プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4
  • 記事画像5

ボッシュ株式会社

ボッシュ、栃木工場でiBoosterの生産を開始

(Digital PR Platform) 2022年09月20日(火)18時36分配信 Digital PR Platform

自動車の電動化・自動化を支える電動ブレーキブースター


小型車向けの派生製品「iBooster compact」も栃木工場にて生産開始
世界で生産するiBoosterの約60%を日本の自動車メーカーに納入予定
ロバート・ボッシュGmbHシャシーシステム コントロール事業部製造担当役員 
ウルリヒ・シュミット:「日本での生産開始は日本市場への強いコミットメントの表れ」
生産開始にあわせ、栃木工場にて記念式典を実施





[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/2168/63100/400_400_2022092015565763296439be0a8.png



東京 — グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーであるボッシュの日本法人、ボッシュ株式会社(東京都渋谷区)は2022年9月20日、栃木工場において電動ブレーキブースター「iBooster」の生産を開始しました。同工場では、日本の自動車メーカーの小型車への要望に対応した派生製品「iBooster compact」の生産も、同時に開始しています。

電動化および自動化の進展に伴い、ハイブリッドおよび電気自動車などの低負圧・無負圧に対応し、優れたエネルギー回生と快適なブレーキ制御を担う電動ブレーキブースターへの需要が高まりを見せています。ボッシュはiBoosterの世界生産台数を、現在の年間800万台から2026年には1,100万台まで拡大し、そのうち約6割を日本の自動車メーカー向けに納入する予定です。このような背景から、ボッシュではiBoosterの最大の顧客である日本の自動車メーカーからの要望に迅速かつ柔軟に対応することができるよう、iBoosterを栃木工場で製造することを決定しました。iBoosterは、負圧を必要とせず、ペダルフィーリングのカスタマイズ、衝突被害軽減ブレーキの性能向上、優れた回生効率、そして自動運転下における冗長性など、高性能なブレーキ性能を実現する新しい電動ブレーキブースターです。なお、ボッシュは今回の生産開始に対して、製造設備費として30億円を投じています。

ロバート・ボッシュGmbHのシャシーシステム コントロール事業部にて製造担当役員を務めるウルリヒ・シュミットは、日本におけるiBooster生産開始に対して次のように述べています。「ボッシュでは、世界自動車生産台数のうち約30%の生産を担う日本の自動車メーカーおよび日本市場を、非常に重要視しています。日本の自動車メーカーから需要が高いiBoosterの生産を日本で開始することは、ボッシュの日本市場に対する強いコミットメントの表れです」

栃木工場は1990年の設立以来、四輪向け横滑り防止装置(ESC)や四輪、二輪向けアンチロックブレーキシステム(ABS)など、ブレーキ関連製品の製造で長きにわたる実績を有しています。また、iBoosterの製造には、ドイツと同様の最先端の自動化技術を導入することで、生産性ならびに品質の向上を図ります。

iBooster生産開始の記念式典を実施
ボッシュは同日、iBoosterの生産開始を記念して、栃木工場で式典を実施しました。式典では、ウルリヒ・シュミットをはじめ、ボッシュ株式会社代表取締役社長クラウス・メーダー、専務執行役員シャシーシステム コントロール事業部長の松村 宗夫が登壇。約80名の従業員が出席し、iBoosterの生産開始を祝うスピーチや鏡開きが行われました。

[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/2168/63100/300_200_202209201756116329802beeaef.jpg
[画像3]https://user.pr-automation.jp/simg/2168/63100/350_197_20220920181636632984f4a203f.jpg

松村はiBoosterの生産開始に伴い、次のように語っています。「次世代の主力製品となるiBoosterを日本で製造できることを、大変誇りに思います。日本に製造拠点を構えることで、お客様との技術的なコミュニケーションもこれまで以上に密なものとなり、よりご要望に即した製品の開発が可能となります。従業員一丸となって、日本の自動車産業の発展に貢献してまいります」


ボッシュでは2013年に他社に先駆けて電動ブレーキブースターの第1世代を市場投入しました。2022年末までの世界累計出荷台数は2,200万台となる見込みで、20以上の自動車メーカーに採用されています。


[画像4]https://user.pr-automation.jp/simg/2168/63100/200_133_202209201557036329643fcdb87.jpg
[画像5]https://user.pr-automation.jp/simg/2168/63100/200_133_2022092015572063296450c58ae.jpg
[画像6]https://user.pr-automation.jp/simg/2168/63100/200_133_2022092015570863296444ee0dc.jpg

[画像7]https://user.pr-automation.jp/simg/2168/63100/200_133_202209201557116329644722ec7.jpg
[画像8]https://user.pr-automation.jp/simg/2168/63100/200_133_20220920155704632964409f06d.jpg


【栃木工場 概要】
所在地: 栃木県那須塩原市北赤田1588-1
操業開始: 1990年4月
主要生産品:iBooster、横滑り防止装置(ESC)、四輪、二輪向けアンチロックブレーキ
システム(ABS)、センサー
従業員数: 517名(2022年7月1日現在)




本件に関するお問合わせ先
ボッシュ株式会社
担当:古市、浄土寺
電話:03-5485-3393

関連リンク
ボッシュHP
https://corporate.bosch.co.jp/

このページの先頭へ戻る