プレスリリース
スマートウオッチで従業員の安全・健康管理と、スマートファクトリー化を推進
株式会社ユビテック(本社:東京都港区、社長:大内 雅雄、以下「ユビテック」)は、このたび、当社が提供する作業者の安全見守りサービス「Work Mate」を、三菱重工業株式会社(本社:東京都千代田区、社長:泉澤 清次、以下「三菱重工」)の三原製作所和田沖工場(広島県三原市)が導入したことをお知らせします。
1. 「Work Mate」導入の背景と目的
三菱重工グループは、「『人命尊重』の精神に徹し、安全と健康を何よりも優先すること」を基本とした「三菱重工グループ安全・健康方針」を掲げており、従業員とともに事業活動に従事するビジネスパートナー社員も対象として安全で健康な職場環境づくりを推進しています。
2023年6月に三原製作所和田沖工場※にて「Work Mate」の試行運用を実施したところ、作業員の安全管理として一定の有効性を確認したため、同工場での導入に至りました。
三原製作所は、IoT・AI技術を駆使した「Work Mate」によって、熱中症対策や作業員の転倒・転落および疲労の蓄積状態などの体調変化を自動検知し、現場作業における労災事故の早期発見・未然予防を実現することで、さらなる従業員の安全向上を目指します。また、動線情報などと組み合わせて分析を行うことで、作業状況の最適化による生産性の向上を目指します。
※ 三原製作所和田沖工場では、1970年代から新交通システムをはじめとした様々な交通システムの開発・製作を行っています。主力製品のゴムタイヤ式新交通システム(AGT : Automated Guideway Transit)は、現在までに国内外で1,000両を超える車両を受注・納入しています。参考URL:https://www.mhi.com/jp/products/engineering/transport.html
2. 今後の展開
ユビテックは、今後も作業現場における「Work Mate」のさらなる有効性、機能性向上を目指します。また、「ヒト」にまつわるデータの価値創造を最優先し、AI・データ活用のエクスパティーズ(専門的技術)を高め、「危険予知・予防」をコンセプトとしたサービスを展開してまいります。
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■「Work Mate」のコンセプト
転倒・転落や各種体調変化のリアルタイム検知に加え、バイタルや活動量データから熱中症予兆や注意力低下などの「危険予知」を行い、労災事故の「未然予防」を目指す
■「Work Mate」の特徴・機能
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危険予知:熱中症予兆検知
実証で得たバイタルデータから熱中症の「予兆」を検知するアルゴリズムをユビテックが独自開発
日々のバイタルデータの個人特性をAIが学習することで、検知精度が進化し続けていく
回復状態も検知し、現場での適切な休憩および現場復帰を促す
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危険予知:注意力低下検知
スマートウオッチから取得したパルスと加速度のデータをリアルタイムで分析し、動作に対してパルスが平常時より低い状態が一定時間継続した場合に「注意力低下状態」と判定する
日々のバイタルデータの個人特性をAIが学習することで、検知精度が進化し続けていく
本人と管理者へアラートを発報し、注意喚起や、行動変容を促す
リアルタイム検知(一部抜粋)
転倒・転落検知の本人確認画面・通知
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体調レベルの変化通知
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「Work Mate」は、医療機器ではなく、疾病の診断、治療、予防を目的としておりません。
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本件に関するお問合わせ先
株式会社ユビテック 広報マーケティング室 TEL:03-5447-6732