プレスリリース
獨協大学が11月19日に第33回獨協インターナショナル・フォーラム「新しい時代と生涯キャリア教育 -- ドイツの『国家継続職業教育戦略』から何を学べるか? --」を開催
獨協大学(埼玉県草加市/学長:山路朝彦)は11月19日(土)、第33回獨協インターナショナル・フォーラム「新しい時代と生涯キャリア教育―ドイツの「国家継続職業教育戦略」から何を学べるか?―」を開催。ドイツで労働問題や職業教育に取り組む専門家らの講演や報告などを通じて、日本の公的な継続的職業教育の課題と今後の展望を考える。対面・オンライン配信(Zoom)にて開催。参加費無料、要事前申込(締切11月16日(水))。同時通訳あり(日本語・ドイツ語)
産業構造の変化(デジタル化や脱炭素化)、社会構造の変化(長寿化による就労年齢上限の上昇、少子化による若年労働層の減少、雇用の不安定化)のなか、生涯にわたる継続的スキル養成の必要性が高まっている。日本では企業がスキル養成の中心的役割を担ってきたが、日本雇用の慣行の変化とともに企業の役割が弱まり、不安定就労層のスキル養成は自己責任に委ねられている。
他方、公的(継続的)職業教育は主として失業者・無職者を対象としてきたため、不安定就労者のスキル向上への要請に対応できていない。将来性のある産業分野に限らず、スキル向上の機会に恵まれないものも含む就労者全体を視野に入れた長期的なスキル向上を図ることが必要であり、そのための長期的な広い視野に立った公的枠組みによる継続的スキル養成を構想することが求められている。
これを検討する際、失業者に限らず、就労者へのスキル向上の積極的支援を明確に打ち出している近年のドイツにおける継続的職業教育の取り組みが非常に参考になると考えられる。
こうした背景から、今回のフォーラムではドイツの事例を参考に、日本の公的な継続的職業教育の課題と今後の展望を考える機会とする。概要は下記の通り。
◆第33回獨協インターナショナル・フォーラム
【日 程】2022年11月19日(土)10:00〜17:30
【開催方法】対面(定員100名・定員を超えた場合は抽選)、オンライン配信(Zoom、定員500名・先着順)
【会 場】獨協大学創立50周年記念館(西棟)104教室
【共 催】獨協大学国際交流センター・獨協大学外国語学部ドイツ語学科
【後 援】ドイツ大使館、埼玉県、草加市、獨協大学同窓会
【協 賛】株式会社サイマル・インターナショナル
【使用言語】日本語・ドイツ語(同時通訳)
【参加申込】事前予約制(参加無料)
【当日のプログラム】 https://www.dokkyo.ac.jp/international/i_forum_2022_6p.pdf
▼本件に関する問い合わせ先
獨協大学国際交流センター
行川(なめかわ)、田中
住所:埼玉県草加市学園町1-1
TEL:048-946-1918
メール:a-kokuse@stf.dokkyo.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/