯はりが完了するタイミングで流れる"メロディー"と"人の声"は、視覚障がい者の不便を解消しようと1997年にノーリツが業界で初搭載し、登場しました。目が不自由な方やリモコンの側にいない人にも音で沸き上がりを知らせられるアイディアとして形にした製品でした。
2021年3月には、メロディーとその後の声を合わせた計11秒の音声が音商標として登録されています。
なお、メロディーはドイツの作曲家テオドール・エステンのピアノ曲「人形の夢と目覚め」から、第2部「夢を見ているところ」の一節を引用しています。