プレスリリース
山九株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村公大)は5月16日、大阪府高石市に関西最大級の機能性化学品専用倉庫を開設いたしました。
当倉庫は、消防法危険物第1類、2類、4類、5類、毒劇物と多様な貨物に対応しており、うち4棟は温度管理品の取り扱いも可能です。雨天時のオペレーションを効率化する大型庇を備え、海上コンテナ作業にも対応できる高床式倉庫も1棟設置、医薬品や電子部品材料、リチウムイオン電池など幅広い貨物をターゲットとしております。阪神港や関西国際空港からの良好なアクセスを活かした、輸出入貨物のストックポイントとしての活用も提案する予定です。
更に当倉庫はBCP対策を徹底しつつ、人感センサの設置やこのタイプの倉庫では珍しく温度管理倉庫に天井を設置するなど省エネ化も進めております。路面には耐久性を向上させつつCO2削減にも貢献できる廃PET入りのアスファルト舗装を採用し、油水分離槽を備え雨水・排水に含まれる油が海に放流することを防止するなど環境にも十分配慮した設計です。
現在弊社は鹿島、千葉、四日市、兵庫、周南、北九州、大分の7カ所で総延床面積約14,800uの機能性化学品倉庫を運営しておりますが、今回の開設によって業界でも上位となる国内8カ所合計22,800uを保有することとなります。
ここ数年以上、危険物を取り扱う倉庫に対する需要が高まっているものの、供給が足りていない状況が続いており、当倉庫がそれらに対する一助になるものと捉えております。
記
倉庫概要
名称 :山九関西ケミカルセンター
所在地 :大阪府高石市高砂2丁目1番地
開設日 :2023年5月16日
敷地面積:約27,248u
倉庫面積:8,000u(1,000u/棟×8棟)
対応危険物:消防法第1類、2類、4類、5類
設備 :温度管理倉庫4棟、温度帯2℃〜25℃、定温機能
アクセス:大阪港まで高速で約20分、関西国際空港まで高速で約20分
設計 :株式会社大建設計
施工 :三和建設株式会社
株式会社ダイキンアプライドシステムズ
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関西ケミカルセンター
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畑中政昭 高石市長
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山九株式会社 代表取締役社長 中村公大