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フルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z 9」のファームウェア Ver.4.00を公開

(Digital PR Platform) 2023年06月13日(火)13時15分配信 Digital PR Platform

「Z 9」発売以降3度目の大型アップデート


[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/2206/72485/300_310_202306131145456487d8595199f.jpg


株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)は、フラッグシップモデルのフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ「ニコン Z 9」(2021年12月発売)のファームウェアVer.4.00を公開します。

「Z 9」発売以降3度目の大型アップデートとなるファームウェア Ver.4.00では、「オートキャプチャー」をはじめとした静止画・動画撮影に関する新機能を追加。また、ユーザーの声に応えて操作性や各種表示機能なども向上させ、「Z 9」のさらなる進化を実現します。

新機能「オートキャプチャー」は、撮影条件をカメラ側であらかじめ設定することで、被写体が撮影条件を満たしたときにカメラが自動で撮影を行います。撮影の一部を自動撮影に任せる、撮影者が長く留まれない場所にカメラを設置する場合など、「オートキャプチャー」によって撮影スタイルの新たな選択肢を増やし、静止画・動画の表現の幅を広げます。
さらに、「N-Log」撮影時のISO感度の下限拡張、「ハイレゾズーム」の速度設定の細分化、スローモーション動画の追加などにより、動画機能の一層の充実を図っています。静止画に関しては「3D-トラッキング」において、動きの速い小さな被写体※の捕捉性能が向上。また、カスタムボタンに割り当てられる機能のさらなる拡充、電子シャッター音が選択可能になるなど、使い勝手をさらに向上させました。

ニコンは、今後もファームウェアアップデートにより製品をさらに進化させ、ユーザーのニーズに応え続けます。

※「AF時の被写体検出設定」で「オート」「人物」「動物」「乗り物」を選択し、かつ被写体検出できていない場合


「Z 9」用ファームウェアVer.4.00の主な特長
1.「自動撮影」で撮影スタイルの幅を拡げる「オートキャプチャー」
撮影条件をあらかじめ設定し、被写体が条件を満たすと自動で静止画撮影・動画撮影を行うことができます。撮影条件は、指定範囲内で被写体が指定の動きをしたら撮影を開始する「モーション」、指定距離範囲内に被写体が入ったら撮影を開始する「距離」※、指定範囲内で指定の被写体(人・動物・乗り物)を検出したら撮影を開始する「被写体検出」の3種類から設定可能。さらに、複数の条件を組み合わせ、全てを満たしたときに撮影を開始するようにも設定ができます。
撮影者がカメラのそばにいなくても、またタイミングを判断しなくても撮影できるため、例えば、撮影の一部を「オートキャプチャー」に任せている間に他の作業を行えたり、自然の中など撮影者が長時間留まれない場所にカメラを設置し、野生動物を撮影することもでき、一人ひとりの撮影スタイルに合わせて活用することができます。
複数台の「Z 9」と併用して、1台は手持ちで撮影環境や状況に応じて移動しながら撮影を行い、他のカメラは三脚に固定し自動撮影を行う撮影スタイルも可能。また、これまで複数台を制御するために必要だった延長コードなどの準備や、複数台のリモートレリーズ時の接続の不安などもなく、複数の角度から被写体の撮影が可能です。決定的瞬間をより確実に捉えるために、「プリキャプチャー」機能と併用することもできます。


[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/2206/72485/450_253_202306131145556487d863b845b.jpg

「オートキャプチャー」活用時のイメージ



※ キャプチャー条件「距離」はNIKKOR Z レンズ装着時に使用できる機能です。NIKKOR Z レンズ以外のレンズを装着している場合、動作しない事があります。

2.動画撮影機能のさらなる進化
「N-Log」時のISO感度設定範囲をLo 2.0まで拡張。より低感度側に設定することで暗部のダイナミックレンジを向上し、ノイズを抑えた階調豊かな暗部の表現が可能です。
また、「ハイレゾズーム」はボタンによる操作の速度設定を3段階から11段階に細分化。より幅広く微細な速度調整が可能になり、ごく低速での安定したズームなど、これまで以上に撮影意図に合わせたズーム表現が可能になります。
さらに、カメラ内で簡単に、4倍スロー、5倍スロー動画を生成できる「スローモーション動画」機能も搭載しました。

3.静止画撮影機能の向上
「3D-トラッキング」において、被写体検出できていない状況での動きの速い小さな被写体の捕捉性能を向上。また撮影現場のニーズに合わせ、「プリキャプチャー」における、動作を中断するまでの制限時間を30秒から300秒に延長し、シャッターボタン半押し状態での待機時間が長引いた場合でも、全押ししたタイミングから遡って記録することが可能になりました。また、シャッターレリーズ動作の振動で生じる微細なブレも回避できる「露出ディレー」機能を新たに搭載しています。

4.さらに洗練された操作性・機能性、その他の特長

カスタムボタンに割り当てられる機能、操作ボタンを拡充
フォーカス距離指標に、フォーカスが合う位置までのおおよその距離数値表示を追加
電子シャッター音が5つの音色から選択可能、最大音量を拡張
静止画を拡大再生しながらコマ送りする際、フォーカスポイントにあわせて拡大位置を移動する「ピント位置優先」設定を追加
動画再生時におけるプログレスバーの追従性を向上



関連リンク
プレスリリース
https://www.jp.nikon.com/company/news/2023/0613_firmware_01.html

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