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プレスリリース

Rolls-Royce Motor Cars Limited

ロールス・ロイス・ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アロー:変革の時代の最後を飾る

(Digital PR Platform) 2023年03月22日(水)10時30分配信 Digital PR Platform



2023年3月20日、グッドウッド、ウエスト・サセックス




ロールス・ロイス・モーター・カーズ、ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アロー・コレクションを発表
ロールス・ロイス史上最もパワフルな、レイスの最後のモデル
ロールス・ロイスのイメージの一新に寄与したレイスを称える12台のコレクション
オール・エレクトリックの未来を見据えて製作される最後のV12クーペ
ロールス・ロイス史上屈指の複雑な表面仕上げ、グラディエント・ペイントを導入
1930年代に当時の世界最高速度記録を樹立した「サンダーボルト」にインスピレーションを得たデザイン・コンセプト
イルミネーション付き「サンダーボルト」スピードフォームをフロント・シート間に装備
ビスポーク・スターライト・ヘッドライナーには最多となる2,117個の光ファイバーを散りばめている
それぞれ320ピースものパーツからなる寄木細工を組み込んだ、触感に富んだドラマチックなインテリア・ドア・パネル
インテリアには新たに「クラブ・レザー」を導入


「レイスは、これまでにグッドウッドでつくられた車の中でも、特に重要で影響力の大きな車です。その並外れたパワー、パフォーマンス、存在感により、ロールス・ロイスは全く新しい顧客層を獲得しました。現代文化の中で独自のファンを生み出し、オルタナティブなブラック・バッジ・レイスによりいっそう拡大しました。この画期的な自動車の最後のモデルは、グッドウッドから旅立つ準備ができており、これが私たちのつくる最後の記念碑的なV12クーペとなります。ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アローと、そのインスピレーションの源となった1930年代に最高速度を記録したV12エンジン搭載の『サンダーボルト』は、ともに長年の成果の集大成として、それぞれの時代の終わりを象徴しています。この壮麗な最後のV12クーペ・コレクションは、ブランド独自の比類ないビスポーク・ケイパビリティを通じて、レイスの意義と精神を表現しています。革新的なモデルにふさわしいフィナーレです。」
ロールス・ロイス・モーター・カーズ最高経営責任者、トルステン・ミュラー・エトヴェシュ

ロールス・ロイス・モーター・カーズは、本日、ロールス・ロイス史上屈指の革新的な車であるレイスの生産終了を記念し、ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アローを発表します。このビスポークの傑作は、世界限定わずか12台で、ロールス・ロイスが大胆な新しい電気自動車の時代に乗り出す前の最後のV12クーペとなります。

文化的な象徴となったレイス
2013年に発表されたレイスは、グッドウッドで設計・製造されたモデルの中でも、特に重要で影響力のあったモデルです。レイスは、先代のファントムやゴーストよりもパフォーマンス重視のモデルで、ロールス・ロイスに対する認識を根本的に変え、新たな若い顧客層を初めてブランドに取り込みました。そのカルチャー分野への幅広い影響力は、音楽、映画、アート、ファッションでレイスが幾度となく取り上げられていることによって明らかです。

V12との関連
レイスのドラマチックな「ファストバック」シルエットは、この車のダイナミックな創意を表すもので、これは2016年のブラック・バッジ・レイスの導入によっていっそう強められました。ブラック・バッジ・レイスは、V12エンジン搭載のロールス・ロイスが生み出す最高レベルのパフォーマンスを発揮する革新的な車の、強力で破壊的でありながらもパワフルなモデルの象徴でした。
しかしレイスの時代の終焉にふさわしい最後を構想するにあたって、グッドウッドのデザイナーとエンジニアは、ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アロー・コレクションのおけるインスピレーションを、ロールス・ロイスの波瀾万丈の長い歴史において重要なV12から得ているといっても過言ではありません。1938年、大胆で勇敢な努力によってブラック・バッジの精神を体現していたジョージ・エイストン大尉は、ロールス・ロイスV12「R」シリーズの航空エンジンを2基搭載した7トン、8輪の巨大なマシン「サンダーボルト」により、357.497 mph(575.335 km/h)という最高速度の世界記録を樹立しました。翌年の第二次世界大戦の勃発により、エイストンの努力は終わりを告げましたが、その後の記録は、すべて異なるタイプと構成のエンジンによって樹立され、「サンダーボルト」は史上最速のV12エンジン搭載車として永遠に語り継がれることになりました。
「サンダーボルト」の記録挑戦は、ユタ州の伝説的なボンネビル・ソルト・フラッツで行われました。白い地面が眩しく輝き、砂漠の太陽が照りつける環境下では、この車のポリッシュ仕上げのアルミニウム・ボディが反射し、いつ計時装置を通過したのか、正確に判断するのはほとんど不可能でした。そこで、シンプルながら独創的な解決策として、エイストンは車の側面に大きな黒い矢印(ブラック・アロー)を描き、その中央に黄色の円を描くことで、高速走行中でもはっきりと確認できるようにしました。これが今日のブラック・バッジ・レイス・ブラック・アロー・コレクションという名前の由来となり、またその独特な歴史的背景ともなりました。

