プレスリリース

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アルプスアルパイン株式会社

車載モータ向け高精度高出力磁気角度検知センサ量産開始

(Digital PR Platform) 2022年09月26日(月)10時00分配信 Digital PR Platform

磁気センサのラインナップを拡充

アルプスアルパイン株式会社(TOKYO:6770、代表取締役社長:栗山 年弘、本社:東京、以下「アルプスアルパイン」)は、ステアリング角度検知、Eシフタでの車載実績をもとに、今後の自動車の電動化にも対応していく為、新たに2製品の磁気センサのラインナップを追加いたしました。

 自動車走行系のシステムは、運転支援や自律運転化に向けて冗長設計が求められてきております。従来はセンサを複数使うことで故障が発生しても安全に機能する冗長設計を行う事が一般的でしたが、近年システムの小型化により部品点数を減らす要望が増えてきており、1製品で2系統の信号出力が得られる角度センサへの需要が高まっております。本磁気センサはアンプを内蔵し小型化、シングルエンドで3Vppの高出力を実現する事により、冗長設計の要求に応えるものとしました。更にDual-Die*¹品では、完全冗長設計の要求に対して1製品で対応可能です。本磁気センサは、車載用モータへの使用を想定し150℃高温環境対応性能と、独自の薄膜技術による強磁場耐性 120mT を兼ね備える事により、外乱磁場に強い環境を作る事が出来ます。

本磁気センサは車載モータへの採用を想定し量産しており、2030年には1500万個の売り上げを見込んでおります。
また、今後弊社ではさらに小型化、ローコスト化、外乱磁場耐性のある磁気センサ開発を進めてまいります。

アルプスアルパインではスマートフォンなどの民生品から車載まで幅広い用途に向けたセンサの開発・製造をおこなっております。今後もお客様や市場のニーズを捉えた最適な製品開発に尽力し、事業を通して社会への貢献を目指していきます。

製品画像
HGARPS001A        HGARPS011A



[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1751/63218/150_111_20220922095445632bb2553cec4.png
[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/1751/63218/150_114_20220922095447632bb257f2a57.png




主な特徴
HGARPS001A(Dual-Die*¹)
・内蔵アンプにより高出力化 (シングルエンド3Vpp@VDD=5V)
・アナログ4出力 (+sin, +cos, -sin, -cos) x2系統
・車載向けの温度動作可能範囲−40〜+150℃対応
・信頼性試験AEC-Q100準拠
HGARPS011A(Single-Die)
・2信号出力と内蔵Ampにより高出力化 (シングルエンド3Vpp@VDD=5V)
・アナログ4出力 (+sin, +cos, -sin, -cos)
・車載向けの温度動作可能範囲−40〜+150℃対応
・信頼性試験AEC-Q100準拠

主な用途
・電気パワーステアリングシステムモータ
・主機モータ

【計画】


[画像3]https://user.pr-automation.jp/simg/1751/63218/500_107_20220922111209632bc479abfee.png


【主な仕様】


[画像4]https://user.pr-automation.jp/simg/1751/63218/500_126_20220922111203632bc4734f935.png


※本製品の製品情報ページ
1) https://tech.alpsalpine.com/j/products/category/sensor/sub/01/series/hgar/

*¹Dual-Die:半導体のパッケージ内にセンサチップを2つ使用しているもののことを示す。これに対しセンサチップ1つのものをSingle-Dieという。





本件に関するお問合わせ先
アルプスアルパイン株式会社
コーポレートコミュニケーション部 PR課
〒145-8501 東京都大田区雪谷大塚町1-7
alpsalpine-pr@alpsalpine.com

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