プレスリリース
神戸発、地域と取り組む災害復興支援イベント -- 西日本最大級のパイプオルガンを活用した「チャリティコンサート」を開催【甲南女子大学】
甲南女子大学(兵庫県神戸市)は、災害復興支援事業の一環として、2023年6月13日(火)にパイプオルガンチャリティコンサート「大オルガンの魅力、多彩な音色と身体に響く重低音!〜J.S.バッハから近代&現代まで〜」を、キャンパス内の芦原講堂で開催します。入場無料/事前申込制。会場では学生が募金活動を行い、必要経費を差し引いた全額を、あしなが育英会「あしなが東日本大震災遺児支援募金」に寄付します。甲南女子大学は、2012年から地域・一般の方々も参加可能なチャリティイベントを継続実施しています。阪神・淡路大震災を経験した神戸発の復興支援活動で、過去11年間の総来場者数はのべ16,665人を数えます。
【本件のポイント】
● 西日本最大級のパイプオルガン演奏を楽しみながら、災害復興支援に参加できるチャリティイベントを開催。
● ''音楽の父''J.S.バッハのほか、G.モランディやJ.アラン、O.メシアンといった近代音楽のオルガン作品に触れる機会を無料で提供。
● 地域と共に取り組む災害復興支援、地域への大学の資源還元・良質な音楽提供を目的に、社会貢献活動の一環として実施。
【企画の内容】
▼甲南女子大学と災害復興支援事業について
甲南女子大学では、2012年から災害復興支援の一環として、チャリティイベントを継続実施しています。東日本大震災の発生を機に「大震災を経験した神戸にある大学からエールを送ろう」と始まった、神戸発の災害復興支援の取り組みです。今回のチャリティイベントは、甲南女子大学が保有する西日本最大級のパイプオルガンを用いたコンサートです。パイプオルガンは、1995年の阪神・淡路大震災発生時に全壊した後、1998年に現在の姿を取り戻しました。震災からの復興のシンボルであるパイプオルガンを活用した、神戸にキャンパスを構える本学ならではの復興支援イベントです。
▼チャリティイベントの来場者・募金額について
コンサートは、入場無料で学内・近隣住民・一般の方々を対象としています。大学の資源・良質な音楽の提供を切り口に、地域の方々・学生・教職員がともに取り組むことができる支援活動として展開しています。会場では学生ボランティアが募金活動を行います。募金は、必要経費を差し引いた全額を、あしなが育英会「あしなが東日本大震災遺児支援募金(心のケアプログラム、交流活動、キャリア支援など)」に寄付します。2012年からの総来場者数・募金総額・寄付先は以下のとおりです。
・総来場者数:のべ16,665人
・募金総額:8,133,293円
・寄付先:2012年度・2013年度あしなが育英会「東北レインボーハウス建設募金」 /2014年度〜 あしなが育英会「あしなが東日本大震災遺児支援募金」
▼今回のテーマ
今回は、''音楽の父''J.S.バッハの作品を中心に、G.モランディやJ.アラン、O.メシアンといった近代音楽のオルガン作品を演奏します。奏者にオルガニスト 土橋 薫氏を迎えて、演奏とトークをお届けします。
【開催概要】
オルガンチャリティコンサート「大オルガンの魅力、多彩な音色と身体に響く重低音! 〜J.S.バッハから近代&現代まで〜」
▼日時
2023年6月13日(火)
14時00分開演(13時30分開場)
▼会場
甲南女子大学 芦原講堂
(〒658-0001 兵庫県神戸市東灘区森北町6-2-23)
▼演奏
土橋 薫
(甲南女子大学 非常勤講師/大阪音楽大学 特任教授)
▼曲目
J.S.バッハ:ヴィヴァルディによる協奏曲 イ短調
シュープラー・コラール集より
「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」
「ただ愛する神にまかせる者のみ」
幻想曲とフーガ ト短調
G.モランディ:導入、主題と変奏、フィナーレ Op.11
J.アラン:リタニ―(連)
O.メシアン:『主の昇天』4 つの交響的瞑想より
I. 自らの栄光を父なる神に求めるキリストの威厳
III. キリストの栄光を自らのものとした魂の歓喜の高まり
▼入場料
無料
▼対象
一般、在学生、卒業生、教職員
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
▼定員
1,000名(先着順)
※事前申込制
▼申込方法
Web申し込み
※甲南女子大学公式Webサイトから、申し込み専用サイトへとお進みください。
※お一人様1回限り、5名様分までお申し込みいただけます。
|↓ 公式Webサイト:お申し込みはコチラから ↓|
https://www.konan-wu.ac.jp/news/detail.php?id=3691
[関連情報]
▼奏者プロフィール|土橋薫
大阪音楽大学ピアノ科及びオルガン科を卒業。東京藝術大学大学院修了。大学院在学中に西ドイツ、ウェストファーレン州立教会音楽学校に奨学金を得て留学し、西ドイツ教会音楽家A資格(オルガン演奏、声楽)を取得。
ドイツを中心とするヨーロッパ各地において演奏活動を行い、好評を博す。日本国内では、いずみホール、ザ・シンフォニーホール、LICはびきの、など大阪を中心に、東京、京都、神戸、その他の各地で多くの演奏会に出演。
CD「for you オルガン音楽をあなたに」、「SPARKLING ORGAN オルガンのきらめき」、「美の都・パリのオルガン芸術」、DVD「パイプオルガン入門」をリリース(いずれもコウベレックス)。
大阪音楽大学特任教授、甲南女子大学非常勤講師。LICはびきのオルガン講座講師、及びLICはびきのオルガンアドヴァイザー。日本基督教団島之内教会オルガニスト。(一社)日本オルガニスト協会会員、日本オルガン研究会会員。
▼施設情報|芦原講堂とパイプオルガン
芦原講堂は、モダニズム建築で高名な村野藤吾(1891-1984)によって、学園創立70周年を記念して建築された。大学全体の景観との調和を考えてデザインされた建物は、六甲山の緑を背景に半地下式の銅板葺屋根をもち、1990年、第6回神戸市建築文化賞を受賞。また、1,784席の音楽ホールとして最高レベルの設備を整えており、優れた音響効果をもつ。パイプオルガンは、デンマーク・マルクッセン社製で、パイプ総数は4,357本となり西日本最大級の規模を誇る。1995年の阪神・淡路大震災発生時に全壊した後、1998年に復旧したパイプオルガンは、甲南女子大学における復興のシンボルといえる。
[関連リンク]※公式Webサイト
▽オルガンチャリティコンサート「大オルガンの魅力、多彩な音色と身体に響く重低音!〜J.S.バッハから近代&現代まで〜」
https://www.konan-wu.ac.jp/news/detail.php?id=3691
【主催・お問い合わせ先】
甲南女子大学 対外協力センター 社会貢献課
TEL: 078-413-3811(平日: 9時00分〜17時00分)
E-mail: kouken@konan-wu.ac.jp
▼本件に関する問い合わせ先
事務局 広報課
住所:〒658-0001 兵庫県神戸市東灘区森北町6-2-23
TEL:078-413-3130
メール:koho@konan-wu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/