プレスリリース
駒沢女子大学で観光学を学ぶ学生が音声ガイドアプリ「稲城フィールドミュージアム」を企画制作 -- 稲城市観光協会および株式会社MEBUKUとの産官学連携活動
駒沢女子大学(東京都稲城市/学長:安藤嘉則)人間総合学群観光文化学類ではこのたび、同大の所在自治体である稲城市の文化財や地勢を紹介する音声ガイドアプリ「稲城フィールドミュージアム」を、株式会社MEBUKU(東京都練馬区/代表:入江田翔太)の協力のもと企画・制作。この取り組みは、産官学連携による地域貢献活動「ツーリズムコマジョ」の一環となるもので、同コンテンツは4月12日から公開された(アプリ利用無料)。
駒沢女子大学と稲城市、稲城市観光協会の三者は、観光振興による地域の活性化と観光人材の育成に寄与することを目的として、2018年6月に「稲城市観光まちづくり産官学連携協定」を締結している。
このたびの音声ガイドアプリ制作は、同協定に基づくもの。コロナ禍で普及した地元再発見の旅、マイクロツーリズムに対する社会的ニーズに応えるための取り組みとして、2022年に発行したガイドブック『謎解き稲城の歩き方』に続く活動であり、学生らにとっては実践的な課題解決型教育の機会ともなる。
「稲城フィールドミュージアム」とは、町全体をひとつの博物館として見立て、音声ガイドを聞きながら稲城市の歴史や文化、地勢について学ぶ観光コンテンツ。各地で音声ガイド制作を手掛ける株式会社MEBUKUの助言を受けながら、観光文化学類の学生8名が市内16ケ所のスポットを取材し、原稿執筆や録音にも取り組んだ。学生によるナレーションで奥深い地域の物語を紹介している。
稲城市には数多くの文化財や史跡が点在するものの、案内板がない場合や、あったとしても奥深い背景まで十分な説明がない場合も多いという課題がある。音声ガイドアプリはそうした地域課題を解決すると同時に、街歩きを通じた観光活性化に寄与するツールとして期待される。
稲城フィールドミュージアムは、MEBUKU社が運営する音声ガイドアプリ「Pokke」を活用したもので、インターネットがつながる環境であればスマートフォンなどを通じて無料で聞くことができる。
■音声ガイドアプリ「稲城フィールドミュージアム」概要
・企画制作:駒沢女子大学人間総合学群観光文化学類「ツーリズムコマジョ」チーム
・発行:株式会社MEBUKU( https://mebuku.co.jp/
)
・URL: https://web.pokke.in/7kD7
・利用料:無料
【音声ガイドアプリで取り上げられたスポット】
(1) いなぎ発信基地ペアテラス
(2) 大丸用水分量樋(おおまるようすいぶんりょうひ)
(3) 大丸城跡
(4) 奚疑塾(けいぎじゅく)跡
(5) 青渭(あおい)神社
(6) 長沼城・報恩寺跡
(7) 常楽寺
(8) 妙見寺
(9) 坂浜の棚田
(10) 若葉台公園
(11) 上谷戸(かさやと)親水公園
(12) 高勝寺
(13) 妙覚寺
(14) 穴澤天神社
(15) 平尾の古民家
(16) 篭谷戸(ろうやと)の森
●駒沢女子大学・駒沢女子短期大学 公式ホームページ
・観光文化学類
https://www.komajo.ac.jp/uni/faculty/c_tourism/index.html
《関連記事》
・稲城市および稲城市観光協会と「稲城市観光まちづくり産官学連携協定」を締結しました(2018/06/12)
https://www.komajo.ac.jp/uni/news_uni/news_uni_18008.html
・駒沢女子大学鮫島卓ゼミが歴史と文化を学ぶガイドブック『謎解き稲城の歩き方』を発行―稲城市および稲城市観光協会との産官学連携協定の取り組み―
https://www.komajo.ac.jp/news_release/nr_22004.html
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人駒澤学園 広報部 広報課
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