プレスリリース

第一位は旬なタレント起用が光るあの住宅メーカーのCM！



ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビの「視られている量」を測るTVISION INSIGHTS株式会社（所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下TVISION)は、 テレビCM出稿量が中規模程度の企業に絞り、2022年上半期の中で視聴者を惹きつけたテレビCMクリエイティブのランキング「【2022年上半期: 中規模出稿企業編】CMクリエイティブランキングTOP30」を公開しました。

先日公開した「2022年上半期CMクリエイティブランキングTOP30」
（https://telescope.tvisioninsights.co.jp/collection-tips/various-ranking/tvad/11662/
）
では、全CMクリエイティブを対象にランキングを作成しましたが、ランクインしたCMの多くは、CM出稿量が多い大規模出稿企業（2022年上半期の出稿量が2500GRP*以上の企業）によって制作されていたものがほとんどを占めていました。(前回ランキングTOP30CMのうち、26CMが大規模出稿企業によるもの）

大規模出稿企業のほうが、媒体費や制作費などテレビCMにかける予算が大きく、メディア等にも取り上げられ、話題になりやすい傾向があります。そこで、今回は中規模出稿企業（2022年上半期の出稿量が2500GRP未満の企業）が制作したCMクリエイティブによるランキングTOP30を作成しました。

本ランキングに使われている「クリエイティブスコア（Cスコア）」は、クリエイティブを注視で評価するためのTVISION独自の指標です。Cスコアは、放送された枠の影響を取り除き、個々のクリエイティブが持つ注視を獲得するパワーを評価するために活用されています。

50位までのランキングはこちらで公開しております。
（https://telescope.tvisioninsights.co.jp/collection-tips/whitepaper/12510/)

*GRP：当社計測による数値。特定の期間中に放送されたテレビCMの「世帯視聴率」の合計を指す。



CMクリエイティブランキング

出稿量が2500GRP未満の企業が制作したCMで、2022年1月3日〜7月3日（2022年上半期）の期間に、関東で初回放送された15秒・30秒素材を対象とし、コア視聴層（男女13~49歳）がよく見たCMクリエイティブランキングを作成いたしました。(出稿量が多くなると徐々に見られなくなる「注視の摩耗」の影響を取り除くため、Cスコア算出時点のGRPは500GRP時点にそろえています）




[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1218/62270/700_1021_202208251237416306ee8577780.png






[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/1218/62270/600_337_202208251108246306d9988e344.png

出典：住宅情報館

1位は、住宅情報館の『住宅情報館「ののか店長 いっこだけ」篇』。住宅情報館の店内を舞台に、店員に扮する橋本環奈さんと店長に扮する村方乃々佳さんが出演しています。村方さんは、2歳5カ月で『第35回童謡こどもの歌コンクールグランプリ大会 こども部門』で銀賞を受賞し話題となり、複数のCMに出演されています。

2位は、GM corporation『デンキバリブラシ2.0+ボディ「ときほぐせ、全身。」篇』。3位は、ピザーラの『バターチキンカレーのよくばりクォーター「ぬけがけ」篇』となりました。また、TOP30のCMの秒数(長さ)に注目すると、15秒CMは22本に対して30秒CMが8本と、15秒CMが多くランクインする結果となりました。
　　
ランクインをしたCMの傾向を商品カテゴリで見ると、ゲームに関するCMが5本ランクインしています。ゲームアプリやゲームソフトの内容を紹介するCMが多い一方で、14位のバンダイナムコホールディングスの『「Fun for All into the Future」篇』では、日常と、実物大のガンタムやCGキャラクターが交差する世界観を表現した企業CMでした。
　　
また、外食・内食に関するCMが4本、食品に関するCMが3本ランクインしています。CMの内容で共通する傾向としては、タレントや女優を起用し、イメージと違うセリフなどを組み合わせた印象的なCMや、商品のアップでおいしさを伝えるような要素が入ったCMが多く見られました。
　　
ランクインした商品カテゴリは、大規模出稿企業のCMを含むこちらのランキング
（https://telescope.tvisioninsights.co.jp/collection-tips/various-ranking/tvad/11662/
）と似た傾向にあります。全体を通して、ゲームや食品に関するCMがよく見られていたと言えます。


クリエイティブスコア（Cスコア）について




[画像3]https://user.pr-automation.jp/simg/1218/62270/550_201_2022080818515662f0dcbc9c0c1.png




CスコアはCMクリエイティブを評価する指標です。例えば、Cスコアが150のクリエイティブAと100のクリエイティブBがあったとき、放送された番組の影響を除くと、クリエイティブAはクリエイティブBの1.5倍注視されたと評価できます。


♦50位までのリストはこちらからご確認いただけます。
https://telescope.tvisioninsights.co.jp/collection-tips/whitepaper/12510/

♦毎秒分析でよく視られたCMを分析した例はこちらからご確認いただけます。
https://telescope.tvisioninsights.co.jp/collection-tips/whitepaper/10507/

1秒ごとのCM分析は弊社セールスまでお問合せ下さい



【TVISION INSIGHTS株式会社について】
TVISION INSIGHTS株式会社は人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭のテレビに、TVISIONが独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。
「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というTVISION独自の注視データを広告主・広告会社・放送局など国内累計160社以上のクライアントにご活用いただいています。現在、国内では関東エリアの2,000世帯・関西エリア600世帯、地上波/MX/BSの全番組の視聴データ、ならびにコネクティッドTVの注視データを提供しています。


本件に関するお問合わせ先
TVISION INSIGHTS株式会社　広報担当　佐野、峯島
東京都千代田区大手町1丁目6番1号大手町ビル6階
E-mail　info@tvisioninsights.com
Tel(担当直通)　050-5468-2785

関連リンク
Telescope
https://telescope.tvisioninsights.co.jp/
リリース掲載
https://telescope.tvisioninsights.co.jp/collection-tips/analysis-result/12518/
50位までのランキング
https://telescope.tvisioninsights.co.jp/collection-tips/whitepaper/12510/
大規模出稿企業のCMを含むランキング
https://telescope.tvisioninsights.co.jp/collection-tips/various-ranking/tvad/11662/
毎秒分析でよく視られたCM
https://telescope.tvisioninsights.co.jp/collection-tips/whitepaper/10507/