グラディエント・ペイント
ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アロー専用のビスポーク仕上げは、セレブレーション・シルバーとブラック・ダイヤモンドの2つのトーンをフル・カラーでグラデーションしています。この2つのカラーの移ろいを引き立たせるために、ブラック・ダイヤモンドの層の上に、ガラスを注入した「クリスタル」塗装を施しており、フロントからリアまで印象的なモーション・ブラー効果を生み出しています。このビスポーク独自の技法により、外殻に覆われたようなボンネビル・ソルト・フラッツの地面に着想を得た、繊細な触感がコーチワークに備わり、さらにハイグロス・ラッカーが塗布されます。ガラスのような仕上がりを実現するために、12時間以上かけて研磨されています。
この並外れた仕上げを実現するために、ロールス・ロイスのエンジニア、職人、デザイナーからなるビスポーク・コレクティブは、1年半に及ぶ表面テストと開発を行い、ロールス・ロイスの基準に相応しいクオリティを実現しました。材料化学、塗布技法、表面仕上げの開発に多くの時間をかけた結果、グラディエント・ペイントはロールス・ロイスがこれまでにつくり出した塗料の中でも最も技術的に精巧なペイントとなりました。

コントラスト・カラー
このグラディエント・ペイントとコントラストをなすのは、バンパー・インサートとビスポーク・ホイール・ピンストライプのブライト・イエローで、これは「サンダーボルト」の黒い矢印の中の黄色い円を連想させます。また、ロールス・ロイス初の試みとして、ブラック・アローのラジエーター・グリルの背後、エンジンの前にあるVストラットもブライト・イエローで仕上げられ、これがブラック・バッジのダーク・クローム・グリル・サラウンドの背後にあるV12エンジンにさりげなく視線を誘導します。ブライト・イエローは、この車にあしらわれたカーボン・ファイバー製スピリット・オブ・エクスタシーのベースにも採用されており、ここには同色のリングディテールが組み込まれ、コレクション名が彫刻されています。

V12の伝統を受け継ぐフェイシア
ロールス・ロイス最後のV12クーペを記念し、デザイナー、職人、エンジニアからなるビスポーク・コレクティブが一丸となって、ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アローのフェイシアのためにユニークな芸術作品を製作しました。この触感に優れた複雑なデザインは、レイスの現代的なV12エンジンを巧みに表現しています。ブラック・バッジ・ファミリーのノワール・アンビエンスにマッチした、きわめて複雑なデザインは、2か月にわたる開発の成果です。一枚のブラック・コーティング・アルミニウム・シートに彫られ、下の輝く金属が見えるようになっており、「サンダーボルト」のポリッシュ仕上げアルミニウム・ボディとの大胆な視覚的つながりが生まれています。

ビスポークの化粧板(ベニヤ)
ブラック・アローのコーチ・ドアに張られたオープン・ポア仕上げのブラック・ウッドは、ボンネビル・ソルト・フラッツのひび割れた不規則な地面を模した、レーザー加工による320ピース以上の多方向の寄木細工からなる複雑なデザインでできています。この特別な装備は、左右のリア・シートを仕切るリア・「ウォーターフォール」・パネルにも及んでいます。

コンソール・スピードフォーム
「サンダーボルト」は、発売以来、何度もデザインが見直されてきました。その最後の形(記録を樹立したモデル)は、ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アローでも垣間見ることができ、フロント・コンソールのガラスの背後に収められた照明付きのポリッシュ仕上げアルミニウム製スピードフォームによって永遠の存在となっています。

