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古河電気工業株式会社

「らくらくアルミケーブル(R)」と「ハイブリッドCVT」が戸田建設の成田工場に採用

(Digital PR Platform) 2022年10月11日(火)10時01分配信 Digital PR Platform

〜作業員4割減・作業時間3分の2で延線工事の大幅な省力化・効率化を実現〜

● 戸田建設の成田工場の建替工事に「らくらくアルミケーブル(R)」と「ハイブリッドCVT」が採用
● 同工場の低圧幹線として採用され、延線工事の大幅な作業効率改善に貢献
● 今後、「らくらくアルミケーブル(R)」の売上高を2025年度までに25億円に拡大を目指す

 古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2-6-4、代表取締役社長:小林敬一)と古河電工産業電線株式会社(本社:東京都荒川区東日暮里6-48-10、代表取締役社長:小塚崇光)が開発・製造し、SFCC株式会社(本社:神奈川県川崎市川崎区日進町1-14、代表取締役社長:川瀬幸雄)が販売する高機能型低圧アルミ導体CVケーブル「らくらくアルミケーブル(R)」(注1)と「ハイブリッドCVT」が、戸田建設株式会社の成田工場の建替工事において低圧幹線として採用されました。

■背景
 ケーブル導体にアルミニウムを採用したらくらくアルミケーブル(R)は、一般的な銅導体ケーブルと比較して30%〜50%軽量で使い勝手がよく、延線作業の効率化を実現できることから、これまで350件を超える建設現場で採用されています。
 ハイブリッドCVTは、工場から出荷する際にあらかじめらくらくアルミケーブル(R)と銅導体ケーブルを接続しており、らくらくアルミケーブル(R)の軽さと柔らかさはそのままに、機器への接続作業は銅導体ケーブルと同様に行うことを可能としたハイブリッド型のケーブルです。盤がアルミ導体に対応できず、銅導体をつなぎ込まなければならない場面などで広く採用されています。

■内容
 今回、らくらくアルミケーブル(R)は工場の低圧幹線として、ハイブリッドCVTはらくらくアルミケーブル(R)に対応できるスペースを確保できない盤につながる幹線に採用されました。戸田建設株式会社は、建物の構造体や部材のPCa(プレキャストコンクリート、注2)化を推進すべく成田工場の再整備を進めています。戸田建設株式会社と電気工事を担う株式会社四電工は、コロナ禍でこれまでのような工程を組むことができない中で作業を効率的に進めるために、らくらくアルミケーブル(R)とハイブリッドCVTの採用を決定しました。
 四電工のご担当者様によると、らくらくアルミケーブル(R)150mm2やハイブリッドCVT150mm2(主線:アルミ導体150mm2、補線:銅導体100mm2)を地上約14mに引き上げてからラック上を渡し、電気室までの約90mを延線した際、1本あたりの作業時間は作業員6名で約30分で済みました。これを従来のCu-CVTケーブル100mm2で延線した場合には作業員10名で45分程度かかるため、らくらくアルミケーブル(R)やハイブリッドCVTの採用により、1本あたりの延線に必要な作業員は銅導体ケーブルと比べて4割減、作業時間は3分の2に短縮できることが確認されました。

<四電工ご担当者様の声>
「銅導体ケーブルの延線と比べて疲れ方が違うので、段取りを含めて、Cu-CVTケーブルなら1日3本が限界だが、らくらくアルミケーブルやハイブリッドCVTなら1日6〜7本は延線できた」
「ケーブルが軽く、取り回しが楽なので、作業が効率良く進み、遅れ気味の工期を取り戻しつつある」
「ケーブルが軽くて柔らかいので、高所に引き上げる作業も非常に楽で、作業員の負荷を軽減できた」
「ドラムの運搬と切り返しが非常に楽。延線作業も含め、安全に進めることができた」
「ケーブルの延線は、ウィンチを使わずとも全て人手で作業できた」

