プレスリリース
長崎県西海市で追手門学院大学の学生が企画した2泊3日の「自分さがしツアー」開催 -- 都市部に暮らす学生が「地方」での生き方・働き方を考える
追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)の学生3名が提案するスタディツアー「Saikai Campus ―西のこと、自分のこと―」が、3月6日(月)から8日(水)まで2泊3日の行程で実施される。これは、同大と包括連携協定を結ぶ長崎県西海市(市長:杉澤泰彦)で民泊事業を展開する「一般社団法人山と海の郷さいかい」でのインターンシップをもとに学生らが企画したもの。大学や専門学校の学生を対象とし、地方で自分を見つめる「自分さがしツアー」として行われる。参加費32,000円、申し込み締め切りは2月26日(日)まで。
【ポイント】
○長崎県西海市で、地方での生き方・働き方を考える「自分さがしツアー」を開発
○現地法人でのインターンシップを通して、不便さに代えることのできない西海の魅力を発見
○ツアーは3日間の行程で、自分を知るワークショップや移住者や起業した若者と交流
追手門学院大学は2021年6月、長崎県西海市と包括連携協定を締結。2022年3月には学生らが、同市で民泊事業を行う「一般社団法人山と海の郷さいかい」で、教育旅行を開発するステイ型のインターンシップに取り組んだ。
学生らは、九州の西端に位置し豊かな自然が息づく西海市に2週間滞在する中で、同市が誘致に取り組んでいるUIJターンした起業家や住民との出会いから、不便さに代えることのできない「人の優しさ」と「穏やかな空気感」、若い世代の移住者による「新しい生き方」に触れた。
その気付きを全国の学生に体験してもらおうと、今回のツアーを企画。全3日間の行程で、地方での生き方や働き方を考える内容となっている。
1日目は「自分を知る、西海を知る」をテーマに、移住者が運営するアロマクラフト教室でワークショップを実施。海に面した店舗で「自分を見つめる」ワークを行い、気質・体質のチェックから自分だけのアロマグッズを作る。その後「山と海の郷さいかい」の体験民泊に登録している一般家庭に宿泊する。
2日目は「いろんな働き方、暮らし方」をテーマに、地域の交流拠点で、移住者や起業した若者と交流。多様な働き方や暮らし方について考える。この日は和モダンなゲストハウスに宿泊し、BBQを楽しみながら参加者同士でも語り合う。
最終日となる3日目は「身も心もほぐれ、気づきへ」と導く、海辺の散策や博物館での音楽鑑賞を予定。最後にまとめワークを行い、3日間の体験を振り返る。
ツアーの概要は下記の通り。
■ツアー詳細&申し込み方法
【日 時】 3月6日(月)〜8日(水)2泊3日間
【場 所】 長崎県西海市
【対 象】 全国の大学・専門学校に通学する学生
【定 員】 15名
【参加費】 32,000円(全国旅行支援の利用で28,880円+4,000円分クーポン)
【申込締切】 2月26日(日)
【申込URL】 https://saikaicampus2023.peatix.com
■学生の想い(メッセージ)
都会で生まれ都会で暮らす私たちが、2022年に初めて訪れた土地、長崎県西海市。名前すら聞いたことのない、''地方''や''田舎''に対して、私たちは初め、「何も無さそう」「不便そう」などのネガティブな偏見を抱いていました。
けれども、2週間の滞在を通して私たちが出会ったのは、不便さに代えることのできない「人の優しさ」や、ここにしかない「穏やかな空気感」。そして私たちとあまり変わらない若い世代の移住者の、新しい「生き方」でした。
都会では競争になる事業も、地方では新しいアイデアになり、挑戦しやすい。都会ではお金やネットに依存しているけど、地方にはどんな時にでも生き抜ける知恵や人々とのつながりがある。そんな''気づき''を伝えるために、私たちは今回のスタディツアーを企画しました。山、海、豊かな自然に囲まれた西のはしっこ・西海市は、きっとみなさんの、第二の故郷のような居場所になるはず。
心をオープンにできる安心感のなかで等身大の自分を再発見し、これからの生き方や働き方の選択肢を増やす、そんな時間が共有できますように。
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・追手門学院大学と長崎県西海市が包括連携協定を締結 -- 農林水産業の活性化やフィールドワーク等で相互に協力(2021.06.23)
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