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プレスリリース

シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社

シュローダー・キャピタル、欧州インフラジュニアデット・ファンドで3億2,000万ユーロ以上を調達

(Digital PR Platform) 2023年05月15日(月)15時06分配信 Digital PR Platform

シュローダー・グループのプライベート・アセット部門であるシュローダー・キャピタルは、シュローダー・キャピタル・インフラジュニアデット・欧州3号戦略(通称Julie III、以下「当ファンド」)のファーストクローズで、3億2,000万ユーロ以上を調達したことを発表しました。

シュローダー・キャピタルのインフラストラクチャー・デット・チームが運用する当ファンドは、欧州インフラジュニアデットの投資機会を捉えることを目指し、昨年末に設定しました。サステナブルファイナンス開示規則(SFDR)において、第8条に分類されます。

金利上昇局面において、より高い利回りの恩恵を受けることから、当ファンドはアジアや欧州の投資家から関心を集めました。インフラデットは、ディフェンシブな性質とインフレ連動性の高さから、プライベートデット市場や社債市場がともに逆風に直面するマクロ環境の中、高い信用力に支えられ力強さを示しています。

当ファンドは、2020年に設定し10億ユーロ以上を調達した2号ファンドに続く、3号ファンドです。2号ファンドは、2年余りで投資実行を完了いたしました。当ファンドは、欧州における中規模のブラウンフィールドのコア資産に注力し、国やセクターの分散を図ったインフラデット・ポートフォリオを構築することに重点を置いています。

当ファンドが注力するコア・インフラストラクチャー資産は、生活に必須なサービスを提供しており、特徴としては、参入障壁が高い資本集約的なビジネス特性を持つ、長期の経済耐用年数を有する、長期にわたってキャッシュフローをもたらす、規制による保護の恩恵を受ける、技術的なリスクが低いなどが挙げられます。例えば、上下水道、エネルギー、鉄道、再生エネルギー施設、電力送電網、通信、道路などです。また、当ファンドは、運用プロセスにESG(環境、社会、ガバナンス)の要素を組み込んでいます。

シュローダー・キャピタル インフラデット投資共同責任者兼ファンドマネージャー 
オーガスティン・セガードのコメント:
「当ファンドは、質の高いブラウンフィールドのコアインフラ資産に注力しています。1号、2号ファンドは、コロナ期間中とその後の金利上昇、インフレ局面において強固な実績を残し、戦略の有効性を示しました。高い利回りが提供されることで、この戦略はより魅力的なものとなっています。」

シュローダー・キャピタル インフラストラクチャー・デット・ヘッド 
ジェローム・ネイロウドのコメント:
「厳しい環境においてファーストクローズが成功したことは、社債市場が不安定な中、当戦略の妥当性を証明するものになったと考えます。これにより、欧州インフラジュニアデット運用の先駆けである私たちの強みを示すことができました。当ファンドは、私たちの先駆者としての地位を確かなものにすると考えています。」

シュローダー・キャピタル インフラストラクチャー部門グローバル・ヘッド 
シャンタール・ペリシェのコメント:
「投資家のみなさまからの強い関心は、戦略の質の高さと強固な実績を示すものです。インフラ投資の機会は、脱炭素化、エネルギー自給化、デジタル化などのメガトレンドによってもたらされています。私たちは、引き続き、投資家のみなさまに魅力的な投資機会を提供する体制を整えています。
インフラ・プロジェクトは、世界経済の基盤を形成し、気候変動目標を達成するための重要な要素となっています。シュローダー・キャピタルは、インフラストラクチャーのスペシャリストとして、お客様にさらなる価値を提供してまいります。」

シュローダー・キャピタルのインフラストラクチャー・チームは、2015年の設立から着実に拡大し、現在28名で構成されています。運用チームは、14か国、10のサブセクターにわたる140以上の案件に80億ユーロ以上の投資経験があり、業界で最大級かつ最も経験豊富な運用チームの1つです。

以上

本資料に記載された特定のファンドに関する情報は、本資料でご紹介する運用戦略等を説明するための参考情報として記載したものであり、当該ファンドの募集その他勧誘を目的としたものではありません。当該ファンドは日本国内では販売されていません。
本資料に示されている運用実績、データ等は過去のものであり、将来の投資成果等を示唆あるいは保証するものではありません。投資資産および投資によりもたらされる収益の価値は上方にも下方にも変動し、投資元本を毀損する場合があります。また外貨建て資産の場合は、為替レートの変動により投資価値が変動します。
本資料は、作成時点において弊社が信頼できると判断した情報に基づいて作成されておりますが、弊社はその内容の正確性あるいは完全性について、これを保証するものではありません。
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■シュローダー・キャピタルの概要
シュローダー・キャピタルは、投資家の皆さまに、幅広いプライベート・アセットへの投資機会、ポートフォリオの構成要素、カスタマイズされたプライベート・アセット戦略へのアクセスを提供します。プライベート・マーケットにおけるすべての資産クラスにおいて、直接投資とソリューションを組み合わせ、業界最高水準のリスク調整後リターンを提供することに注力しています。厳格なアプローチと、パフォーマンス、コラボレーション、高潔を特徴とする文化に沿って、持続可能なリターンを達成することを目標としています。
906億ドル*を運用するシュローダー・キャピタルは、不動産、プライベート・エクイティ、セカンダリー、ベンチャー・キャピタル、インフラストラクチャー、証券化商品および資産担保証券、プライベートデット、保険リンク証券、インパクト投資(ブルーオーチャード)など、多様な投資戦略を提供しています。
*2022年12月31日現在

■シュローダー・グループの概要
シュローダーは、1804年創業、運用資産額で欧州最大級(約117兆円*)の独立系資産運用グループです。世界38拠点6,000名以上の従業員が連携して資産運用業を行っています。ロンドン証券取引所に上場する一方、引き続き創業家が中核株主として議決権付き株式の約半数を保有し、長期的視点で資産運用業に取り組んでいます。
日本とのかかわりは古く、1870年(明治3年)、日本初の鉄道敷設のために日本政府が初めて発行した国債の主幹事を、シュローダーが務めたことにさかのぼります。1974年には東京事務所を開設し、日本における事業の本格的な第一歩を踏み出しました。幅広い資産運用サービスを提供する現在も日本株式運用を事業の中核の一つに据え、約150年前と同様、日本の未来への投資を通じて歴史を紡いでいます。
※2022年12月31日現在 *7,375億英ポンド、1英ポンド=158.71円換算



関連リンク
シュローダーの視点
https://www.schroders.com/ja-jp/jp/asset-management/insights/

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