プレスリリース
〜カーボンニュートラル実現に向け、バリューチェーン全体でのCO2削減に貢献〜
● エフレックス(R)平塚工場にて、2022年10月より実質再生可能エネルギー由来電力を導入
● 同工場の電力使用に伴う年間CO2排出量(スコープ2)最大約8100トンを削減見込み
● エフレックス(R)は、再生材を中心としたポリエチレン樹脂を押出成型して製造されており、今回の導入により地球環境負荷の極めて少ないケーブル保護管が実現
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:小林敬一)は、デジタルグリッド株式会社を通じて「トラッキング付FIT非化石証書」を購入し、2022年10月よりAT・機能樹脂事業部門平塚工場(神奈川県平塚市)に導入しました。本契約により、同工場での使用電力の100%がグリーン電力化され(注1)、年間CO2排出削減量(スコープ2、注2)は最大約8100トンを見込んでいます。
古河電工グループは2021年に「古河電工グループ環境ビジョン2050」を策定し、脱炭素社会への貢献としてバリューチェーン全体での温室効果ガス排出削減を掲げ、グループをあげて国内外での水力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーの利用を推進しています。AT・機能樹脂事業部門はこれまでにも使用電力の一部にグリーン電力を使用してきましたが、このたび平塚工場におけるエフレックス(R)製造工程での樹脂の加熱や加工等で使用する電力の100%をグリーン電力化することで、スコープ2として排出するCO2を大幅に削減します。
近年、同製品は、太陽光や風力といった再生可能エネルギー発電サイト建設の電気工事に多く採用されており、グリーン電力で製造した環境に配慮した製品をグリーン電力発電サイト建設に提供することで、両面から環境負荷軽減に貢献していくことが可能となります。
当社グループは今後もカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを加速し、バリューチェーン全体でCO2排出量を削減することなどを通じて、お客様への価値提案に繋げ社会課題の解決を推進してまいります。
(注1)全電源平均電力にFIT非化石証書(トラッキング付)および再生可能エネルギー指定の非FIT非化石証書(電源属性情報有)を組み合わせたRE100対応の実質再生可能エネルギー由来電力。2022年度(2022年10月から2023年3月)の契約を行い、今後継続的に更新予定。
(注2)自社が購入した電力、熱などの使用による間接排出。
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地中埋設用ケーブル保護管エフレックス(R)
当社が国内で初めて発売した樹脂製波付ケーブル保護管で、地中埋設に耐える強度を持ちながら、軽量で曲げやすく、施工性にも優れています。1967年の発売以来、公共事業をはじめ様々な工事で幅広く採用されています。
地中埋設用ケーブル保護管 エフレックス(R)シリーズ
https://www.furukawa.co.jp/eflex/
『エフレックス』は日本における古河電気工業株式会社の登録商標です。
■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。
古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182