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プレスリリース

青森大学の青森ねぶた健康研究所による研究が日本医療研究開発機構の令和5年度「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業」に採択

(Digital PR Platform) 2023年09月04日(月)14時05分配信 Digital PR Platform



青森大学(青森県青森市、学長:澁谷泰秀)はこのたび、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が実施する令和5年度「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業(一般公募)」に、研究開発課題「Th1 アジュバント・ARNAX を用いたインフルエンザ成分ワクチンの開発研究」で採択された。採択された研究は同大の青森ねぶた健康研究所(所長:瀬谷司薬学部特任教授)で進めているもので、現在開発中のワクチンアジュバント「ARNAX(アルナックス)」の感染症ワクチンへの適用を目指している。




 このたび青森大学が採択されたのは、同事業の「感染症ワクチンへの応用が期待される新規モダリティの研究開発(ワクチンへ応用するために必要な技術的課題を解決することを目指したものに限る)(異分野参入促進型)」。
 青森ねぶた健康研究所は、採択課題である「Th1アジュバント・ARNAXを用いたインフルエンザ成分ワクチンの開発研究」において、非炎症性アジュバントを開発し、成分ワクチンを補完する方法の確立を目指して研究を進めている。安全性の高いアジュバントにより、今後発生し得るさまざまな感染症にも汎用性の高いワクチンの開発を目指している。

■「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業」概要
 ワクチン・新規モダリティ研究開発事業を推進している先進的研究開発戦略センター(SCARDA)は、新型コロナウイルスによるパンデミックを契機に閣議決定された「ワクチン開発・生産体制強化戦略」に基づき、今後脅威となりうる感染症に対応できるよう、ワクチン開発を先導する仕組みとして2022年にAMED内に組織された。
 同事業では、今後のパンデミックに備える観点から、国が定める重点感染症に対して、感染症有事にいち早く、安全で有効な、国際的に貢献できるワクチンを国内外に届けることを目標としており(1)感染症ワクチンの開発、(2)ワクチン開発に資する新規モダリティの研究開発※ を実施。
 また、感染症有事には、発生前のファンディングを通じて得られた最新の知見・技術や、エビデンスを集積し、迅速・機動的に早期実用化を目指すこととしている。
※(2)ワクチン開発に資する新規モダリティの研究開発 には、「重点感染症にも応用可能性が見込める新規モダリティの研究開発」と「感染症ワクチンへの応用が期待される新規モダリティの研究開発(ワクチンへ応用するために必要な技術的課題を解決することを目指したものに限る)(異分野参入促進型)」 がある。

●令和5年度 「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業(一般公募)」の採択課題について
 https://www.amed.go.jp/koubo/21/02/2102C_00004.html

○青森大学青森ねぶた健康研究所
 https://www.aomori-u.ac.jp/aomorinebutakenkokenkyujo/
 https://vaccine-immunology-nebuta.jp/

▼研究に関する問い合わせ先
 学校法人青森山田学園 青森大学
 青森ねぶた健康研究所
 Tel: 017-718-2538


▼本件に関する問い合わせ先
広報室
萱森 由介
住所:青森県青森市幸畑2-3-1
TEL:017-738-2001
FAX:017-738-0143
メール:koho@aomori-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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