プレスリリース
モビリティを活用した社会実験「 三宿モバイルパークレット2023」を開催 −歩車道・隣接店舗の一体的有効利用に関する取り組み−
ヤマハ発動機株式会社は世田谷区三宿エリアで活動する三宿四二〇商店会との共創による道路空間の新しい有効活用のあり方を検証する社会実験「三宿モバイルパークレット」を、昨年に続き開催します。
同商店会では、以前より地域の道路環境や交通安全に関するリサーチと問題解決を行う「Safe Mishuku Project」を実施しています。この中で地域の高齢者の外出機会の支援等を目的に、街なかの休憩スペースとなるベンチを歩道空間の道路占用によって設置しました。
本実験では、このベンチ周辺の歩道空間と車道側のパーキングスペースを活用します。そこへ当社のスローモビリティのプロトタイプを配置して、通行者の休憩スペース等として利用していただきます。そして、隣接する商店会加盟店「CRAFT CHOCOLATE WORKS」、「Knot 三宿」と連携し、店舗・歩道・車道を一体的な空間として、モビリティの滞留によって生まれる都市空間・まちづくりに対する新しい提供価値を検証します。
スローモビリティのプロトタイプはその設置場所・時間帯によってレイアウトを変更し、最適な使用形態の実証実験を行います。
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「昨年の実証実験の様子」
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「本年の展開イメージ」
■三宿モバイルパークレット2023
日時:2023年520()、21()11:00〜20:00
会場:三宿通り 第1会場:CRAFT CHOCOLATE WORKS 前
第2会場:Knot三宿 前
主催:三宿四〇商店会
協:国士舘大学 都市デザイン研究室、昭和女子大学 鶴田研究室、
世区世総合所 街づくり課
協賛:ヤマハ発動機株式会社
企画・運営:4FRAMES、ヤマハ発動機株式会社
■モバイルパークレットとは
近年、アメリカやカナダをはじめとする諸外国において、車道のパーキングスペースをカフェスペースや休憩スペースとして活用する「パークレット」という取り組みが広まっています。パークレットとは、歩車道境界の車道側にあるパーキングスペースにデッキやベンチ、プランターなどを設置して、飲食や休憩だけでなくギャラリーやワークスペースなど様々な目的で活用する手法です。こうした取り組みを日本でも取り入れようと、数年前から全国各地でパークレットの社会実験が行われていますが、道路交通法や設置に関する費用・手間、施設の管理などの様々な面で課題が多く、広く普及するには至っていない状況です。本社会実験では、これらの諸課題に着目してデッキやベンチといった施設をモビリティに置き換えた「モバイルパークレット」を提案し、費用や設置手間、管理の課題を解決するとともに、現行のパーキングスペースに車両を止めるという極めてシンプルかつフレキシブルな方法によって、今後の道路空間活用の可能性、手法の普及の可能性を検証します。
―ヤマハ発動機の「Town eMotion」活動―
当社では、さまざまなステークホルダーと共創しながら、まちなかで人や社会のWell-beingの向上を実現するための研究開発活動「Town eMotion」を進めています。
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WEBサイト:https://www.yamaha-motor.co.jp/townemotion/
本件に関するお問合わせ先
クリエイティブ本部 フロンティアデザイン部 フロンティアハブグループ
townemotion@yamaha-motor.co.jp