プレスリリース
株式会社MTKがFC運営に苦しむ加盟店を代表して、実情を世論に問うために株式会社乃が美ホールディングスを損害賠償請求1円で提訴いたしました
MTKは乃が美に対し、情報提供義務違反・説明義務違反及び契約締結後の経営指導義務違反を理由に、損害賠償金1円にて提訴。MTKは乃が美ホールディングスとクレアシオン・キャピタルによるFC経営実態を世論に問う
2019年に乃が美とFC契約を締結しましたが、三方よしで100年企業を目指すと謳う経営理念とは真逆の経営を貫く乃が美。2021年よりMTKは乃が美に対し経営内容について議論を求めてきましたが、乃が美は直営店の業績など企業情報の開示を頑なに拒否し続け、ついに2022年7月11日経営理念相違の溝が埋まらず、開業から約2年間1度も利益を出すことなく、MTKはFC契約を解除しました。
乃が美の契約時による情報提供義務違反・説明義務違反及び契約締結後の経営指導義務違反を理由にMTKからFC解除を通知しましたが、乃が美はそれも認めず契約書の法的効力を主張。
その後MTKは独自路線での事業継続を模索するも、乃が美が裁判において法的な強制力を行使したことにより、残念ながら2022年9月末に全8店舗閉鎖に追い込まれました。
高級生食パン専門店乃が美のFC事業による事業損失は、企業の業績として甘んじて受け入れるものの、乃が美のようなFC事業史上稀に見る加盟店を無視した経営は、未だに多くの加盟店オーナーが借金をしてロイヤリティを支払うという理解しがたい現実を生み出し続けています。
乃が美とクレアシオン・キャピタルは最後までMTKとの協議に応じず、MTKは大阪地方裁判所の下、企業と企業により締結した契約内容の遵守という観点から、法的効力の力にねじ伏せられましたが、従業員の人生を背負い、経営理念を掲げて、社会の中で事業を営む経営者として、乃が美及びクレアシオン・キャピタルの実態までこのままねじ伏せられては、残された多くの加盟店に関わる従業員の皆様までもが近い将来、我々と同じ道を辿らなければならないという現実を踏まえ、この度提訴という形で世の中の皆様にご判断いただきたいという思いで、大阪地方裁判所に訴状を提出いたしました。
今後は裁判を通じて、乃が美とクレアシオン・キャピタルによるFC事業運営実態のできる限りを表に出し、事実として記録に残し、今後の日本のより良いFC事業発展のために役立てていきたいと考えています。
大阪地方裁判所第24民事部 損害賠償請求事件 訴訟物の価額1円
令和4年8月11日提訴
令和4年8月14日大阪地方裁判所受理
まもなく第一回の期日が決まります。
MTKは事業撤退の結論として、この裁判を通してできる限りの事実を明らかにして参ります。
また、残された多くの加盟店オーナー、加盟店従業員の皆様にとって少しでも状況が改善する力になれればと願っております。
株式会社MTK 代表取締役 横川 毅
本件に関するお問合わせ先
株式会社MTK 代表取締役 横川 毅 090-8345-3890 t.yokokawa@willplanning.jp