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アライドテレシスホールディングス株式会社

【接続検証】企業向け5G対応ルーター 5G MECに求められる安定動作を確認 高速映像伝送を5G MECで実現

(Digital PR Platform) 2023年04月26日(水)11時10分配信 Digital PR Platform

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、当社が提供する企業向け5Gネットワーク接続対応ルーター「AT-AR4050S-5G」と、5G MECを通じて実現される映像伝送の新しいサービスとの接続検証を実施したことをお知らせいたします。

[画像1]https://digitalpr.jp/simg/631/70546/700_190_20230419145700643f82ac4c16e.jpg


■接続検証 実証の背景
IPカメラやセンサー類など様々なIoTデバイスが普及したことで、多種多様なデータの集積とデータの活用方法が広がりを見せ、その中でこのようなデータを活かす環境としてMECに注目が集まっています。MECとはマルチアクセスエッジコンピューティング(Multi-access Edge Computing)の略称で、クラウドなどの通信を介さず、ネットワークエッジの部分のみでデータの収集や処理・保管などを実施するため、低遅延の通信が可能となる技術です。また、MEC環境の中のみでデータを通信するためセキュリティリスクも軽減されます。

このMECの技術を5G通信の低遅延という特性と掛け合わせることで、双方の利点が最大限に活かされ、低遅延・高セキュリティなデータ処理環境が実現可能となります。高画質やリアルタイム性が必要となるスポーツやイベントでのライブ中継や、遠隔操作や遠隔操縦が可能となることで医療の分野でも活用が期待されています。

今後、活用の幅やシーンが広がることを視野に、アライドテレシスでは企業向けに開発したエッジデバイスを5G通信で利用できる5G対応ルーター「AT-AR4050S-5G」とKDDI株式会社(以下、KDDI)が提供する「au 5G」および、Amazon Web Services, Inc.(以下、AWS)が提供する「AWS Wavelength」環境との相互接続検証を行い、高速映像伝送の実現性を確認しました。

■検証の結果
本検証で「AT-AR4050S-5G」を「au 5G」と「AWS Wavelength」を介して、カメラで撮影された映像とその映像の解析結果が遅延なく配信できることを確認しました。また、長時間にわたり安定的な配信が可能なことも併せて確認しました。

■検証の流れ


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/631/70546/600_382_20230419145700643f82ac50c69.jpg

@カメラ撮影した映像を、当社が提供する5G対応ルーター「AT-AR4050S-5G」から「au 5G」経由で「AWS Wavelength」へ送出。

A映像は「AWS Wavelength」内の動画解析アプリケーションにて、人数解析、人流解析、顔向き検知を実施し、その解析結果を映像に重畳表示。

B受信用PCで、解析映像を受信。
Glass to Glass (カメラレンズから解析結果を経た表示画面まで)の低遅延配信を確認。
本検証を長時間にわたり実施し、安定通信を確認。

【動画解析ツールの目視確認の内容】
カメラ撮影した映像に、「AWS Wavelength」内の動画解析アプリケーションで計測した人数と顔の向きや目線を矢印で表示し受信PCへ送信。映像と映像上に表示された解析結果をリアルタイムで確認。

■検証環境について
【KDDI株式会社 提供環境】
・au 5G およびAWS Wavelength
5Gネットワーク内でAWSを利用できるサービスです。低遅延を必要とするアプリケーション向けに最適化されたAWSのインフラストラクチャサービスをKDDIのネットワークエッジで提供します。5Gの高速・大容量・低遅延の特性を最大限に活かします。

【アライドテレシス株式会社 提供環境】
・AT-AR4050S-5G


[画像3]https://digitalpr.jp/simg/631/70546/150_113_20230419145700643f82ac4e6e9.jpg

本ルーターは5Gネットワークに接続することで、エッジデバイスも5G通信が可能になり、高速・低遅延の環境を利用できるようなります。マルチキャリア(SIMフリー)対応の5G通信モジュールを内蔵した、5G/4G LTE通信対応の次世代型VPNアクセス・ルーターです。SIMカードを2枚同時挿入可能なデュアルSIMスロット対応のため移動体通信回線のアクティブ・スタンバイでの運用も可能です。

また、有線とモバイル通信の併用ができるため、アクティブでは有線、バックアップでは5G通信、或いはその逆での利用など、状況に応じて切り替えられます。

さらに、DPIエンジンや各種セキュリティエンジンを搭載し、IPアドレスブラックリスト/URLブラックリストを用いて外部攻撃や情報漏洩を防ぐことができ、単なる「5Gへの出口」としてではなく高いセキュリティ機能で、安全で快適なネットワークを実現します。
https://www.allied-telesis.co.jp/products/list/router/ar3050s_ar4050s/catalog.html

「AT-AR4050S-5G」は、これまでも国内外の様々なキャリアとの接続検証(データSIM通信、閉域接続SIM通信)を進めてきました。今回、「5G MEC」環境の接続検証を行ったことで、より幅広い領域で安定・高速通信をご利用になれる環境を提供いたします。
本件を含めた接続検証済回線サービスはこちらよりご覧になれます。
https://www.allied-telesis.co.jp/products/interope/router/carrier.html

当社は、今後も5Gを始めとする通信環境や様々なIoTデバイスとの相互接続性の検証を実施してまいります。

注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。
注)記載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、記載されている計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。

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<<製品に関するお問合せ先>>
TEL:info@allied-telesis.co.jp
URL:https://www.allied-telesis.co.jp
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<< ニュースリリースに対するお問合せ先>>
アライドテレシス株式会社 マーケティングコミュニケーション部
E-mail: pr_mktg@allied-telesis.co.jp
TEL:03-5437-6042 URL:https://www.allied-telesis.co.jp
アライドテレシス株式会社 東京都品川区西五反田7-21-11第2TOCビル


関連リンク
AT-AR4050S-5Gの製品仕様
https://www.allied-telesis.co.jp/products/list/router/ar3050s_ar4050s/catalog.html
AT-AR4050S-5Gの接続検証済回線サービス一覧
https://www.allied-telesis.co.jp/products/interope/router/carrier.html

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