プレスリリース
【追手門学院大学】マーケティングとクラファンで熊本県の企業とコラボ、焼きドーナツの商品化を目指す -- 追大生×肥後銀行×旅館×食品会社で水俣市の交流人口拡大
追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)経営学部・朴修賢教授のゼミでマーケティングを学んでいる学生らが、熊本県の旅館「湯の児 海と夕やけ」(熊本県水俣市)ならびに食品会社「五木屋本舗」(熊本県五木村)と連携した取り組みの一環として焼きドーナツを開発し、クラウドファンディングによる商品化を目指している。この取り組みは同市の交流人口拡大および地域活性化を目的としたもので、10月21日(金)には肥後銀行大阪支店で進捗報告会を行う予定。クラウドファンディングの期限は2022年12月31日(土)まで。
【ポイント】
○マーケティングを学ぶ経営学部の学生による熊本県水俣市の活性化の取り組み
○旅館と食品会社をつなぎ地元ならではの焼きドーナツを開発
○クラウドファンディングで支援を募り、商品化を含めた事業化まで進める
この取り組みは、マーケティング論を専門とする朴教授のゼミの3年生19人が、マーケティングの思考と実践の一環として、昨年6月から行っているもの。クラウドファンディングによる商品開発で、熊本県水俣地域の活性化を目指す。
朴教授が熊本を地盤とする肥後銀行(熊本市中央区)と交流があり、水俣市を舞台としたアメリカ制作の映画『MINAMATA-ミナマタ-』(2021年 アンドリュー・レヴィタス監督)の上映時期が重なったことから、同市の交流人口拡大をテーマにオンライン会議と現地調査を重ねて企画を進めてきた。
その中で、不知火海(八代海)に沈む夕日を名物にしている旅館「湯の児 海と夕やけ」に地元ならではの土産物がないことや、特産の豆腐を生産している食品会社「五木屋本舗」が販路拡大を模索していることなどを知り、豆腐を材料にした焼きドーナツの商品化に取り組んだ。
このほど試作品が完成し、肥後銀行の関連会社である株式会社グローカル・クラウドファンディング(熊本市中央区)のサイトを活用して、70万円を目標に支援を呼びかけ商品化を目指している。
返礼品にドーナツと旅館の利用券をあてることで水俣市来訪のきっかけづくりをするほか、旅館にはドーナツが土産物として並び、食品会社は新たに旅館という販売先を確保する構想となる。
クラウドファンディングは今年12月末まで受け付けており、10月21日(金)には大阪市内にある肥後銀行大阪支店において、3年生3人と朴修賢教授が関係者に進捗状況を報告する。また、11月18日(金)にも、追手門学院大学安威キャンパスにおいて、学内関係者に成果発表を行う予定。
学生代表の一人、経営学部3年の原遼汰さんは「私たちが目で確かめた水俣市には、美しく穏やかな夕日が漂う絶景がありました。水俣市を公害のイメージに留めることなく、新たな魅力がある地域として全国へ印象づけたい」と、意気込みを話している。
■クラウドファンディング
「熊本県水俣市地域活性化プロジェクト 〜大阪の大学生が水俣の魅力を全国へ〜」
https://www.glocal-cf.com/project/otemon-doughnut
【目標金額】700,000円
【期間】2022年12月31日(土)まで
▼本件に関する問い合わせ先
追手門学院 広報課
谷ノ内・仲西
住所:〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15
TEL:072-641-9590
メール:koho@otemon.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/