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プレスリリース

グローバル化対応で「国際学部」を創設 -- 社会課題の解決で人間社会学部に「社会デザイン学科」新設 -- 実践女子大が新学部学科構想、2024年度新設へ

(Digital PR Platform) 2023年04月28日(金)20時05分配信 Digital PR Platform



実践女子大学(東京都日野市、学長:難波雅紀)は2024年4月、「国際学部」を創設するとともに人間社会学部に「社会デザイン学科」を新設、また人間社会学部の現代社会学科を「ビジネス社会学科」に名称変更します。女子教育で長年培った経験とノウハウを生かし、グローバル化の進展や文化・価値観の多様化、デザイン思考で社会的課題の解決に即応できる女性人材の育成を目指します。本学の学部新設は、2004年度に人間社会学部を新設して以来です。




 本学はこのほど、新学部や新学科の設置に必要な手続きを文部科学省に行いました。

■渋谷の地の利を生かす
 国際学部や社会デザイン学科は、本学の渋谷キャンパス(東京都渋谷区)に開設します。渋谷区はITやファッションブランド、エンターテインメントのグローバル企業のほか世界各国の大使館も多数立地。加えて人工知能(AI)やビッグデータ企業のスタートアップも相次いでおり、革新性と多様性に富んだ渋谷の地の利を生かします。

■グローバルに活躍できる女性人材を育成
 国際学部は英語をはじめとした外国語の運用能力のほか、異文化・多様性への理解やグローバルな視野を併せ持つ女性人材の育成を目指します。

 活躍の場として国際性や専門性を生かした海外営業や貿易実務、海外スタッフなどを想定。専門分野のカリキュラムも「言語・コミュニケーション科目群」や「国際文化科目群」など学生のコミュニケーション能力をアップさせる科目群のほか、「日本文化科目群」や「地域・観光科目群」など、海外で日本人のアイデンティティを発揮したり、国内で地域の国際化に貢献できたりする科目群を充実させます。

■国際学部2年生は海外短期留学を必修
 教室以外のオフキャンパスで、国際感覚・スキルを磨く実践教育も特徴です。国際学部に在籍する学生は2年次に3カ月以上の海外留学を必修とするほか、羽田など国際空港で来日する外国人をサポートしたり、国内の高級リゾートホテルで業務を体験したりするプログラムも検討しています。

■デザイン思考でデータサイエンス、AIも
 社会デザイン学科は、デザイン思考のスキルや知識を身につけ、社会的課題の解決に貢献できる女性人材の養成を目指しています。

 デザイン思考は、新しいアイデアやビジネスモデルを生み出す効果的手法として近年注目されており、卒業生の活躍分野としてシンクタンクやマスコミ、IT・情報系などを念頭に置きました。「共創デザイン系」「ソーシャル・データサイエンス系」「メディア・イノベーション系」の3つに系統立てたカリキュラムを通じて、最先端のデータサイエンスや人工知能(AI)、IoT、ビッグデータ、ソーシャルメディアなどの知識を深め、スキルを磨きます。

■現代社会学科を名称変更
 ビジネス社会学科は、現代社会学科の名称変更を機に、カリキュラムを「社会フレーム系」「経営・マーケティング系」「グローバル社会系」の3系統に再編成します。

■1学部1学科増で4学部11学科に
 これら改編により、2024年度から渋谷キャンパスは文学部(国文学科、英文学科、美学美術史学科)と人間社会学部(人間社会学科、ビジネス社会学科、社会デザイン学科)、国際学部(国際学科)の3学部7学科に移行。日野キャンパスの生活科学部(食生活科学科、生活環境学科、生活文化学科、現代生活学科)の1学部4学科を加えて、本学は4学部11学科となります。

■受け継がれるグローバルな視野と社会感覚
 本学の学祖下田歌子は1893(明治26)年9月から1895年8月までの約2年間、明治政府の命を受け欧米8カ国を教育視察しました。その際、欧米の女子教育に感銘を受けた下田は帰国後、一般女性も学べる「実践女学校」(本学の前身)を1899年5月に創立するとともに、多くの清国留学生を受け入れました。

 グローバルな視野と社会感覚を持った女性として時代に先駆けた学祖下田歌子の理想は、125年の時を経て2024年度新設の「国際学部」と「社会デザイン学科」にも受け継がれます。

〔難波学長のコメント〕
渋谷に展開する「グローバル」と「社会連携」のフラッグシップ
 本学は2024年4月に新たに国際学部国際学科の設置を構想しています。また人間社会学部にも新たに社会デザイン学科を新設し、3学科体制とするとともに、従来の現代社会学科をビジネス社会学科へと装いを新たにする予定です。

 実践女子大学の学祖下田歌子は、明治政府の命を受けた欧米視察によって新たに獲得した国際的な問題意識と視点をもとに本学を立ち上げました。グローバル化社会においては、国際社会全体に係わる諸課題の解決に取り組むことができる人材を育成することが求められています。そのため、本学では、学祖の精神を受け継ぎ、「国際」の名を冠した学部・学科を新設します。

 また、複雑な現代社会においては、データサイエンスや共創デザイン等の幅広い知見から問題を発見し、解決できる能力が必要です。人間社会学部に新設する社会デザイン学科では、「社会連携」による問題解決型学習(PBL)を通して、そうした能力を磨き、実践力を身につけた人材を育成していきます。

(参考)
「渋谷ではじまる新しい学び」(実践女子学園ホームページ)
 https://www.jissen.ac.jp/newfaculty/


▼本件に関する問い合わせ先
学校法人 実践女子学園
経営企画部広報課
住所:〒191-8510 東京都日野市大坂上4-1-1
TEL:042-585-8804
メール:koho-ml@jissen.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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