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町田マルイ×玉川大学産学連携 冬の季節を演出するデザインプロジェクト SDGsを意識したメッセージを込めた「生まれ変わった廃材」によるディスプレイを制作 12月10日(土)から展示スタート

(Digital PR Platform) 2022年12月05日(月)20時05分配信 Digital PR Platform



玉川大学(東京都町田市/学長:小原芳明)は、町田マルイ(株式会社丸井、本社:東京都中野区、代表取締役社長:青野真博)との共創の取り組みとして、芸術学部の学生がデザイン・制作したウィンドウディスプレイを12月10日(土)から12月27日(火)まで展示します。




 この取り組みは、玉川大学芸術学部の学生が2018年から行っているもので、今年は「共創芸術プロジェクト」と「メディア・デザイン・プロジェクト」の授業履修者18名で担当することとなりました。例年と同様に、学生が企画からデザイン制作、展示物の制作まで一貫して携わっています。
 今年のテーマは「サステナブル」(=持続可能性)です。ディスプレイのモチーフは町田マルイや玉川学園から出た廃材を再利用して制作しています。ペデストリアンデッキに面した町田マルイ2Fウィンドウ、小田急線町田駅側とJR町田駅側の2箇所で全く違う「サステナブル」の表現をしています。ぜひお楽しみください。

●町田マルイ×玉川大学芸術学部ディスプレイ概要
今年のテーマは「サステナブル」
生まれ変わった廃材によるディスプレイデザイン
【日時】2022年12月10日(土)〜12月27日(火)
【場所】ペデストリアンデッキに面した町田マルイ2Fウィンドウ2箇所


※本プレスリリースも学生が作成しました。


<JR町田駅側>
【デザインコンセプト】→デザインは画像2を参照
 JR側のコンセプトは「冬からの贈り物」です。開くと驚きとワクワク感を感じられる飛び出す絵本をモチーフに一冊の本からツリーや家、プレゼントが飛び出したデザインになっています。見た人の心が暖かく、そして「冬からの贈り物」を受け取り幸せな気持ちになれる展示を目指し制作してきました。
 展示物はサステナブルを意識し、リサイクル可能な素材でできています。町田マルイの廃材で試作を繰り返し、ペットボトルツリーは玉川学園で回収されたペットボトルで制作されています。
 本来捨てられてしまうものが今回展示物として生まれ変わった姿を見て、改めて自分が捨てたいものに別の使い方や、新たな価値を見出してもらえたら嬉しいです。展示を通してサステナブルへの意識と共に、私たちの思いや「冬からの贈り物」を多くの方に受け取っていただきたいです。


【ポスターデザイン】→デザインは画像1(左側)を参照
 JR側のポスターデザインは一冊の本から、光り輝くツリーやプレゼントが飛び出し、物語が始まっていくワクワク感を表現したデザインになっています。キャッチコピーである「ここから始める物語」はこの展示を見た人が、物語の主人公の1人として「サステナブル=持続可能」な社会に向けてできることから行動していき、未来へ物語を繋げてほしいという思いを込めています。
 タイトル「HAPPY WINTER STORY」にもあるように、展示、ポスターを通して一冊の本から始まる冬の幸せな物語を楽しんでいただき、サステナブルを見つめ直すきっかけになっていただきたいです。


<小田急線町田駅側>
【デザインコンセプト】→デザインは画像3を参照
 海はすべての源であり最大の資源。しかし現在、海洋プラスチック問題は深刻化し甚大な影響を与えています。
 そこで私たちはSDGs目標14番「海の豊かさを守ろう」をテーマに企画・制作を行いました。
 中央にあるクジラの造形は、再生可能な段ボールを使用。尾びれには海洋プラスチックごみをイメージしたビニールやリボンが巻かれています。ビニールやリボンは、頭部に行くにつれ解かれていますが、これはごみから解放され「自由」に向かっているクジラを表現しています。
 クジラの周りに配置している「クラゲ」も同様に影響を受けている海洋生物で、この造形もクジラの造形と同様に再生可能なガラスを使用しています。
 年齢問わずたくさんの方に、ごみから解放されて自由に空飛ぶクジラの姿から海洋プラスチック問題や私たちの暮らしにとっての「しあわせ」とは何か考えるきっかけとして鑑賞していただければ幸いです。


【ポスターデザイン】→デザインは画像1(右側)を参照
 このポスターはウィンドウディスプレイをイメージして、海洋プラスチックごみから解放され自由に泳ぐ空飛ぶクジラの姿を描いています。 今回「雲の上のおくりもの」というタイトルには、ごみから解放された後に「自由」という贈り物がプレゼントされたクジラという意味を込めました。またキャッチコピーである「生きやすいって『しあわせ』だ」には普段当たり前すぎて私たちがあまり感じられていない生きるということを、海洋生物たちにとっては当たり前では無いというメッセージを込めています。
 少しでも多くの人に当たり前では無くなりつつある「生きる」ということを感じていただきたいです。


<プロジェクトの流れ>
 今回の制作ではアート・デザイン学科1年生1名、2年生7名、メディア・デザイン学科3年生8名、4年生2名の計18名で行いました。
 学生の指導には芸術学部の林三雄教授と堀場絵吏講師が当たっています。7月から活動がスタートし、現地調査やSDGsについて考えを出し合い、夏休みにデザイン検討を各自行いました。デザイン案は一人一つ持ち寄り、類似性のあるものでグルーピング。そこから議論を重ね、融合した案を出していきました。授業内投票で選ばれた2案を町田マルイ担当者の前でデザインコンセプト、ポスターデザイン等のプレゼンテーションを行いました。本来は1案を選出してディスプレイ制作に挑む形でしたが、町田マルイ担当者に学生の熱い想いが届いたことで2つの案を実施することに決定しました。現在はそれぞれのチームがフィードバックを受け試行錯誤し、各担当を決め制作に取り組んでいます。


<広報担当から>
 今年度は新たなテーマである「サステナブル」について一人一人が向き合い取り組んできました。それぞれの思いやメッセージがディスプレイを見たお客さんに伝われば嬉しいです。町田マルイの廃材、リサイクル可能な資源で制作されたディスプレイは、本来廃棄されたものに新たな価値を見出すといったサステナブルの考えに繋がっていきます。このディスプレイをきっかけに少しでも多くの方にサステナブルについて考えていただけたら幸いです。


<指導教員プロフィール>
・林 三雄(はやし みつお) 教授プロフィール
 東京芸術大学大学院デザイン科修了。ヤマギワ株式会社で照明器具デザイン、照明計画などを担当。メディア・デザイン学科教授。


・堀場 絵吏(ほりば えり) 講師プロフィール
 金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修了。三菱地所ホーム株式会社で建築設計、商品開発などを担当。アート・デザイン学科講師。


▼本件に関する問い合わせ先
学校法人玉川学園 教育情報・企画部 広報課
住所:〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
TEL:042-739-8710
FAX:042-739-8723
メール:pr@tamagawa.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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