新しい「クラブ・レザー」
ブラック・アローのインテリアでは、このコレクションのために特別に開発された新素材、「クラブ・レザー」が採用されています。アームレスト、シート・ガセット、トランスミッション・トンネル、ドア・ディテール、ドア・パニア、ロア・ダッシュボード・パネルは、いずれも「クラブ・レザー」で仕上げられ、そのひときわ強い光沢と深みを増したブラックのカラーは、マットなロールス・ロイス・ナチュラル・グレイン・ブラック・レザーと繊細なコントラストを形成しています。レザーのナチュラルな質感を強調することで、インテリアの「生命線」がいっそう可視化され、「ジョージ(・エイストン)が何よりも好むクラブ・アームチェア風のドライビング・シート」と記した当時の記者の表現に近いものとなっています。ブラック・バッジ・シリーズでの大胆な調子の色使いにならい、シート・レザーにはブライト・イエローが採用されています。シート上部では、ヘッドレスト外側に矢印のモチーフの刺繍が施され、触感に富んだディテールとなっています。これは、フル・スピードで走る車を計時装置が「見て」認識できるよう、「サンダーボルト」のアルミニウム・ボディに描かれた矢印のマークを表現したものです。

トラック・ガイド
ステアリング・ホイールを直進位置にすると、12時位置にあるダークカラーのマークが、シートの同様のパターンと一致します。これは、エイストンのチームが時速350マイルを超えるスピードの中でも方向感覚を保てるよう、唯一の目印とするためにソルト・フラッツの白い地面に描いた黒いラインを表したものです。このマークの象徴的意味を込め、トラック・ガイドは、ステアリング・ホイールから運転席、リア・シートへと意図的に非対称なラインを描いています。

新記録の星座
「サンダーボルト」が新記録を樹立し、ブラック・アローも独自の記録を樹立しています。夜空のようなドラマチックな雰囲気を車内空間で演出するために、ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アローのビスポーク・スターライト・ヘッドライナーには、光ファイバー製の「星」が2,117個も組み込まれています。これは、これまでのロールス・ロイスの車には見られない、過去最高の数です。「星」はすべて手作業で配置され、さえぎるもののない広大な土地から眺めた天の川と、エイストンの最後の不滅の記録が樹立された1938年9月16日にユタ州の上空に現れた星座が正確に描かれています。

ブラック・アローのクロック
1930年代のアナログ計器にインスピレーションを得たフェイシア・クロックのベゼルは、「サンダーボルト」のインテリアの未加工の技術的な美しさを意識しており、オリジナルの車の側面の矢印を模した ブラックの針の先端によって引き立てられています。周囲には、伝説の「ボンネビル」の文字と、「サンダーボルト」のV12エンジン車としての永遠不滅の記録速度である「357.497 mph」の文字が刻まれています。さらに、車のビスポーク・トレッド・プレートにも「矢印」のディテールがあしらわれています。

エンジン・バッジ
エンジン・カバーには、ロールス・ロイスのクーペに搭載される最後のV12エンジンであることを示す、ビスポーク専用プレートが取り付けられています。研磨したシングル・ピースの金属から削り出されたこのプレートには、ブライト・イエローの「V12」のモノグラムと、ブラックの「Final Coupé Collection」(最後のクーペ・コレクション)という文字が刻まれています。

ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アロー・コレクションの12台は、すべて世界中のお客様に割り当てられました。

- 以上 -

技術情報


ブラック・バッジ・レイス:NEDC(複合)CO2排出量:367 g/km、燃費消費量:17.5 mpg、16.1 l/100km、WLTP(複合)CO2排出量:370-365 g/km、燃料消費量:17.2-17.4 mpg / 16.4-16.2 l/100km


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ロールス・ロイス・モーター・カーズはBMWグループの完全子会社であり、航空機用エンジンや推進システムを製造するRolls-Royce plc(ロールス・ロイス・ピーエルシー)とは完全に別会社です。英国ウエスト・サセックス州グッドウッドにあるロールス・ロイス・モーター・カーズの本社および製造工場では2,500名以上の熟練した男女が勤務しており、世界で唯一、極めて上質な自動車を手作業で製造しています。

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