プレスリリース
データ活用基盤の強化により、データドリブン経営をさらに加速
アナリティクスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:シュクリ・ダバギ、以下 SAS)は、コスモエネルギーホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:桐山 浩、以下 コスモエネルギーホールディングス)がDX戦略の更なる推進に向けて、クラウドネイティブなAIプラットフォーム「SAS® Viya® on SAS Cloud」を採用したことを発表します。これにより、同社のビジネスモデル変革を支える「デジタルケイパビリティの向上」の一環として、データサイエンス関連プロジェクトの促進が加速されることとなります。
社会からの要請として脱化石燃料が求められ、再生可能エネルギーの利用拡大期待が高まるなど、エネルギー市場環境は大きな変化を迎えています。コスモエネルギーホールディングスでは、従来の化石燃料に依存した事業モデルからの脱却と再生可能エネルギーに根差したビジネスへの転換、およびデジタル化を通じた顧客体験・価値向上の実現を目指しています。経営を支えるDX戦略の推進においては、パートナリングを通じてデジタルナレッジを蓄積し、より強固なデータ活用基盤を構築する「デジタルケイパビリティの向上」と、DX人材の育成や多様性のある組織の構築を通じて革新と伝統を両立させた企業文化を醸成する「チェンジマネジメントの推進」に取り組んでいます。
この度、コスモエネルギーホールディングスにSAS Viya on SAS Cloudが導入されたことにより、同社のデータドリブン経営を支えるデータ分析基盤が整備され、オペレーションの迅速化と高度化による顧客体験の向上が見込まれます。導入に当たっては、エネルギー業界におけるSASの長年の知見の活用および、SASとコスモエネルギーホールディングス双方の協力体制により、契約締結からわずか1か月半でシステムの実装が完了しており、今後はデータ分析の運用ルールやデータガバナンスルールの策定を進めながら、更なる分析基盤の拡張が予定されています。
また、「データ分析の民主化」を掲げるSASは、DX人材育成に関しても支援します。SAS Viya on SAS Cloudを各業務部門に展開するにあたり、データ分析リテラシーの有無に関わらず、全ての社員が等しくデータを活用し、成果を享受できる環境を構築するべく、各種階層に向けた研修の提供やプロジェクトの自走支援、人材交流のためのコミュニティ形成など、システム導入から派生する関連業務まで幅広く支援する点も評価されています。今後はバリューチェーンにおける関係部門への基盤展開も検討されています。
コスモエネルギーホールディングス常務執行役員CDO(Chief Digital Officer) ルゾンカ典子氏は、次のように述べています。「当社では、DX実現に向けて自社の強みを活かしながら、スピード感のあるデータ活用基盤構築を進め、DX人材育成を進めています。この度のSAS Viya on SAS Cloud導入は、SAS社サービスの強みであるデータガバナンスを保ちつつ、完成度の高い豊富な機能を活用しながら、コスモのデジタルケイパビリティの醸成に大きく貢献し、強固なDXを推進していくことができると確信しております」
SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。