【納入内容】
<内訳>
・AL-CVTケーブル:38〜250mm2(6サイズ)合計約6800m 低圧幹線74回線分
・ハイブリッドCVT:アルミ主線38〜325mm2(7サイズ)合計約5200m(注3) 低圧幹線38回線分



[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/63850/300_400_20221007124147633f9ffb7a7ce.jpg


ケーブル繰り出し




[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/63850/300_400_20221007124157633fa0056e334.jpg


ケーブル吊り上げ




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ハイブリッドCVT 直線モールド部

らくらくアルミケーブル(R)は、これからも建設現場の省力化、省人化、効率化に貢献していきます。
今後、らくらくアルミケーブル(R)の売上高を2025年度までに25億円に拡大する計画です。

■納入案件概要
・件名:戸田建設株式会社 成田工場建替計画
・所在地:千葉県成田市新泉23
・施工:戸田建設株式会社、京成建設株式会社
・電気工事:株式会社四電工
・構造:鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)
・階数:地上2階(高さ21m)
・建築面積:10,638 m2 
・延床面積:11,463 m2



[画像4]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/63850/350_225_20221007124224633fa02041082.jpg


戸田建設 成田工場

(注1)2020年4月より、「らくらくアルミケーブル(R)」は、昭和電線ホールディングス株式会社と古河電気工業株式会社の共同出資によるSFCC株式会社の統合ブランド(SWCC・FURUKAWA)となりました。
(注2)規格化された壁などを構成するコンクリート部材を事前に工場で生産し現地で組み立てること。
(注3)主線であるアルミ導体ケーブルの端部に設けた銅導体ケーブルの長さを含む。今回は、片端のみハイブリッド構造とした。

■「らくらくアルミケーブル(R)」の特長
らくらくアルミケーブル(R)とは、導体にアルミニウム、絶縁被覆に柔軟性架橋ポリエチレンを採用した高機能型低圧CVケーブルです。「かるい」「かんたん」「柔らかい」に加えて、「識別容易」「安定価格」といった特長があります。端末処理を安心して行っていただけるよう、専用圧縮・圧着端子、端子台、端末処理の専用工具をご用意し、らくらくアルミケーブルシステム(R)としてケーブルからつなぎ込みまでを一貫したシステムとしてお客様に提案しています。



[画像5]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/63850/300_124_20221007124235633fa02bbbfc8.PNG





[画像6]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/63850/300_193_20221007131724633fa85462695.PNG




らくらくアルミケーブルシステム(R)

F-ALcon(R):Aluminum Conductorと
施工上のわずらわしさ、困りごとから解放される
Freeを組み合わせた造語

詳細はこちら
「らくらくアルミケーブルシステム(R)」専用サイト
https://www.rakuraku-alumi.com/


『F-ALCON』『らくらくアルミケーブル』『らくらくアルミケーブルシステム』は日本における古河電気工業株式会社の登録商標です。

■ハイブリッドCVT

ハイブリッドCVTは、らくらくアルミケーブル(R)の端部に工場にて銅導体ケーブルを設けることで、らくらくアルミケーブル(R)の軽さ、柔らかさはそのままに、接続作業はこれまで通りに行うことを可能にしたハイブリッド型のケーブルです。アルミ導体ケーブルは、通電容量を銅導体ケーブルと合わせる場合、1〜2サイズ大きなサイズを選ぶ必要があり、盤もそれに合わせてスペースが必要になります。ハイブリッドCVTは、盤がアルミ導体ケーブルを受け入れるスペースが不足し、銅導体ケーブルでつなぎ込まなければならない場面などで広く採用されています。
ハイブリッドCVTは、現場の状況に合わせ、らくらくアルミケーブル(R)の両端、もしくは片端のみハイブリッド構造とすることも可能です。



[画像7]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/63850/400_293_20221007131732633fa85c86503.jpg




ハイブリッドCVT


■製品に関するお問い合わせ
SFCC株式会社
アルミ拡販チーム
TEL:044-223-0585

■お問い合わせ先
古河電気工業
https://www.furukawa.co.jp/srm/form/index.php?id=news



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