プレスリリース
クアンタム社、エンドツーエンドの非構造化データ・プラットフォームの新機能でハイブリッド・クラウドのリーダーシップを拡大
データの配置場所と配置方法をお客様が選択できるようにすることで、俊敏性の向上、ビジネス・リスクの軽減、コスト削減を実現する新機能
日本クアンタムストレージ株式会社(東京都港区、カントリーマネージャ:ロブ・ヒリゴス、以下クアンタム社)は、エンドツーエンド・データ・プラットフォームの新機能を発表しました。オンプレミス展開とマルチクラウド統合をシームレスに橋渡しする理想的なハイブリッド・クラウド・ワークフローをユーザーが構築できるようにするための、ポリシー駆動型のデータ移動技術の向上などが盛り込まれています。ユーザーは、ビジネスやコンプライアンス上、膨大な量のデータを保持する必要があるため、予算やデータへのアクセス頻度、データ保護要件に応じて、パブリック・クラウドとプライベート・クラウド両方のリソースを使用してデータを保存・管理しています。これらの新機能により必要な時に、必要な場所に、データを配置することができます。柔軟性が高くパワフルなハイブリッド・クラウド環境を利用することで、オンプレミスとパブリック・クラウドのリソース全体で、運用の俊敏性向上、ビジネス・リスクの軽減、コストの最適化が可能です。
クアンタム社のチーフ・デベロプメント・オフィサーであるBrian Pawlowskiは、「弊社の戦略的ビジョンは、オンプレミスからあらゆるクラウドまでベストなエンドツーエンドのデータ・プラットフォームを提供し、ユーザーがデータ・ライフサイクル全体にわたって非構造化データのニーズに対応できるようにすることです。これは、『パブリック・クラウドかプライベート・クラウドか』という話ではありません。ユーザーに選択肢を提供し、ユーザーごとのニーズや目標に合わせて設計された柔軟なハイブリッド・クラウド・ワークフローを構築できるようにすることが重要であり、弊社が提供するこれらの新機能は、それを容易に実現できるようにします」と述べています。
新機能は以下のとおりです。
QuantumDXi™ Cloud Share:DXiバックアップ・アプライアンスは、長きにわたり、複数の拠点にまたがる高性能でスケーラブルなバックアップ、データ保護、ディザスタリカバリーを提供し、お客様に信頼される事業継続性を提供してきました。DXi Cloud Shareの導入により、DXiアプライアンスでは圧縮・重複排除済みのバックアップ・データ・セットをQuantum ActiveScaleを含むプライベートとパブリックのストレージ・クラウド両方に階層化できるようになったため、柔軟性がさらに向上し、クラウド・ストレージを最大70倍効率的に利用できるようになりました*。これによりビジネス・リスクとコストが低減され、ランサムウェアに対するオフサイト保護、規制準拠や社内データ・コンプライアンスに対応した長期保持が可能になります。
QuantumFlexSync3:長年にわたりFlexSyncはQuantum StorNextコラボレーティブ共有ストレージ環境との間でファイルを移動する信頼性の高いデータ・ムーバーであり続けていますが、今回のFlexSync 3では、Quantum ActiveScaleや将来のリリースでQuantum Myriadを含むパブリックおよびプライベート・クラウドとの間の高速かつシンプルなデータ・レプリケーションが追加されました。FlexSync 3は、クアンタムのエンドツーエンド・ポートフォリオ全体に対応する汎用性の高いデータ移動ツールを提供し、お客様は、共有の一元化されたオブジェクト・リポジトリで、複数のオンプレミスおよびパブリック・クラウドのワークフローを地理横断的に統合することができます。これにより、分散したチーム間のコラボレーションが向上し、データ保護とディザスタリカバリーが強化されます。
QuantumActiveScale™ Cold Replication:ペタバイトからエクサバイトのデータの収集、保持、および高度なAIアナリティクスによる分析が続く中、企業はこれらのデータを保持するために必要な総所有コストを削減しなければなりません。ActiveScaleオブジェクト・ストレージ・プラットフォームは、業界初で唯一、コールド・データ・サービス間の不変オブジェクト・レプリケーションを提供し、ActiveScaleシステム間でコールド・データをレプリケートするほか、ActiveScaleのコールド・データをAWS S3 Glacier Flexible RetrievalおよびGlacier Deep Archive Servicesにレプリケートします。ActiveScale Cold Replicationは、有効期間が数年から数十年に及ぶ膨大なデータ・セットに、長期保持に対応した耐久性とコスト効率の最も高いマルチコピー・ソリューションを提供します。これによりお客様はデータを分析してインサイトを引き出し、ビジネスを推進することが可能になります。
新しいActiveScale Cold Replication機能とFlexSync 3は既に利用可能となっています。DXi Cloud Shareは2023年第4四半期のリリースを予定しています。FlexSync 3 for Myriadは来年のリリースを予定しています。
詳細については以下を参照ください。
QuantumDXi™ Cloud Share https://cdn.allbound.com/iq-ab/2023/09/DXi-Cloud-Share-Tech-Brief-JapaneseTB00069J.pdf
QuantumFlexSync 3 https://blog.quantum.com/2023/08/30/cloud-workflow-evolution-for-better-control-and-data-protection-flexsync-3/
QuantumActiveScale™ Cold Replication https://blog.quantum.com/2023/08/30/reducing-data-retention-costs-for-the-long-term-with-activescale/
*実際のお客様導入先の内部フィールド・データに基づきます。実現率はデータやワークロードの特性によって異なります。
クアンタム社について
クアンタム社の技術とサービスは、お客様のデジタル・コンテンツのキャプチャ、作成、共有を支援し、且つ長期に渡って保存および保護します。データ・ライフサイクルのあらゆる段階に最適なソリューションを搭載したクアンタム社のプラットフォームは、高解像度ビデオ、画像、産業用IoTに、最速のパフォーマンスをご提供いたします。これが、世界中の大手エンターテインメント企業、プロスポーツチーム、研究機関、政府機関、大企業、クラウド・プロバイダーがクアンタム社のソリューションで世界を幸福に、安全に、スマートにしている理由です。詳細は http://www.quantum.com/ja/
を是非ご覧ください。
お問い合わせ
日本クアンタムストレージ株式会社(https://www.quantum.com/ja/
)
email: japan_info@quantum.com
Tel: 03-6890-3038(代表)
関連リンク
QuantumDXi Cloud Share日本語資料
https://cdn.allbound.com/iq-ab/2023/09/DXi-Cloud-Share-Tech-Brief-JapaneseTB00069J.pdf
Quantum DXiシリーズ・バックアップ・アプライアンス
https://www.quantum.com/ja/products/backup-appliances/
ActiveScale Cold Storage
https://www.quantum.com/ja/products/cold-data-storage/