プレスリリース
子どもから大人まで楽しめる44種類のプログラムを用意
理化学研究所横浜キャンパスと横浜市立大学鶴見キャンパスは、来場者に最先端の研究に親しんでもらう年に一度のイベント「一般公開」を、「あした咲く花みつけよう」をキャッチフレーズとして10月21日(土)に開催します。2019年9月以来4年ぶりの完全現地開催となります。
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理化学研究所 横浜市立大学
DNAを解読して犯人を見つけよう! カラフルイクラを作ろう!
一般公開は、普段入ることのできない研究施設を一般の方々にも公開し、研究活動を紹介するイベントです。今年は、次世代シーケンサーを使用してDNAを解読し、事件の解決に挑戦する「DNAを解読して犯人を見つけよう!」といった体験型の企画イベントをはじめ、研究者による講演、研究施設見学など、子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しめる44種類のプログラムをご用意して皆様をお待ちしています。
なお、入場には事前登録が必要です(定員あり・先着順)。また、入場登録に加えて、一部イベントは事前申込制(抽選)となります。
■開催概要 ※別添資料参照
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【イベント名】理化学研究所・横浜市立大学 一般公開
【日時】2023年10月21日(土)10:00から16:30(最終入場15:30)
【内容】講演、体験型イベント、施設見学など
【入場料】無料
【参加方法】入場は事前登録制(定員になり次第〆切)
一部のイベントは事前申込制(抽選)
下記URLにて9月1日(金)から受付開始
https://www.yokohama.riken.jp/openday/
※開催内容などは、変更する可能性があります。
■開催プログラム(一部)
1)講演
@電子顕微鏡で知るタンパク質の形と機能
理化学研究所 生命機能科学研究センター タンパク質機能・構造研究チーム
上級研究員 山形敦史
2017年にノーベル化学賞の受賞対象となったクライオ電子顕微鏡によって明らかになった
タンパク質の形と機能の話を、我々の研究成果も交えてご紹介。
形を知ることによって広がる医薬や農業への応用についてもお話しします。
Aいきものの基本単位である細胞について
横浜市立大学大学院 生命医科学研究科 准教授 菅原 亨
いきものの基本的な単位である細胞を理解することで、いきものを構成するDNA、RNA、遺伝子、
ゲノム、タンパク質などについて理解が深まります。iPS細胞を使った疾患研究や細胞と医薬品の
新しい関係についてお話しします。
2)体験型イベント
@いろいろな野菜・果物からDNAを抽出しよう! 理化学研究所 環境資源科学研究センター
DNAは人間を含むすべての生物の「設計図」です。この企画ではブロッコリー、みかん
エリンギなど、いろいろな野菜・果物からアルコールや台所用洗剤など身近な材料を使って
DNA抽出実験を行います。
Aカラフルイクラを作ろう! 横浜市立大学 科学倶楽部
人工イクラの作成に見立てた体験を通じ、昆布やもずく、わかめなどのねばりに含まれる
アルギン酸ナトリウムが線維化する仕組みを学び、液体からゲルへの変化を楽しみます。
3)施設見学
@ラボツアー・遺伝子解析施設を見てみよう! 理化学研究所 生命医科学研究センター
遺伝子解析施設の次世代シーケンサーを見学していただきながら、
生命医科学研究センターの研究内容を紹介します。
Aタンパク質の形を見るX線回折装置 横浜市立大学 構造創薬科学研究室
タンパク質の立体構造を決定するために使用する最新のX線回折装置を紹介します。