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日本電信電話株式会社

Space CompassとSkyloomが地球観測市場に向けた光データリレーサービス提供の協業に正式合意

(Digital PR Platform) 2023年01月31日(火)16時24分配信 Digital PR Platform

 Skyloom Global Corporation(本社:米国コロラド州デンバー、以下 Skyloom)と株式会社 Space Compass(本社:東京都千代田区、以下 Space Compass)は、アジア上空に1機目となる静止軌道(GEO:Geostationary Earth Orbit)衛星SkyCompass-1を2024年末までに打上げる共同事業契約を正式に締結しましたのでお知らせいたします。両者で提供する最先端の光通信ネットワークシステムにより、急速に拡大する地球観測市場にリアルタイムかつ大容量のデータリレーを直接クラウドに提供します。SkyCompass-1はパートナーシップの第1ステップとなり、両社は今後数年かけてリレーキャパシティの増強およびグローバル展開に向けたGEO衛星コンステレーション構築の検討を推進してまいります。2023年前半にはリレーサービスの販売予約開始を予定しており、既に複数の潜在顧客との協議を進めております。
 

[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/2341/67554/700_394_2023013114382163d8a94d06897.jpg

 
 地球観測衛星事業者は増え続ける宇宙画像などリモートセンシングデータ需要に直面しているものの、取得したデータを求められる時間内に届けられないがためにデータの価値を活かしきれずにいます。現在はデータ伝送を電波(RF:Radio Frequency)通信に依存しているため、データ伝送容量や情報アシュアランスに制限があります。SkyloomとSpace Compassのパートナーシップにより、今までになく増加している低軌道(LEO:Low Earth Orbit)観測衛星コンステレーションに対し、費用効果のあるデータ伝送を提供します。地球観測事業者は、光通信端末を搭載することで、分・時間単位ではなく秒単位でクラウドにデータを届けるend-to-endの光リレーサービスが可能となり、より観測ミッションに集中することができるようになります。

各社コメント
Space Compass 代表取締役Co-CEO 松藤 浩一郎
このSkyCompass-1プロジェクトは、宇宙統合コンピューティング・ネットワークの構築に向けた第1歩でありますが、今までにない大きな一歩です。Skyloomの持つ最高水準技術および株主であるNTT・スカパーJSATの広範な支援により、我々が宇宙での光通信ネットワークの時代におけるマーケットリーダーとなっていくと確信しております。

Skyloom Co-founder & CEO Marcos Franceschini
Skyloomチームは無線インターネットのための宇宙インフラを構築することをミッションとしており、Space Compassとのパートナーシップにより、そのビジョンが現実に近づいていることを実感しております。我々のお客様は、光通信の価値および地球観測市場にもたらす有効性を理解しており、彼らのデータサービスを更に推進していくために、SkyloomのイノベーションとSpace Compassの経験を活かした高性能のデータ伝送を活用する準備を整えつつあります。

Space Compass 代表取締役Co-CEO 堀 茂弘
SkyloomとSpace Compassのパートナーシップにより提供可能となる高品質かつ価格競争力のあるサービスは、世界中の観測衛星事業者のお客様にとって魅力的であることは疑いないと思います。日米のコラボレーションにより、光のネットワークを宇宙に拡張する事を目指します。

Skyloom社製の光通信端末(OCT:Optical Communication Terminal)について
SkyCompass-1にとって重要なコンポーネントであるOCTの製造は米国コロラド州ブルームフィールドにおいて2023年第2四半期中に開始する予定です。お客様のLEO衛星に搭載することにより、宇宙から地球への大容量、低遅延、高セキュリティのデータ伝送を実現します。Space CompassとSkyloomはお客様のフィードバックに基づくサービス提供方法の詳細について最終化を行っており、SkyCompass-1の打上げまでに予約完売となることを予期しております。

Space Compass について
Space Compass は 日本電信電話株式会社(NTT) とスカパーJSAT株式会社(スカパーJSAT) が設立した合弁会社です。代表取締役 Co-CEO 堀 茂 弘、同 松藤 浩一郎。宇宙統合コンピューティング・ネットワークの構築により、持続可能な社会 を実現します。この構想の第一歩として、宇宙データセンタ(宇宙における大容量通信・コンピュ ーティング基盤)、宇宙 RAN(Beyond5G/6G におけるコミュニケーション基盤) の事業・サー ビスに取り組んでいます。https://space-compass.com

Skyloom について
Skyloom はコロラド州デンバーの通信イノベーターです。Founder & CEO Marcos Franceschini。新しい宇宙通信インフラ基盤を開発、構築、運用することで地球規模のデータ伝送 サービスを提供します。私たちの持つ宇宙光通信に関する高い技術力により、リアルタイムのデー タ伝送を実現し、最新の情報を必要とするお客様のサービス拡張に貢献します。https://www.skyloom.co

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