プレスリリース
近畿大学附属中学校(大阪府東大阪市)は、令和5年(2023年)3月10日(金)、近畿大学附属湯浅農場(和歌山県有田郡湯浅町)にて、農業体験通年プログラムの一環として柑橘の果実収穫体験学習を実施します。また、和歌山県広川町の協力により、津波防災をテーマとした「稲むらの火の館」を訪問し、防災について学びます。
【本件のポイント】
●農業に必要な知識を学び、体験することで、農作物や農家の方々への感謝の心を育む
●観察から摘果・収穫までを同じ柑橘の木で行うことで、収穫の喜びを実感する
●「稲むらの火の館」を訪れ、安政の大地震で津波から村を守った濱口 梧陵の功績から防災について学ぶ
【本件の内容】
近畿大学附属中学校は、令和4年度(2022年度)から近畿大学附属湯浅農場にて、2年生を対象に農業体験通年プログラムを実施しており、年3回行う体験実習のうち、今回が3回目となります。このプログラムは、附属校として近畿大学の実学教育を体験し、「農業に対する学び」と「農作物とそれを育てる農家の方々への感謝の心」を育むことを目的としています。第1回から、各グループが同じ柑橘の木を継続して担当し、観察と世話を続けてきました。今回は1年間の集大成として、世話をしてきた柑橘の果実がどのように育ったのか、観察・スケッチと収穫体験を実施します。
また、体験後は、和歌山県広川町にある「稲むらの火の館」を訪れ、江戸時代に起きた安政の大地震津波時に、「命の火」で多くの村人を救ったヤマサ醤油7代目の濱口 梧陵の功績から、防災について学びます。
【開催概要】
日時 :令和5年(2023年)3月10日(金)11:00〜15:00
※ 荒天候の場合は3月14日(火)に延期
場所 :近畿大学附属湯浅農場
(和歌山県有田郡湯浅町湯浅2355-2、
JR紀勢本線「湯浅駅」から徒歩約30分)
参加者:近畿大学附属中学校2年生 285人
【これまでの取り組み】
<第1回体験学習>令和4年(2022年)5月10日(火)
近畿大学附属湯浅農場本館で近畿大学教員による柑橘類についての講義を受け、農場内で柑橘類やマンゴーなどの栽培状況を見学しました。また、附属農場内の柑橘遺伝資源保存園で、剪定作業や果実のスケッチを行いました。さらに、湯浅町の協力により、伝統的建造物群保存地区の散策も実施しました。
<第2回体験学習>令和4年(2022年)7月12日(火)
柑橘遺伝資源保存園で、柑橘の摘果(果実の一部を幼果のうちに間引くこと)を体験し、5月と比較して大きくなった果実をスケッチしました。また、マンゴー栽培と農業機械を見学しました。さらに、湯浅町の職員の方から、町の魅力やまちづくりをする上での苦労、やり甲斐等について実体験を踏まえてお話しいただきました。
【関連リンク】
近畿大学附属中学校
https://www.jsh.kindai.ac.jp/jhs/
近畿大学附属農場
https://www.kindai.ac.jp/farm/
▼本件に関する問い合わせ先
広報室
住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL:06‐4307‐3007
FAX:06‐6727‐5288
メール:koho@kindai.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/