プレスリリース
2025年大阪・関西万博におけるオランダパビリオンのデザインを発表! 『コモングラウンド』をテーマに新技術をご紹介 〜誰もが持続的に利用可能なクリーンエネルギーを水から生成〜
この度オランダ王国は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で皆さまをお迎えする、オランダパビリオンのテーマとデザインを発表します。共に分かち合い、共に新しい価値を生み出すこと『コモングラウンド(共創の礎)』をテーマに、オランダは皆さまと共に健全で幸せな社会構築を目指します。“A New Dawn‐新たな幕開け”と名付けられたオランダパビリオンには、‘man made sun-次世代への太陽’ と呼ばれる象徴的な球体が建物の中心にデザインされています。この球体は日の出を現すと同時に、誰もが持続的に利用可能なクリーンエネルギーを表現。パビリオンでは、この誰にでも利用できる再生可能なクリーンエネルギーを、水から生成するというオランダの新技術をご紹介する予定です。エネルギー転換の分野における世界的な課題に対し、革新的な解決策を来場者の皆さまにご体感いただき、新たな『コモングラウンド』を創り上げたいと考えております。
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■ テーマは 『コモングラウンド – 新たな幕開け』
『コモングラウンド』それは、共感し分かち合うこと。
『コモングラウンド』それは、共創の礎、そして新しい価値を共に生み出すこと。
このコモングラウンドという考え方は、今のオランダの根幹・考え方・景観の基盤となっています。
オランダは、世界中のパートナーと共に、社会や地球が直面する多くの課題解決に乗り出しています。例えば気候変動、食料不安、高齢化社会、世界的な健康への脅威などの課題は、単独では解決することが出来ません。そのために私たちは、様々な視点から物事を見つめ、既成概念にとらわれず、新しいアイデアや可能性を探求する必要があります。オランダパビリオンは、人々が集い、お互いに学び合い、刺激し合う開かれた空間。健全で幸せな社会をつくるために、私たちが持つ力を結集させる場所となるでしょう。オランダが掲げる『コモングラウンド』を基盤に、皆が協力することで、革新的で持続可能な解決策を生み出すことができると信じています。
■ オランダパビリオン‐ ‘A New Dawn’ 新たな幕開け
サブテーマ: Saving Lives (いのちを救う)
‘man made sun-次世代への太陽’と呼ばれるパビリオンデザインに描かれた球体は、日の出を現すと共に無限なクリーンエネルギーを象徴しています。来場者は、水から生成されるオランダの新技術にふれることができ、実際に有害排出ガスなどが出ないエネルギー作りを体験できます。クリーンエネルギーの利用は、生活へ大きな影響をもたらし、より健康で幸せな社会の実現につながるでしょう。数々のイノベーションがもたらす新しい時代への幕開けです。
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■ エネルギー転換
持続可能な社会を構築させる上で、エネルギーは極めて重要な役割を担っています。エネルギーは、私たちの全ての活動の中核にあると言っても過言ではありません。今日、世界はエネルギー転換に関して、2つの緊急的な課題に直面しています。それは、資源不足と化石燃料の依存からの脱却という課題です。「再生可能なクリーンエネルギーを誰もが利用可能にすることが、より持続可能な社会と経済への鍵となります」。と、国際万博担当でもあるリーシェ・シュライネマッハ(Liesje Schreinemacher) オランダ外国貿易・開発協力大臣は述べています。そこに加え、「オランダパビリオンがこの課題を取り上げ、来場者に有害物質などを出さず循環型の未来への可能性を紹介できることを、大変誇りに思います」と述べています。
■ 日蘭の共同事業体(コンソーシアム)による循環型のパビリオン
日蘭の企業からなるコンソーシアムは、オランダの建築事務所『RAU』、体験型デザインスタジオ『Tellart』、エンジニアリング・コンサルタント会社『DGMR』、大阪の総合建設会社『株式会社淺沼組』で構成されています。完全な循環型のコンセプトにのっとり造られるオランダのパビリオンは、あらゆるレベルのサーキュラリティに従って設計されているだけでなく、建設物やその備品を建設物の再利用可能な材料貯蔵設備(マテリアルデポ)として捉えています。建設に必要な全ての材料は、マテリアルパスポートで識別、登録、文書化、全ての材料が再び利用できるようになるのです。国際的に経験豊富なこのコンソーシアムは、設計・施工・メンテナンス保持・完成に加え、パビリオンでのビジター体験にも取り組む予定です。
RAU https://www.rau.eu/
Tellart https://www.tellart.com/
DGMR https://dgmr.nl/en/
株式会社淺沼組 https://www.asanuma.co.jp/
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■ 5つのプログラムテーマと、2025年に向けたキャンペーン'Road2Osaka’
2025年大阪・関西万博は、日本および東アジア地域との経済的、政治的、文化的関係を強化する上で重要な舞台となります。オランダはこの万博において、協力関係を強化し、新しいアイデアを探求し、『コモングラウンド』を基盤に、イノベーションを共創したいと考えています。プログラムテーマは大きく5つに分かれており、各テーマを通して異なる視点、専門知識、アイデアを組み合わせることで、グローバルな課題に対し革新的で直ぐに活用可能な解決策を生み出すことができると信じています。
【5つのプログラムテーマ】
1. エネルギー転換、サステナビリティ、循環型経済
2. サステナブル農業食品&ハイテク施設園芸
3. ライフサイエンス・ヘルスケア
4. ハイテクとDX (デジタル・トランスフォーメーション)
5. 文化活動
万博までの期間と万博会期中には、イベント、展示会、セミナー、週のテーマ別企画を実施する予定です。これらを通して、新しいパートナーシップを構築し、アイデアを共有しながら考え抜き、持続可能な解決策を共に作り上げていきたいと考えています。 今後、オランダパビリオンやRoad2Osakaキャンペーンの情報は、特設サイトよりご確認いただけます。
日本語: www.orandaexpo2025.nl
英語: www.nlexpo2025.nl
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本件に関するお問合わせ先
【リリースに関するお問い合わせ先】
駐日オランダ王国大使館
広報・政治・文化部 宮木ジャッカー E-mail: hitomi.miyaki@minbuza.nl