プレスリリース
日中両国の政治・社会・化に深い知見を有する識者が日中関係の歴史と未来について語り、議論します。
政治や軍事などのようなハードが注されがちな昨今ではあるが、隣接する中両国はの往来も多く、長く間の化的交流の歴史を共有している。
最近では、校の交流事業などを通して、両国の若者たちの交流が進展し、映画、漫画、ファッションのようなソフト面を通して、民間レベル−特に若者たちの間の親近感−は着実に醸成されている。政治的側についての報道が溢れるなか、あまり注されてはいないが、2022年の世論調査をみると「中国に親しみを感じる」とした比率で、18−29歳が全体平均を大きく上回っている。こうしたことからも、昨今の両国関係−特に大学生などの若い世代の感覚−に大きな変化の兆しがあることを感じ取ることができる。
それでは、このような環境の変化の中で、我々は今後の中交流の未来について、どのような展望を持ちうるのだろうか。政治的な軋轢と民間交流の進展が共時的に発している現在、本フォーラムのような場において、両国の政治・社会・化に深い知を有する識者が中関係の歴史と未来について語り、議論することは、学生たちに大きな知的刺激となるであろう。
1. 日時:2023年 7月 5日(水)10:40 - 12:10
2. 場所:学習院女子大学 2号館2階222教室
3. 講演者:横井裕(前駐中国使)、王中忱(清華学教授)、李嘉冬(東華学准教授)
4. 予定スケジュール:
10:40 - 10:45 開会挨拶・講師紹介 司会:金野純(学習院女子大学)
10:45 - 横井裕氏(前駐中国大使)「相互理解が進むための前提と方法についての経験論」
11:10 - 王中忱氏(清華大学教授)「文化触変と知的生産の創造力ー「改革開放」の中国における日本文化の受容を例にして」
11:30 - 李嘉冬氏(東華大学准教授)「中国の若者は日本をどのように見てるのか?」
11:55 - 質疑応答
12:10 閉会挨拶
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