プレスリリース
トピー工業株式会社(本社:東京都品川区、社長:高松信彦、以下「トピー工業」)は、2021年度に国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)によるグリーンイノベーション基金事業「COを用いたコンクリート等製造技術開発」※において採択された「COを高度利用したCARBON POOLコンクリートの開発と舗装及び構造物への実装」プロジェクト(以下、プロジェクト)へ参画しました。また、プロジェクトの専用ウェブサイトが本日開設されましたので併せてお知らせいたします。
1.プロジェクトについて
プロジェクトで開発するCARBON POOLコンクリートは、セメント焼成工程などで発生するCOをコンクリート由来の産業廃棄物に固定化すことができるコンクリートです。さらに、新たな技術を用いてCO吸収を最大化・最速化することで、セメント焼成工程などで発生するCOを上回る310kg-CO2/以上のCOを固定化し、カーボンネガティブを実現します。プロジェクトでは、このCARBON POOLコンクリートの開発および社会実装によって、2040年ごろに年間200万t-CO以上の削減効果を目指し、脱炭素社会の実現に貢献します。
トピー工業は、プロジェクトにおいて、CARBON POOLコンクリート内で使用される「さびの進行による性能劣化のない鉄筋棒鋼」の開発を担当します。
トピー工業グループは、今後もCO排出量の削減や環境配慮型製品の開発などのさまざまな取り組みを通じて持続可能な社会の実現へ貢献するとともに、企業価値の向上を目指してまいります。
2.プロジェクト専用ウェブサイトについて
プロジェクトの内容を紹介する専用ウェブサイトは、冒頭でプロジェクトのコンセプトムービーが流れ、参画団体一丸となってプロジェクトを成功させ脱炭素社会へ貢献する決意を表明しています。また、プロジェクトの概要資料(日本語・英語)もサイト内で公開されています。定期的にプロジェクトの進捗状況が更新されますので、今後ご注目ください。
専用ウェブサイトURL:https://www.carbon-pool.com/
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※NEDOグリーンイノベーション基金事業「COを用いたコンクリート等製造技術開発」とは、コンクリート、セメント等の分野におけるカーボンリサイクル技術の社会実装に向け、技術的課題の解決と標準化等を進めるとともに、戦略的な国内・国外への普及により、脱炭素化の実現とカーボンニュートラル社会実現に貢献することを目指すことを目的とした2030年度までの公募事業です。株式会社安藤・間(本社:東京都港区、代表取締社長:福富正人)を幹事会社とするCARBON POOLコンクリートコンソーシアムが2021年度に提案したプロジェクトが採択され、現在15団体が参画するプロジェクトとなっています。
【プロジェクト参画企業・大学・研究機関】
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本件に関するお問合わせ先
総務部 広報・IR室 TEL 03-3493-0777
関連リンク
プロジェクト専用ウェブサイト
https://www.carbon-pool.com/