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エコラボ合同会社

【コラム】企業、気候変動目標、そしてより持続可能な未来へ

(Digital PR Platform) 2022年08月22日(月)13時00分配信 Digital PR Platform

エコラボは、”Say-Do Gap"を解消するため、企業の気候に関する詳細な情報開示をサポート

※本資料は、エコラボ米国本社が2022年8月9日(現地時間)に発表したエコラボ会長兼CEOのChristophe Beckによる記事を翻訳したものです。英語原文と翻訳の内容・解釈が異なる場合には原文が優先します。



[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1673/62160/500_282_202208221124206302e8d40c2cd.png


世界的に気温が上昇し続け、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のような主導的機関が、気候変動対策は「今しかない」と主張する中、世界中の企業は今日の選択が私たちの共有する未来に永続的な影響を与えることを知っています。
地球の気温上昇がもたらす最も壊滅的な影響を抑制するため、2019年、国連は温室効果ガスの排出量を年間7.6%削減することを求めました。現在、私たちは気温と温室効果ガス排出量が誤った方向に推移していることを確認しています。大胆な気候変動へのコミットメントにもかかわらず、国際エネルギー機関(IEA)は昨年、世界のエネルギー関連炭素がパンデミックの影響を受けた2020年に対して6%という記録的な上昇を報告しました。
産業界は気候変動やネットゼロへの詳細なコミットメントに対して前進しているものの、消費者、従業員、投資家は変化のスピードに懐疑的な見方を示しています。”Say-Do Gap"(言うこととやることのギャップ)が話題に上るようになり、企業は成果を出さなければ最も重要なコミュニティから厳しい質問を受けることになると理解しています。
サステナビリティを重視する世界中のリーダーたちと話をすると、多くの人は米国証券取引委員会(SEC)が提唱しているような、より一貫した排出量の開示を模索していることがわかります。これが、エコラボがSECの気候変動規則案のような開示の枠組みの必要性を支持する主な理由です。今回の提案は定義や時期などについて異議もありますが 、より詳細な報告によって、より高い透明性、具体的な行動計画、そして地球にとってポジティブな結果をもたらすことができると思います。気候に関する開示について長い間必要とされてきた議論に建設的に取り組む機会として、企業はこの規則を歓迎すべきであると考えます。
エコラボは2008年から気候に対する影響を公表しており、現在の報告はSECの提案する要件とほぼ一致しています。これは、正しいことに焦点を当て、測定しようとする私たちの願いの直接的な結果であり、私たちはお客さまの同様の取り組みを支援する準備が整っています。最新のコーポレート・サステナビリティ・レポートでは、2021年の目標を達成または上回り、野心的な2030年インパクトゴールの達成に向けて順調に進んでいることを説明しています。また、企業がサステナビリティで妥協することなく、高い財務パフォーマンスを実現できることを示しています。
気候変動に立ち向かうための有意義な取り組みには、企業が特に重要な資源である水に取り組むことが必要です。2012年、国連は意図的な変化がなければ、水の需要と供給のギャップは2030年までに40%に達すると警告しました。しかし、世界資源研究所は水の安全保障に向けた広範な取り組みにもかかわらず、現在その差は56%とさらに広がると予測しています。私たちは、世界の水の使用、貯蔵、流通が世界の温室効果ガスの10%を占めていること、また150の企業が世界の淡水使用の3分の1に直接の影響を与える可能性があることを把握しています。だからこそ、産業界がコミットメントを具体的な行動と結果に結び付けることが、これまで以上に重要なのです。
昨年、当社はお客さまと協力し、7億3,400万人分の飲料水に相当する2,150億ガロンの節水と、360万トンの温室効果ガス排出の抑制に貢献しました。これらの成果は、いわゆる「グリーン・プレミアム」を回避し、正味のコストを追加することなく達成されました。これらの企業は、より効率的に事業を行い、水とエネルギーの使用量を削減し、成長を加速させるために、実績のある具体的なソリューションを活用しました。より広範な業界の協力、情報の共有、説明責任のための新しいメカニズムを通じて、これらの結果はより持続可能な未来の発展に貢献することでしょう。
もし私たちが気候変動に真剣に取り組むのであれば、産業界、投資家、消費者は、自分たちがどのような立場にあるのかを知る必要があります。アカウンタビリティを高めることが、企業がサステナビリティとビジネスの目標を達成するために必要なインセンティブと勢いを生み出すと信じています。そして、もし本当に今しかないのであれば、信頼を築き、行動計画を伝え、”Say-Do Gap"を埋める具体的な成果を奨励する施策を支持するよう、私たちは企業に呼びかけます。今こそ、共同行動を起こす時です。手遅れになる前に。

(本資料の英語原文:“Now or Never: Companies, climate goals and advancing a more sustainable future” https://www.ecolab.com/articles/2022/08/now-or-never-companies-climate-goals-and-advancing-a-more-sustainable-future




エコラボについて
エコラボは、水、衛生、感染防止のソリューションとサービスのグローバルリーダーです。300万カ所に及ぶお客さまの現場で信頼されるパートナーとして、人々と地球、ビジネスの健全性を守る取り組みを支援します。世界170カ国以上の食品、ヘルスケア、ホスピタリティ、産業分野のお客さまに、科学に基づくソリューション、データ活用によるインサイト、世界レベルのサービスの提供を通じて、食品安全の促進、清潔で安全な環境の維持、水・エネルギー使用の最適化、オペレーション効率とサステナビリティの向上を実現します。年間の売上高は130億ドル、従業員数は約47,000人です。詳しくは www.ecolab.com をご覧ください。

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