プレスリリース
【武蔵大学】関東大震災から100年 -- 震災を耐え抜いた3号館は今なお現役 〜旧制高等学校時代の歴史的建造物〜
武蔵大学(東京都練馬区/学長 高橋徳行)の正門を入ってすぐ、前方右手に悠々と構えている建物が3号館です。3号館は1923(大正12)年に竣工し、同年発生した関東大震災を耐え抜いた都内でも珍しい建物です。
合資会社清水組(清水建設株式会社の前身)の設計により1923年に旧制武蔵高等学校の校舎として建築されました。関東大震災の後、空襲、東日本大震災と度重なる天災、人災を経験しましたが、練馬区内に残る鉄筋コンクリート造の近代建築として最も古い建物であり、今もなお現役です。2016年には第25回BELCA賞ロングライフ部門を受賞しました。アール・デコと呼ばれるデザインで、外壁の柱の凹凸や上部のジグザグ模様が特徴。映画やドラマの撮影にも使われています。普段は大学の教室や学生ラウンジ、また屋上ではミツバチを飼育するなど幅広い用途で使用されています。
9月1日に関東大震災から100年の節目を迎える本年は、本学職員による練馬消防署自衛消防訓練審査会への参加や学内の防災訓練、また非常食をはじめとする防災備蓄品の整備等、今後も災害から学生等の命を守り、安全を確保できるよう、防災体制の取り組みに努めてまいります。
▼本件に関する問い合わせ先
武蔵大学 広報部
増田(ますだ)・西(にし)
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